2010年09月

2010年09月30日

本日は第16期の決算日。

gongです。

本日にて弊社の第16期が終了。
売り上げ事態はやはり芳しくなく、慢性的な不況から脱し切れていない世情をそのまま反映しているかのようです。

しかしながら、
・新規に取り組んだ製品が好調であった
・消耗品類の売り上げが落ち込むことなくキープできた
・昨期から取り組んだ経費削減の努力がある程度実った
などの理由から、わずかながら黒字の決算書が作成できそうです。
ひとえにお客様、仕入先各社様のおかげです。ありがとうございました。

明日からまた気持ちを新たに。
17歳のGONGをよろしくお願いします。

100930


※本日は棚卸のため、15時頃業務を終了する予定です。ご容赦ください。



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2010年09月29日

Arkaos MediaMasterでQuartzComposerオリジナルエフェクトを追加する。フィクスチャーモードの場合。

ご機嫌いかがですか?カルーセル彦です。

前回お伝えしたのは、「ArKaos MediaMaster」上で、オリジナルのエフェクトを使用する方法でした。
Macに付属する開発環境アプリケーション「QuartsComposer」、これを利用した独自のデータファイルを「ArKaos MediaMaster」で表示、選択を出来るようにする方法です。
zipファイルを解凍し、ファイルフォルダを所定位置に置くことで簡単にオリジナルエフェクトの追加が可能になります。シンプルモードの場合、ここまでです。
次にフィクスチャモードの場合です。

MMpro_fix

初期段階の行程は前回のシンプルモードを踏襲します。
zipファイルを解凍し、所定位置(/User/MyAccount/Library/Apprication Support/ArKaos/MediaMaster/)にコピーします。オリジナルフェクトは「QuartzComposer」フォルダに置きます。
解凍したファイルの中のフォルダ「MMFixtures」→「Layer」→「MyCostomLayerFixture.xml」ファイルを開きます。

finder

このファイルは「ArKaos MediaMaster」のエフェクトの設定が記されています。一番最上部の項目で、「ArKaos MediaMaster」のPreferencesで表示されるレイヤ名を決定します。このファイルでは“My Custom Layer Fixture”です。

file

追加される項目は最下部にあります。ここにエフェクトのLibrary11が新たに用意され、エフェクトのファイルナンバー(Effect)にあたるPreset IDを設定します。
file_bottom


例えば、Libraryが11、Preset IDが4というのは、この状態を指します。

Effect

これはDMXで制御する場合、二つのチャンネルを用いて片方をDMXレベル11、もう片方をレベル4にすることで、選択が可能になります。

このドキュメントファイルに新たな項目を書き加え、保存することで、フィクスチャモードでもQuartzComposerで作成したオリジナルエフェクトの使用が可能になります。


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2010年09月28日

徒歩10秒のところにコンビニがあるのも原因のひとつだな。

gongです。

先日受けた健康診断の結果が出た。
芳しくないなー。
あーぁ、ってな感じ。

自分なりにはいろいろ気をつけてたつもりなんだけど。
体重も一時は70kgを下回ったこともあったのに、今は76kgくらいになっちゃってるし。
この夏暑かったから、あんまり散歩とかできなかったし。
そういえば、仕事中にお菓子とかよく食べるようになったしなぁ。アイスとか。おせんべいとか。

あーぁ。

つーことで昨日からダイエット再開。
長距離散歩も再開。
目指せ80000歩。


100928

話かわります。
先日行った富山で見つけた、伊藤敏博さんのスタジオ。
伊藤敏博さんて覚えてませんか?
旧国鉄の職員で、そのときにヤマハのポプコンでグランプリとって、いっとき有名だった人。
そのカラミで、格安乗車券サービスの「青春18きっぷ」のテーマソングとかも歌ってた。
(この「青春18きっぷ」は、JRになって久しい今も残ってるみたい)

いまはこのスタジオで、ヴォイトレとかカラオケの歌唱指導とかしつつ、また現役のミュージシャンとして、地元である富山で活躍されてるようです。
若いときに東京とか都市部で仕事の成果をあげて、そのときのスキルを生かして故郷に戻って活動するって、ある意味理想的なカタチのような気もする。

