浜松でネジをまわす社長の日記

Kスポーツ専門店コージーライツの日々。

S660

ローフリクションを追求するぞ

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S660 K4GPレースカーのモデファイを進めています。
2018シーズンのテーマのひとつ【ローフリクションの追求】主役となるのはトランスミッションとハブナックル周辺です。

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2年間の間に酷使した6速マニュアルトランスミッションは4速へのシフトチェンジ時に異音を発するようになってきていました。ギア/ハブスリーブとベアリングには問題は発生していません。しかしほとんどの走行がレーシングスピードでのオドメーター8,000kmですから、ベアリングとシールは新品交換です。
同時に【ギア】【ハブスリーブ】【シフトフォーク】【シンクロナイザリング】全ての部品にWPC処理を行いました。ローフリクションと耐久性を狙っています。


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前後ハブベアリングは完全分解してWPC処理〜FRIXION社ハイパーペースト#3ローフリクショングリスを採用して組み立てています。ハブベアリングモデファイはビートではすでに実績があり非常に高い効果を確認していますので、富士スピードウェイを100周くらい走行すれば【半周くらいの】アドバンテージが出るのではないかと期待しています。

チューニングを急ぐ必要はありません

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足回り交換と言えば車高調、そんな風潮になりつつある近年のサスペンションチューニングですが、まずはローダウンスプリングから試してみるのは悪くない選択です。

特にS660のようなスポーツカーであれば、末永く所有することを目的にして手に入れたオーナーが多いでしょうから、チューニングを焦る必要は全くありません。特にサスペンションは一度のモデファイで好みのセッティングになることはないでしょうから、スプリングだけを交換して変化を少しずつ楽しむことを提案します。

とはいえ、純正ショックアブソーバーの性能はハイレベルにセットされていますから、スプリングレートを若干アップするだけでも驚くほどにスポーティなハンドリングに変化します。スポーツ走行を楽しむ場合でも、純正ショック&ローダウンスプリングのセットで十分に楽しいフィーリングを得られます。


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○S660 ほどよくローダウンスプリング 23,760円(税込)







2018スペックは細部にこだわる

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2018年 夏のK4GPへ向けてS660レースカーの製作を再開しました。

2017スペックではターボキットの装着やフルピロボールの導入など、基本性能に大きく変化/影響の大きいモデファイがメインでした。その結果GP3クラス優勝/総合2位(500kmクラス)と期待以上の成績を残すことが出来ましたから、方向性は間違っていないことが確信できました。

しかし、全体的のバランスという意味では個々のパートが別々に頑張って機能している感覚です。2018スペックでは投入したチューニングを連動させて高次元で性能を発揮させるのがメインになりそうです。

主な仕様変更
トランスミッション オーバーホールとフリクション低減
サスペンション 仕様変更
エアロダイナミクスに挑戦

2018年はいよいよ空力を味方に付けるためのチューニングに挑戦します。


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手始めに着手したのはフットワークのリセッティングとトランスミッションの仕様変更です。
ミッション/ナックル系統へはフリクション低減に絶大の効果を期待できるWPC処理を行います。

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S660レースカーの走行距離は8,000km程度ですが、そのほとんどがレーシングユースです。クラッチはすでに終了していますし、各部シンクロ、ベアリングも交換時期になっていました。まだサーキットでの過酷な使用事例が少ないS660ですから、貴重なデーターサンプルです。特に部品を分解するときにはたくさんの情報を得られることが多いですから、手作業でトルクを感じながら慎重にひとつずつ分解していきます。

本当の楽しさは、サーキットに存在している

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必死になってチューニングを進めてきたS660 K4GPレースカーでは一区切りの結果を出すことが出来ましたので、ようやく責任を果たして肩の荷が下りました。次の展開として僕自身がS660でのサーキット スポーツ走行を楽しもうと思います。
レースカーのようにタイム至上主義ではなく、あくまでS660のハンドリングを深く深く楽しんでいこうと考えています。

早速、ホームコースとしているオートランドツクデへ出かけてきました。S660で走行するのは今回が初となります。ストリートカーのスペックは【ほどよくローダウンスプリング】【RAYS TE37アルミホイール】のみを交換した、ほぼノーマルスペックです。タイヤは新車時装着のアドバンネオバAD08Rで走行しました。


