ここまで、7人のマネーマスターズが出そろいました。

今後、優秀な投資家になるためにも、彼らに共通することをピックアップしていきましょう。





① 高学歴である。

これはもう、疑いようがありません。

MIT出身のジェームズ・シモンズ氏も高学歴ですが、ほかにも高学歴の象徴「アイビー・リーグ」がざくざく。

ウォーレン・バフェット氏はコロンビア大学院、中退ですがプリンストン大のカール・アイカーン氏、ペンシルベニア大のロナルド・ペレルマン氏、ハーバード出身のレイ・ダリオ氏にジョン・ポールソン氏。。。全員、アイビー・リーグです。

残るジョージ・ソロス氏も、LSEという、イギリスの名門出身です。

投資とは、超ウルトラハイパー頭脳労働です。

幅広く物事を理解する努力と能力が、不可欠です。

優秀な投資家になるためには、高学歴であることが必要条件なのです。




② 高齢である。

一番若いジョン・ポールソン氏ですら、58歳です。

ウォーレン・バフェット氏、ジョージ・ソロス氏に至っては、84歳です。

投資とは、長い年月をかけて成果をあげるものなのです。

30歳やそこらで「自分は優秀な投資家だ」という方がいたら、注意しましょう。

これから、彼のポートフォリオには大変なことが待ち受けているからです。

そして、こう教えてあげましょう。

「人生、いろいろ起こりますよ」――




③ 個人資産が兆単位である。

これは結果論に見えるかもしれません。

しかし、世の中には、自称「成功者」がたくさんいます。

ホリ○モンとか、与○翼とか。。。 最近だとウルフ○田とか?

しかし、兆単位でなければ、ホンモノとはいえないのです。

そんななんちゃって「成功者」は、決して兆単位の個人資産を築くことはないのです。




④ 「株式投資」「IPO狙い」「FX」「デイトレ」「不動産投資」やらない

「罫線屋に金持ちはいない」ということです。

厳密にいうなら、シモンズ氏のようなクォンツ系は、いわゆる「株式投資」をやっていることになるかもしれません。

しかし、それはMIT仕込みの、超ウルトラハイパー高難易度数学に裏付けられた株式投資です。

そのへんのサラリーマン(公認会計士も)では、とても太刀打ちできるはずがないのです。

それと、マス層やアッパーマス層などの素人さんが勘違いしやすいのが、「不動産投資」です。

「不動産投資」は、投資対象の流動性が極めて低く、いざ目の前に有望な投資対象が出現しても、容易にポジション(投資先の賃貸マンションとか)を解消できないのです。

これが「不動産投資」の弱みです。

「不動産投資」に興味をもっているうちは、素人さんなのです。




⑤ 取引回数少ない

これも、長期投資家のバフェット氏や、企業の支配権を握る投資家であるアイカーン氏、ペレルマン氏をみればわかるでしょう。

バフェット氏は、主力保有株の一つコカ・コーラ株式を、20年以上にわたって保有し続けています。

そして、ジョージ・ソロス氏もそうです。

「え? ソロスも?」
「ソロスって、トレーダーじゃないの」
「ソロスって、激しくトレーディングしていたような」

たしかに昔はそうでした。

しかし、50代の中ごろから、ソロス氏はトレーディングを部下に任せています。

たとえば、スタンレー・ドラッケンミラー氏などに任せていたのです。

ソロス氏自身は、大きな指示をときどき出すだけにとどまりました。

そうです。

デイトレーダーのように取引回数の多い投資家は、取引回数の多さにいずれ疲弊してしまうのです。

トレーダーとは、「永続しない投資モデルを採用してしまった人たち」という意味なのです。





⑥ 歴史マクロ経済に強い。

これは必ずしも全員というわけではありません。

ジェームズ・シモンズ氏は、純然たる数学者です。

しかし、ウォーレン・バフェット氏、ジョージ・ソロス氏、レイ・ダリオ氏、ジョン・ポールソン氏・・・。

みな、歴史とマクロ経済に強い方たちです。

みな、歴史的に経常赤字国では経済的な混乱がおきることを知っています。

そして、経常赤字国で混乱がおきる方向に投資してきました。

経常赤字国の通貨(たとえば豪ドルとか)を買ってしまうようなFX投資家では、とうてい歴史やマクロ経済に精通しているとはいえないのです。

ウォーレン・バフェット氏は、こんな名言を引用しています。

 "What we learn from history is that people don't learn from history."
http://www.fool.com/investing/general/2014/09/28/25-best-warren-buffett-quotes.aspx





⑦ 会計に強い。

最後に、公認会計士として付け加えておきましょう。

財務諸表や税法を理解していなければ、そもそも投資対象を理解することすら困難でしょう。

のれんや繰延税金資産が何であるかを知らずしてPERやPBRを計算しても、意味がないのです。

のれんや繰延税金資産の扱いひとつで、EPSもBPSもガラリと変わってしまうからです。

そして、それは、会計の世界最高峰「ペンシルベニア大学ウォートン・スクール」出身であるウォーレン・バフェット氏やロナルド・ペレルマン氏の存在、そしてハーバードMBAのレイ・ダリオ氏やジョン・ポールソン氏の存在が、すべてを物語っているのです。

最後は、ウォーレン・バフェット氏の名言で締めましょう。

“The importance of knowing accounting can not be underestimated, it’s the language of business. If you don't know it, it’s like being in a foreign country without knowing the language.”
http://www.financialscoreboards.com/scoreboard.html