そのパタンを目指そうかと、ふと思ったり。



明日です↓

Macで始めるVJワークショップ(VJWS)#23

2010年9月29日(水)
アップルストア渋谷 1F
20:00-21:00
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奇数月恒例の "Macで始めるVJワークショップ第23弾"
今回のテーマは「 VJワールド レポート」と題して、
VJ youによる Mapping Festival (スイス)、Visual Festival (ベルリン)、Vision-R (パリ) などヨーロッパ VJフェスレポート。
さらに VJ Mieによる、地中海に浮かぶ パーティーアイランド "IBIZA" のイベントをレポート。
話題の最新クラブシーンをVJ目線で紹介します。


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2010年09月27日

Arkaos MediaMasterでQuartzComposerオリジナルエフェクトを追加する。

ご機嫌いかがですか?カルーセル彦です。

MacOSに付属する、グラフィカルな開発環境アプリケーション「QuartsComposer」、このQuartzComposerで作成したデータファイルのことをコンポジションと呼び、拡張子は.qtzとなります。

QC_logo

最近の映像出力ソフトウェアでは、このQuartzComposer技術に対応する製品が発表されています。素材として、静止画や動画(ムービー)と同様に、コンポジション(.qtz)を表示できるというものです。
QuartzComposerで作成された動きのあるコンポジション類は、パソコン内で生成されるデータのため非常に低負荷ですので、映像出力ソフトウェアの動作環境に適した素材の一つと言えます。
このコンポジションは、すでにArKaosシリーズに対応しています。
GrandVJMediaMasterではコンポジションをその他のjpgやmovなどと同列素材としてアサインすることが可能です。アサインの方法もこれまでと同様、ドラッグ&ドロップです。

mm_library


さてQuartzComposerの特徴のもう一つは、生成素材を作り出すだけでなく、様々な入力素材に対して、2D/3Dの映像処理を加えることができる点です。オリジナルのエフェクト効果を持つコンポジションファイルが作成できるのです。
素材としてコンポジションを使用する場合は、上記の通りですが、エフェクトとしてのコンポジションをArKaosで使用することができます。
そのための準備として、以下の手順をおこなう必要があります。

まず、以下サイトの
http://www.arkaos.net/blog/2010/08/tips/quartz-composer-mediamaster/
中段にあるzipファイルMediaMasterQuartzComposerEffectsResources.zip
をダウンロードします。

ダウンロードしたファイルを以下の場所にコピーして解凍します。
/Users/MyAccount/Library/Application Support/ArKaos/MediaMaster/

mm_copy


解凍すると、「MMFixtures」と「QuartzComposer」の二つのフォルダが作成されます。

kaitou


今回重要なのは「QuartzComposer」フォルダです。ここには最初から二つのサンプルエフェクト「MyBassZoomBlur.qtz」「MyKaleidscope.qtz」が用意されています。

sample


ここで、ArKaos MediaMaster Pro/Expressを起動します。
シンプルモードのEDIT画面で、エフェクトをクリックすると、先ほどの「MyBassZoomBlur.qtz」「MyKaleidscope.qtz」が追加されています。

effect


サンプルエフェクトと同じ場所に、自分で作成したオリジナルコンポジションを追加するだけと、MediaMasterで選択が可能になります(追加後にMediaMasterの再起動が必要になります)。

QuartzComposerコンポジションの追加が可能になり、ArKaos MediaMasterではオリジナルエフェクトの追加/拡張も実現しました。
そんなArKaos MediaMaster(バージョン1.0)、特価セール中です!ご購入後にバージョンアップするだけですので、使用に全く問題ありません。


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2010年09月24日

Windows2000と"すもうねこ"

gongです。

弊社には、Windowsマシンだけでも、社員数の4倍くらいの台数のPCがあって、そいつらが常に稼動しています。

決算を前にして、おかげさまで少し利益が出そうなので、古くなって具合のよくないマシンを差し替えることにして、新たに3台購入しました。ヒマを見て差し替え&データ移行をしてます。

私が主に使用しているマシンの中に、Windows2000がある。社内一の古株だ。だけどそいつは、今回の差し替え対象にはなってなかった。もちろんいろいろ具合のよくないときもあるのだが、基本的に今はネットを見る、くらいしか使わないので、まぁいいか、と。

にもかかわらず、新人娘3人が来てから、急に具合が悪くなってきた。
こいつはたまらん、ということで、とりあえずバックアップだけでもとっておこうとしたら、その作業すら侭ならないほど具合がわるくなってきた。
しかも、壊滅的にNGになるのではなく、急にキーボードが使えなくなったり、マウスが使えなくなったり、同じ作業なのにエライ早く終わったり、一晩かかったり、意味がわからん。

完全にグレている。
お店に若い新人が入って、スネて、長い付き合いのお客に絡んでいる古株のホステスさんのようだ。

器物は年を経ると魂が宿るというが、そういうことでしょうか?