ベストタイム 33秒197

ほとんどノーマルの軽自動車としては、相当に速いタイムで走行できました。S660のポテンシャルの高さを改めて実感します。それよりも、ミッドシップならではの挙動、アクセルで向きを変える後輪駆動の面白さ、ボディ剛性の高さやサスペンションジオメトリの良さから実現しているステアリングフィーリングなど全てが素晴らしいです。スポーツ走行を楽しむうえで、これほどレベルが高くてバランスの良い車は思いつきません。
パワーが足りないと言われることがありますが、ミニサーキットであれば必要にして十分です。

S660の本当の楽しさは、サーキットに存在しています。

S660 フルステンレス&テフロンブレーキライン発売開始

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ホンダ S660用 フルステンレス&テフロンブレーキラインを発売開始しました。

既にラインナップしているビート、カプチーノ用と同様にグッドリッチ社製テフロンブレーキラインを採用し、ステンレスブレードメッシュの上にカーボンルックのチューブでコーティングしています。
もちろんすべてのフィッティングとロケーターはステンレス製です。

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S660の純正ブレーキホースはとても長いレイアウトを取っているため、テフロンブレーキラインへ変更することで驚くほどにペダルタッチとフィーリングが【激変】します。ソリッドなブレーキタッチを実現するファーストステップにお勧めしたいアイテムです。

○S660 フルステンレス&テフロンブレーキライン 50,760円(税込)

【K4GP Fuji500km耐久レース S660レースカー参戦】

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8月12日に開催された【K4GP Fuji500km耐久レース】今年もS660レースカーで参戦しました。

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【チーム伊東企画&サンテック&井之上税理士事務所
ジージョ コージーライツ S660】
ゼッケン585
○総合 73台中 2位
○GP−轡ラス 28台中 優勝
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素晴らしい結果を残すことが出来ました。ありがとうございます。ご協力頂いたすべての皆様に感謝いたします。

 
この結果は正直なところ出来すぎだと思っています。しかし発売間もないS660という車でノウハウが少ないこと、様々な理由で旧規格のマシンに対して不利な新規格ボディ、またK4GPのような歴史のあるレースは参戦車両とレギュレーション共に成熟していますから、ただ運が良かっただけではないのかもしれないなと自信を持てた気がします。

 
コージーライツはK4GPへはさまざまな車種を製作して投入してきました。トゥディ、アルトワークス、ヴィヴィオ、カプチーノ、ビートそして現在のS660です。どの車両へも一貫して重点を置いた部分があるのですが、S660でも同様の開発を行っています。方向性に関しては今後ご紹介していきたいと思っていますが、それに関しても間違いでは無かったと確信しています。

 
S660のポテンシャルは想像以上だと思います。先述いたしましたが、現在の新規格Kカーには目に見える数字だけを追ったところで有利な部分はほとんどありません。実際に新規格ボディの車両で勝つのは相当に難しくなってきていると思います。そんな中で結果を出すことが出来たのは、S660の潜在ポテンシャルが予想以上に高かったのです。
この先の伸びしろを考えると、どこまで速くなるのか?とても楽しみです。S660オーナーの皆さん、期待していてください。

K4GP参加者の皆様、そして実行委員会の皆様、お疲れさまでした。来年もよろしくお願いします。
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セットダウンとセットアップ

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前回のスパ西浦サーキットでのシェイクダウンでは、ラップタイムとしては【まずまず】の結果が出たことと、S660のポテンシャルを改めて確認することが出来ました。しかし100馬力オーバーのKスポーツですから、さすがにエスとはいえパワーとシャシーのバランスが崩れてきました。

僕を含めてドライバー4人の意見は全てバラバラ、その理由は全員のドライビングスタイルが大きく違ったということなのだと結論付けました(僕の中で)。様々な意見の中から、最終的には「乗りやすくしておいてね」という雲をつかむようなオーダーになりますから(笑)僕の好みに仕上げる方向になるのは必然です。

