今日から新シリーズ「マネーマスターズ列伝」を始めます。

タイトルは、伝説的な投資家16名を扱った同名の本から拝借しました。
http://www.amazon.co.jp/dp/4532164028
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この新シリーズは、昨年公開されたアメリカの経済誌フォーブズ誌における長者番付(通称「Forbes400」)において、「Investments」カテゴリーのランキング上位7名を紹介するものです。

まさに、マネーマスターズ列伝の当ブログ版といったところです。

「なんで上位7名なの?」
「マネーマスターズを、このブログ主の好きな『封神演義』の7つのスーパー宝貝を使う仙人になぞらえたんだよ」

・・・・・・。

まあいいです。続けます。


ちなみに、上位のうち、アビゲイル・ジョンソン女史は除いています。

なぜなら、彼女はSelf Made指数が「3」と極端に低いためです(注:この指数はいかに独力で財を築いたかを示す指数で、ほかの7人のマネーマスターズはみな「7」~「10」と高いスコアをマークしています)。


さて、記念すべき第一回目は、ウォーレン・バフェット氏です。個人資産は、7.4兆円です(このランキングが公表されたときの為替レートである1ドル=109円で換算しています)。


「てかさ、Net Worthって個人資産っていう意味なの?」
「直訳するなら純資産かと思われ」
「資産総額だけ見ると、個人で借入してたら、資産総額って膨らむじゃん」
「なるほど。だから負債も差し引いて『純資産』にしているのか」

「それにしても、個人資産682億ドルか」
「そんなにあったら、恵まれない人にでも寄付してくれ」
「おれも寄付ほしい」

いえいえ、寄付はちゃんとしていますよ。
下の翻訳にもある通り、230億ドル。

「ちょ、おま、ってことは寄付してなかったら682+230=912億ドルってこと?」
「10兆円超えてるじゃねーか」
「ビルゲイツ超えてるかもな」

いえいえ、ビル・ゲイツ氏も寄付しているので、それも考慮しないと。
ちなみにビル・ゲイツ氏の場合、寄付総額は300億ドルくらいでしたけど。



あと、当シリーズでは、当ブログにしてはめずらしく、写真をふんだんに盛り込んでおります。

また、英文和訳(英文意訳になっていますが・・・)にも挑戦しており、かなり異色のシリーズとなっております。

ぜひ新企画の新シリーズをお楽しみください。


なお、以下のコメント文は、このランキング公表時のものを用いています。

Forbes誌はこのコメント文や個人資産の金額を随時アップデートしていますので、ソースのサイトへ飛ぶと、ランキング公表時のものとは異なる記載となっていることにご留意ください。

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Warren Buffett 


Real Time Net Worth
$68.2 Billion

As of 10/5/2014 @ 1:30AM *


CEO, Berkshire Hathaway
Age 84
Source Of Wealth Berkshire Hathaway, Self Made
Self-Made Score 8
Residence Omaha, NE
Citizenship United States
Marital Status Widowed, Remarried
Children 3
Education Bachelor of Arts / Science, University of Nebraska Lincoln; Master of Science, Columbia University
Warren Buffett on Forbes
Lists #2  Forbes 400 (全米長者番付)
#2 in 2013
#4  Billionaires  #2  in United States(世界長者番付) 

#13  Powerful People(世界影響力ランキング) 
  
Warren Buffett's net worth continues to surge, despite his giving away billions, thanks to the juggernaut performance of Berkshire Hathaway. The company's coveted Class A stock, which is the most expensive of any public U.S. company, eclipsed $200,000 per share for the first time in August, lifting Buffett's net worth by $8.5 billion over the past year. With dozens of subsidiaries, including in railroads, insurance and energy, Berkshire Hathaway posted $182 billion in 2013 revenue and $19.5 billion in net income. Known as the Oracle of Omaha, his company is Coca-Cola's largest shareholder. Buffett took heat from some critics in April after he called Coca-Cola's employee compensation plan excessive, yet declined to vote against it. He bested his own giving record in July, giving away Berkshire shares worth $2.8 billion, primarily to the Gates Foundation but also to his children's foundations, bringing his lifetime giving total to nearly $23 billion. He told his shareholders this year that his best ever investment was buying Benjamin Graham's book "The Intelligent Investor" in 1949. He later studied under Graham before moving home to Nebraska and acquiring a struggling textiles company in 1962. That company is still called Berkshire Hathaway, but it's now the fourth most valuable public company in the U.S. with a market capitalization in early September of $330 billion
*Reflects changes since 5pm EST last trading day
http://www.forbes.com/profile/warren-buffett/

<当ブログによる翻訳>
バークシャー・ハサウェイ株の強力なパフォーマンスのおかげで、数十億ドルを寄付しているにも関わらず、ウォーレン・バフェットの個人資産は上昇を続けている。バークシャー社のA株はすさまじく人気が高く、その株価はアメリカの上場会社の中で最高金額になっている。8月には株価は初めて20万ドルを突破し、バフェットの個人資産を1年で85億ドル増加させた。鉄道会社、保険会社、エネルギー会社など、数十もの子会社を抱えるバークシャー・ハサウェイは、2013年の売上高が1,820億ドル、当期純利益が195億ドルに達している。「オマハの賢人」のニックネームで知られる彼は、自分の会社がコカ・コーラ社の筆頭株主である。彼はコカ・コーラ社の役員報酬についてぜいたくすぎると言いつつ、コカ・コーラ社の株主総会では反対しなかったため、4月以降評論家たちから非難を浴びた。7月には、おもにビル・ゲイツ財団、それ以外にも自分の子供たちの財団にバークシャー株28億ドルを寄付し、自身の寄付金額の最高記録を更新した。これまでの累計の寄付総額は230億ドルに迫る。彼は今年、バークシャー社の株主総会で株主にこう言った。「これまでで最高の投資は、1949年にベンジャミン・グレアムの『賢明なる投資家』を買ったことだ」。この本を買ったあと、彼はグレアムの薫陶を受け、それからネブラスカの故郷に帰って、経営不振に陥っていた衣料メーカーを1962年に買収した。この会社の名前は今でも「バークシャー・ハサウェイ」である。だが、今では同社は、アメリカの上場会社の時価総額ランキングで4位に達し、9月の初めの時価総額は3,300億ドルにものぼっている。