関係ないですが。
最近お気に入りの"すもうねこ"。カワイイ。
http://twitter.com/sumo_neko

すもう




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2010年09月22日

高出力SMDタイプLED「Par363TRI BK/WH」

ご機嫌いかがですか?カルーセル彦です。

先日の機材展でGONGブースにも展示していた、LEDスポット「Par-363TRI」。

363TRI

SynVisumによる、映像と照明と音声の一括制御の実演の際に使用しました。

筐体色がブラックホワイトの2タイプあり、今月上旬に両色とも入荷しました。筐体はRGBW単色タイプのシリーズ製品「541W」に改良を加え、ファン音の軽減がなされ、色差枠止めも標準装備されています。

LED光源は、ワンチップLED(SMDタイプRGB)3W36発。シリーズ製品の「541W」や「541WA」の1Wx54発に比べて、格段に光量が増しております。
SMDタイプですので、RGB単色LEDタイプに比べて、至近距離でもカラーミックスが美しいのが特徴です。
「363TRI」の特徴の一つがディミングディレイ機能です。調光時にディレイタイム(遅延)を設定できるので、他灯具と併用時でも、バランスの良い調光シーンを作り出すことが可能です。

elite LED Par-363TRI BK/WH
http://www.gonginternational.jp/product/detail.php?eid=00181

定価は、ホワイトが74,000円、ブラックが70,000円。両色とも在庫ございますが、数量が限られていますので、ご検討の際はお早めにご一報願います。


363TRI_02


363TRI_03


SMDタイプLED搭載、高出力LEDスポットライトでコストパフォーマンスに優れた価格設定。筐体も2色から選択できる新製品。オススメ!です。




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2010年09月21日

E-SPEC創立20周年『機材展』総括。と、VJWS#23のお知らせ。

gongです。

先週お届けした“E-SPEC創立20周年『機材展』”レポート、いかがでしたか?
「動いて喋るgong」がガッツリとyoutube上にアップされ、ハズカシイ限りです。

今回の『機材展』は、イースペック株式会社さんの20周年を記念して、すべてイースペックさん仕切りでおこなわれました。
パブリックな運営組織があって、ではなく。
本来であればこういった場合は、その企業の"内覧会"的な内容であるのが一般的であります。
しかしながらイースペックさんは、直接あるいは間接的な取引のある、たとえば弊社のような業者にも声をかけて、複数社によるパブリックな展示会であるようなカタチでの開催を選択されました。
ショーミな話、これは業者感覚で言えば、いわゆる「お客をとられる」可能性もある、ある意味危険なトライでもあります。

また準備段階において、イースペック担当者さんからの依頼で、私は複数の会社さんに声をかけ、出展の依頼をしました。
その際、同時に依頼されたのは、
「会社だけでなく、gongさんの知ってるVJチームの人にも声をかけてもらえまへんか?」
でした。
企業のみならず、その企業の製品を使って日々活動をしている非企業の人たち、特に"VJ"という比較的新しいジャンルの人たちに参加を促す、というのも、普通の展示会ではないことです。
結果的にスケジュールの都合もあり、そういった参加はantymarkさんだけになりましたが。

また先日も申し上げましたが、ワークショップ→展示ブース見学という、来場者さんにとって、とても動きやすい構成も大成功でした。
出展者からしても、やりやすかったです。

新しい形態の展示会を実現したい、上記のようなリスクを背負いながらも、という選択をされたイースペックさん。
その理由は、この膠着した業界に、新しい道筋をつくり、業界全体で盛り上がっていかなければ、という、秋山社長をはじめ社員の皆様の強い意思ではないか、と想像しています。
その方向性には弊社も大いに賛同します。
また次回があるのであれば、ぜひ協力させていただきます。