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スプリングレートの変更と、テイン製のヘルパースプリングを導入しました。
ヘルパーの導入目的は、メインスプリングが遊ぶからということでは勿論ありません。ターンイン時のちょっとした気になる挙動を解消するのが目的です。あくまで僕の好みです。

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ブレーキに関しては好みは関係なく問題ありです。
車重の割にはよく止まるS660ですが、パワーが上がってからは雲行きが怪しくなってきました。どう見てもパッドの温度が合ってない上に絶対的な制動力が不足してきています。今回はブレーキシステムそのものの変更は行いませんが、K4GP以降はウィルウッドキャリパーへのアップグレードが必須になりそうです。

S660 2017スペックシェイクダウン

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8月に開催されるK4GP 500kmレース参戦に向けて2017スペックのシェイクダウンを行いました。

2016スペックから比較すると、どういうわけかレーシングな方向へ突き進んでしまっている気がしてなりません。テストの目的も【今日は何秒くらいで走りたいね】という数字重視、とても耐久レース用に仕上げているマシンとは思えません。しかし、思いっきり速く走ることによってエスの限界性能を知っておくことは今後のさまざまなレース参戦において非常に重要な課題であることは間違いありません。

【2017スペックの主な変更点】
・HKS GT100R ターボキット+エキゾースト(100PS)
・CLR フルピロボールブッシュキット
・CLRダンパー KONIスペックの仕様変更
・CLR強化&ローフリクションドライブシャフト
・軽量化

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ドライバーズシート周辺には大きな変更点はありません。
レース本戦までには、各スイッチ関係の移動&追加を行います。

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ベストタイムは1分3秒890でした。
昨年のベストタイム1分5秒726から大幅にタイムアップ、とも言えますし思ったより数字が出なかったとも言える結果でした。100馬力クラスになってくると、当然のように各部のバランスが崩れてきます。特にサスペンションセッティングは仕様変更必須です。
来月の富士テストまでに次の一手を指しておかないといけません。

S660 ピロボールサスペンションブッシュ発売

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S660 ピロボール サスペンションブッシュキットを発売開始します。

【痛快ハンドリングマシン計画】の中核ともいえるピロボールブッシュ、ショックアブソーバーの味付けやスプリングレートの変更では実現することの出来ない、ダイレクトなフィーリングをとハンドリングを可能にするサスペンションチューニングにおいて最も重要なパーツかもしれません。

S660のキャラクターにはピロボールブッシュのマッチングが非常に良く、まさしく痛快ハンドリングマシンにふさわしいハンドリングとサスペンションフィーリングをもたらしてくれます。

○S660 ピロボール サスペンションブッシュキット

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ピロボールブッシュを新品のアームへ圧入済みのボルトオンアームもラインナップいたしました。

純正アームはブッシュ交換を前提とした設計にはなっていませんから、ブッシュ交換には専用の工具が必要になります。コージーライツでは専用工具もご用意していますが、より簡単に装着可能にするためにアームASSYでのラインナップもご用意しています。

○S660 ピロボールサスペンションアーム

テーマは【パワーアップ】【フリクションロス低減】

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K4GP参戦車両 S660レースカーの2017スペック製作を進めています。

コンセプトは【パワーアップ】【フリクションロスの低減】をテーマにアップグレードを行っています。その中でも【フリクションロスの低減】は今回のトピックです。手始めに強化ドライブシャフトのテストバージョンを装着したことと、ナックルブッシュを新規開発したピロボールブッシュへ変更しています。

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ロワアーム、ラジアスアーム受け側へピロブッシュを装着しています。すでに【リア ピロボールロワアーム】と【リア ピロボールトーコントロールアーム】を装着していますから、ラジアスアーム前側のブッシュ以外はピロボール化しています。

今週末は鈴鹿サーキット フルコースにてテストを行います。

○リア ピロボールロワアーム 32,400円(税込)
○リア ピロボールトーコントロールアーム 41,040円(税込)
○強化ドライブシャフトキット 価格未定
○ピロブッシュキット リアナックルロワアーム 25,920円(税込)
○ピロブッシュキット リアナックルラジアスアーム 36,720円(税込)
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