(写真)パンダの絵審査会(修正済)中日国交正常化50周年を記念し、(公社)日本中国友好協会と(一社)東京華僑総会の共催で、パンダの絵画コンクールが、先頃、東京華僑会館7階にて開催された。
中国に生息するパンダは世界中広くに愛されている動物。50年前、中日友好の使者として来日したパンダのカンカンとランランは日本で暖かく迎えられた。そこで、今回中日国交正常化50周年の記念イベントとして、最もふさわしいパンダを題材にした、絵のコンクールが企画され、開かれる運びとなった。

東京華僑総会として初めてとなる今回の絵画コンクールでは、パンダをテーマに、年齢制限なく、広く作品を募集した結果、2歳から92歳まで300点もの応募作品が集まった。

コンクール審査会が9月27日に行われた。審査委員長を務めた金沢美術工芸大学名誉客員教授・美術家の木下晋先生、旅日画家の洪昭侯先生など2名の専門家を含め7人の審査員による厳正な審査を経て、金賞、銀賞、銅賞、友好賞、特別賞、審査員賞など20作品が入選した。うち特別賞は応募作品の中から、最年長者と最年少者に与えられた。

10月6日午後2時、コンクール授賞式 (メディアを通しての表彰)が行われた。授賞式では中国大使館の藕δ参事官兼総領事より、金賞から特別賞までの各賞計10名と、木村興治先生より審査員賞10名の受賞者の表彰が行われた。

各賞受賞者は次の通り
金賞‥木村佑末
銀賞‥渡邊千慧、桶田玲璃
銅賞‥邢嘉韵、李末末、游揚希
友好賞‥鄭安、狄爽(吉岡綾香)
特別賞‥林貽渓、依田藍
審査員賞‥佳凛、小玉蓮、松田怜美、安田獅音、王隽哲、松本愛叶、森野葉子、張旭、藤井心陽、鈴木瑚珀

入選者には後日賞状、パンダ関連グッズ、副賞にクオカードが届けられる。
今回応募があった300点のパンダの絵は東京華僑会館1階掲示板にて、週替わりで展示される。

〈審査員のコメント〉
〇木下晋先生‥
私はパンダ絵コンクール審査の為、会場に入ると300の公募点数に圧倒された。気を取り直して見渡すと、其の中でもキラッと光る木村佑未さんのパンダ絵が目に飛び込んで来た。金賞に決定後、年齢を確認したら何と14歳である!その時、私には感慨深かった。同じ14歳で大学特別研究員になり、画道に入った事のきっかけだったからである。だが受賞理由は、そんな事では無い。他の作品群は圧倒的に擬人化され、よくあるパンダ絵なのだ。しかし木村さんは本格的な写実でリアルだが、当世流行りの中身の無い薄っぺらな表現では無い。パンダの心優しい眼差しは暖かく澄み切った透明感な、描き手の想いが伝わる表現だった。他に2歳から90歳以上迄、世代や国境を越えた多彩なパンダ愛に彩られた作品群に私は包まれたのだった。

〇洪昭侯先生‥
本日、日本各地から送られて来たたくさんのパンダの絵画作品を拝見し、皆様から発するさまざまな情熱とパワーを受け感激しております。それは学齢前の児童であろうと白髪の高齢者であろうと、パンダという中日友好の使者を描くことを通して、多種多様な精密な画風を余すところなく表現され、誠に素晴らしく思いました。わたくしは審査員として各賞の審査を行った際に、感動させられたと同時にプレッシャーをも背負い込み、他の審査員と「心苦しい」激論を交わし、漸く300点余りの作品の中から金、銀、銅並びに各賞20点を選定することができ、ホッとしているところです。中日は一衣帯水の隣邦であり、こうした催しものを通して、必ずや先人たちが中日友好のために尽くされた努力を持続させ、かつより一層輝かせて行くことでしょう。こうしたイベントがこれからも続けられることを期待いたします。この度のイベントに参加できたことを心より感謝いたします。

(写真)パンダの絵授賞式(修正済)











写真の説明:
➀審査会において金賞をはじめとする各賞が選ばれた

⊆賞式で藕δ総領事が金賞など入選者を表彰した