2013年06月20日

基本から学ぶ!DoctorMXワークショップ 第142回〜MIDI その3

浪花亭馬彦です。

今回のDoctorMXワークショップは、MIDIノート信号を使ってキューシートのキューを実行してみます。

MIDIノートは、分かりやすく説明すると、ピアノやオルガンなどの鍵盤楽器の「ドレミファソラシド」を“記号”に置き換えた信号です。
標準的な88鍵盤(7オクターブ半)のほぼ中間の「ド」の音を「C4」と呼びます。
そこから順に「D4」「E4」「F4」「G4」「A4」「B4」...となり、一つ上のオクターブに移ると「C5」となります。
今回はこの鍵盤楽器で使用されるMIDIノートを使って、DoctorMXのキューシートを制御してみます。
使用するMIDIコントローラは前回と同じくBEHLINGER社「B-CONTROL」です。
鍵盤楽器を使用すると分かりやすいですが、この「B-CONTROL」は各ボタン、エンコーダにMIDIノート信号を割り当てることができますので、今回はプッシュエンコーダ(卓上部のツマミ)の左側からC4、C#4、D4、D#4のMIDIノート信号を事前に設定しておきます。

midi1421

それではDoctorMX側の設定方法をみていきます。
まず、キューシートのメニューバーのキューシートからMIDI設定をクリックします。
現れたウィンドウの設定をクリックすると、接続しているMIDIコントローラが表示されるので選択します。
チャンネルをMIDIコントローラ側で設定している数値(今回は1)にあわせて使用をクリックします。
今回はキュー選択最低音は使用しないのでそのままにしておきます。

midi1422

次にキューシート上で作成したキューの左側ボタンを長めに押下します。
すると、ボタンに割り当てることのできる項目一覧が表示されます。
その中からMIDIノートを選択し、「C4」を選びます。

midi1423

順次、MIDIコントローラの設定に合わせてキューを割り当てます。

midi1424

この設定でMIDIコントローラに設定しているプッシュエンコーダを押下するとキューが実行されます。


http://www.youtube.com/embed/XRpe0WOzvxY?rel=0

動画では、

MIDIコントローラ
↓MIDIノート
DoctorMXキューシートのキュー
↓OSC
SynVisumのシーンメモリ

という信号の流れになっています。


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GONGプライベート展示会『Oak Valley 2013』

昨年から本年にかけて取り扱いを開始した“GONGならではの”“GONGにしかない”製品を中心に展示し、実機を直接触って頂ける展示会となります。
最終日7/12(金)は15時から、今話題の映像演出技法の一つ「プロジェクション・マッピング」について、ArKaos MediaMaster Proを用いて実際に投影を行なうワークショップを開催します。
展示会、ワークショップとも、どなたでも無料でご来場いただけます。ご予約なども必要ありません。
皆様お誘い合わせの上、たくさんのご来場を心よりお待ちしております。

【日程】
7月10日(水)15:00〜19:00
7月11日(木)15:00〜19:00
7月12日(金)15:00〜19:00 *15:00〜17:00はワークショップとなります。

【会場】
東京都江東区森下4-16-5
パークサイドハイツ1F GONG倉庫内(GONG事務所から徒歩30秒です)
Googleマップはコチラ→http://goo.gl/maps/A6esq

【展示予定製品】
GM-15LED マトリクスバー
GM-44LED マトリクス
GT-915IP 5in1ウォッシュ
ArKaosシリーズ
Alkalite PIXシリーズ
DoctorMXPrefLightSynVisum
googobo & GOBOプロジェクタ各種(PAR16LED GOBOプロジェクタGRS LEDderksen・他)





cpiblog00465 at 08:21│Comments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 基本から学ぶ!DoctorMXワークショップ 

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