加えて、今回の『機材展』に関して、我々出展者も来場者も、いっさいの金銭的負担がありませんでした。
すべてイースペックさんの「オゴリ」です。
(このことは強調しておきます!)
ありがとうございました。

100921

画像は、『機材展』初日の懇親会での余興のマジックショー。
演じるのはプロではなく、大阪の音響会社(?)のエライさんらしいです。
ゼンジー北京師匠風の、まさに玄人はだしの至芸でした。


↓来週です。

Macで始めるVJワークショップ(VJWS)#23

2010年9月29日(水)
アップルストア渋谷 1F
20:00-21:00
http://www.apple.com/jp/retail/shibuya/

奇数月恒例の "Macで始めるVJワークショップ第23弾"
今回のテーマは「 VJワールド レポート」と題して、
VJ youによる Mapping Festival (スイス)、Visual Festival (ベルリン)、Vision-R (パリ) などヨーロッパ VJフェスレポート。
さらに VJ Mieによる、地中海に浮かぶ パーティーアイランド "IBIZA" のイベントをレポート。
話題の最新クラブシーンをVJ目線で紹介します。




cpiblog00465 at 08:41|PermalinkComments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 Oak Valley | VJ

2010年09月17日

『機材展』レポート その5〜Compulite Vector Ultra Violet ワークショップ&DoctorMX更新報告。

ご機嫌いかがですか?カルーセル彦です。

E-SPEC創立20周年『機材展』”レポート、最終回はCompulite Vector Ultra VioletArKaos MediaMaster Pro/Express(以下、MM Pro/Express)の、MSEX機能を用いての連動についてです。

第一回の展示ブース紹介では、WindowsとMacによるSynVisumの展示提案としてお伝えしましたが、MacパソコンではMM Pro/Expressも準備しておりました。
ArKaos MediaMasterシリーズには
・フィクスチャモード
・シンプルモード
の2種類から選んで制御可能なProと、シンプルモードのみのExpressの2製品が有ります。この後に紹介するMSEX機能に関しては、フィクスチャモードを有するMM Proのみの機能です。

MSEX_VectorUV

隣ブースでコンピュライト社DMXコンソール「Vector UltraViolet」を展示されていた株式会社スペース・エンジニアリング・ワークス様のワークショップ「VECTORコンソールによるメディアサーバの制御」にて、このMM Proも一緒に紹介させて頂きました。MSEX機能をメインに時間も設けて頂き、Vectorとの連動性が伝えられたと思います。

vector_ws

MSEX機能は、MM Pro上の素材を全てサムネイル化し、MSEXに対応している調光卓に表示させる機能です。イーサネットケーブルで接続し、Art-Netによる通信形態をとります。
IPアドレスの設定、Art-Netのサブネットとユニバースの設定を合わせるだけで、VectorによるArKaosの制御自体は可能になります。
さらにMSEX機能(使用する為に特別な設定は必要ありません)を利用する際には、vector側でダウンロードサムネイルをクリックします。数秒でMM Proの素材群がVectorへ転送されます。



Vectorはタッチパネルディスプレイになっているので、指先で素材を選択することでMM Proの出力を自在に操作できます。

プロジェクタと映像出力ソフトウェアの距離を遠隔にできない(コスト的にも)場合でも、制御卓と映像出力ソフトウェアをイーサネットという汎用性の高い、ローコストなケーブルで接続することで遠隔制御が実現します。さらに操作性を増す為にMSEX機能を使えば、遠隔地にあるMM Proの素材の表層(サムネイル)まで確認できるのです。
また、ムービングライト制御に特化したVectorですので、エフェクトエンジンを使ったサイズ、ポジションの動きや、色やエフェクトパラメータの調節が可能です。
Art-Net、MSEX機能によるVectorとMM Proの連動が強化されたことで、これまでArKaosなどの映像出力ソフトウェアに触れたことがなくとも、ムービング照明機器を制御するのと同じ感覚で映像素材を扱えるようになります。

この日は午前中からArKaos目当てのご来場者が多かったことが印象的でした。おそらくVector UltraViolet、ならびにArKaos製品のワークショップにもご参加頂いたと思います。

