僕は今とても幸せです。
毎日の奇跡を感じます。
サムエルウルマンの詩に「青春とは年齢を言うのではない。心の様相を言うのだ」
というのがあります。僕はこの詩に24歳の時に出逢いました。
この詩が僕の力になりました。僕の心の支えになり、僕を見守ってくれていたように思います。
54歳。まだまだ青春です。
出逢いと別れの奇跡に感謝し、自然の恵みと驚きに感激し、
人の温もりに感謝する事ができます。
全てが九頭竜川のように流れているのだな。と思います。
その流れの先は日本海に辿り着きそして昇華されるのでしょうね。
今日の九頭竜川は緩やかです。
僕は毎日、九頭竜川と浄法寺山の間に挟まれた小さな店でコーヒーを売っています。
コージーコーヒーという店です。
永平寺の人々や大自然は僕達夫婦を心穏やかに迎え入れてくれました。
88歳になるおじいちゃんが朝と昼、1日2回来てくれます。
はじめて店に来てくれた日は、畑仕事の後でした。「コーヒー」と注文して少しお喋りして
自転車に乗って帰って行きました。次の日は、パリッとした白いシャツとダークなパンツで
現れ「コスタリカ」を注文してくれました。店に合わせてくれたのでしょうね。
おじいちゃんの話しはオトギ話を聞いているようで
とても面白く、時間を忘れてしまいます。店が混みだすと、明日の分もと言ってお金を置いて
明日はエルサルバドルを飲んでもらおうかな。
多分、気に入ってくれると思います。
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