最後になりますが、今回の「機材展」にお越し頂き、GONGブースにお立ち寄り頂いた皆様、有難うございました。
SynVisumのMacおよびWindows版、そしてArKaos MediaMasterに焦点を当てた展示内容で、実機を見ながらお客様に説明する機会があまりないものですので、言葉で説明しにくい疑問点も確認することができました。
西日本方面でこのような機会を設けて下さったイースペックの皆々様方、本当に有難うございます。また第二回機材展開催も期待しております。



DoctorMXのマルチライン機能に修正がありました。

2010/9/16
v3.1.8
Windows 版で、複数のインターフェースボックスを使用できない不具合を修正。





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2010年09月16日

『機材展』レポート その4〜SynVisumワークショップ(3)

ご機嫌いかがですか?カルーセル彦です。

E-SPEC創立20周年『機材展』”レポート、第四回です。
ワークショップ『視覚効果シンセサイザ「SynVisum」』、前々回は開発コンセプトと基本性能、前回はSynVisumだけのオリジナルアニメーションエフェクトを、それぞれ重点的に紹介しました。
今回は、それ以外のSynVisumの特徴的な機能を取り上げます。

・シーンメモリ機能



出力状態(シーン)を複数記憶し、キッカケに応じて出力する機能。
マウスクリックや上下矢印キー、パソコンキーボード(QWERTTY・・・)を押すことで各シーンを呼び出すことが可能。
外部DMXコンソールによるシーンの呼び出しも可能です。外部DMX制御の場合ですと各シーンを呼び出すだけでなく、DMX1〜3chだけでシーンの送りや戻り、といった制御が可能です。
他に、時間軸上にシーケンスデータを作成して、自動実行による映像出力再生も可能です。
DoctorMX「キューシート」の概念に非常に良く似ています。


・操作盤サーバ機能



Windows、Macを問わず異なるパソコンから、SynVisumを遠隔制御する機能です。
LANケーブル接続によるWebブラウザを介したネットワークを構築します。IPアドレスをあらかじめ設定/確認しておき、操作する側のWebブラウザ(インターネットエクスプローラかサファリ)からSynVisumを操ります。ただ単に遠隔制御するのではなく、SynVisum側ハードディスクに無い素材を、操作盤サーバ側PCからLANケーブル経由で送信し、出力することができるというのが最大の特徴です。


・iPhone制御
・DMX画像出力機能




OSC(オープンサウンドコントロール)という信号規格を使って、無線WiFi制御が可能になります。
OSC信号を送出できるものであれば、何でも良いのですが手近なところでiPhoneを使用しました。iPhoneにOSC関連のアプリケーションをインストールします。様々な種類がありますが、今回は“iOSC”というアプリケーションを使用しました。
シーンメモリ機能をDMXで制御するのと同じ要領でiPhoneからシーンを選択します。他にも各レイヤのインテンシティフェーダに割り付けたり、詳細設定パラメータを制御することも可能です。

またDoctorMXインタフェイスBOXを使用すると、入力のみならず、DMX出力が可能になります。それを利用した機能として、「DMX画像出力」があります。
出力素材をグリッド化し(たとえば8x8など)、RGB値に置き換え、それをDMX3chに出力する、いわゆるLEDマッピング機能です。
DMX入力にも対応したトラクソンブランドのLEDパネル(64PXL BOARD RGB)などへは、モニタウィンドウの出力画像がそのまま投影されます。


・OSC制御
・Windows暫定版




前述のOSCを使うと、1台のPCだけで映像・照明・音声の一括制御に挑戦!という実験をおこないました。
まず1台のMac、SynVisumと共にDoctorMXを起動します。
この両ソフトウェア間でOSCによる通信設定を行います。DoctorMXからの出力はDMXとOSCを同時に送出するようにします。

DoctorMX→(DMX)→照明
↓OSC
SynVisum
↓映像信号出力
プロジェクタなど

SynVisumはパソコンで再生できる音声ファイルもレイヤとして認識するので、映像と同じ感覚で音声を出力できます。
これにより、映像・照明・音声の一括制御が完成し、パソコン1台だけのマルチメディアコントローラが実現します。

YouTube動画の後半部分では、SynVisumのWindows暫定版に触れています。Mac版と変わらない基本機能を保持し、オリジナルアニメーションエフェクトなども順々に移植されております。合わせてWindows暫定版にしかないオリジナルエフェクトも搭載され、差別化もされています。
現状は暫定版ではありますが、ゆくゆくは製品版として正式公開される予定です。




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2010年09月15日

『機材展』レポート その3〜SynVisumワークショップ(2)

ご機嫌いかがですか?カルーセル彦です。

E-SPEC創立20周年『機材展』”レポート、第三回です。
ワークショップ『視覚効果シンセサイザ「SynVisum」』の続きで、今回はSynVisumにしかないオリジナル機能、オリジナルアニメーションエフェクトを紹介します。
このオリジナルアニメーションエフェクトだけでも、SynVisum導入の価値が充分にあります。



以下に紹介するアニメーションエフェクトはメニューバーの[編集]から[アニメーション]の中に含まれています。

まずは「」です。
「雲」を選択すると、黒バックに白いもや状の静止画調の「雲」が出現します。
コンソールに割り付けられた「雲」エフェクトには、フェーダ調整以外に
細かさ切れ間ぼやけ明るさなどなど10項目の詳細設定パラメータが現れます(この詳細設定パラメータは各アニメーションエフェクトによって異なります)。
「雲」の場合、上記の4項目を調整することで、「雲」の大きさや見え方が変わっていきます。ただし画面上の「雲」は静止状態のままです。
4項目以外の、速さ変化方向位置狭さ奥行の数値を変更することで、止まった状態の「雲」が動き出します。特に、位置、狭さ、奥行は、アングルや画格内の表示位置を設定する為、地平線まで続く広大な流れ雲や、飛行機から見下ろす雲海といった、まさに動きのある「雲」演出が可能になります。

SynVisumの、「雲」を含めたオリジナルアニメーションエフェクトの特徴は、一般的な“動画”とは異なる点です。それは、静止画を上下左右に動かすかのような動画表現ではありません。またパラパラアニメーションのように複数の静止画フレームによる動画表現でもありません。
パソコン内で演算処理され“生成”された素材になります。したがって再生中に色が変わったり、大きさが変わったり、かすれたり、曇り空になったり、風向きが変わったり、流れるスピードが変わったり・・・など、一般的な動画表現ではできない、“生成”された素材ならではの演出が可能です。
“生成”されているアニメーションエフェクトですので、始点/終点という概念がありません。ですので繋ぎ目のないシームレス/エンドレスな素材を作り出すことが可能です。
また、SynVisumの特徴であるレイヤリング機能を使って、背景にカラーグラデーションを合成することで、より臨場感のある、立体的なエフェクトをパソコン一つで生み出すこもできます。

YouTube動画では、「雲」に続いて「雪(小雪)」、「」と続きます。
「炎」エフェクトは、他素材と合成することで完成するエフェクトです。
ここでは「文字」と合成しました。詳細設定パラメータで「炎」の燃え具合(大きさ、熱量、火粉の舞い方など)を調整すると共に、「炎」の色も変えることができます。設定次第では、「炎」表現とは程遠い、独特なアニメーションエフェクトとして使用することも可能です。



ワークショップでは、さらに「天球」「紙ふぶき」「エンドロール」の紹介が続きます。

天球」は実在する恒星約5000個が、実際の座標で表示されます。
詳細設定パラメータには、赤緯/赤経による座標軸設定や88星座から任意の星座を選んで表示することも可能です。回転自転設定により、ゆっくりと動き出す星空を映し出せます。動画とは異なる“生成”素材ですので、星1個の拡縮やきらめき具合、漫画調の十字型に光る星表現なども可能です。

紙ふぶき」の場合も同様で、各「紙ふぶき」の1枚1枚の大きさを変えることができます。他にも「雲」や「雪(小雪)」と同様、風量風向き、また1枚1枚の舞うひらひら感の調整などが可能です。さらに「紙ふぶき」の場合、1枚1枚のを決めることができ、全てを同一色にしたり、近似色による色の揺らぎを作ったり、(パーティのクラッカーのように)ランダムな色の紙ふぶきにすることも可能です。

エンドロール」は、ちょっと毛色の異なるアニメーションエフェクトで、文字列を上下左右にスクロールするエフェクトです。
フォント文字サイズ行間設定スクロール速度文字色の設定が可能。スクロール方向も自在に設定できます。
こちらも“生成”された素材ですので、スクロールしている最中に文字列を打ち込んで表示させる、というような一般的な動画では表現できない演出も可能です。

続きます。




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