2018年07月03日

『Oak Valley 2018』ダイジェスト〜ArKaos MediaMasterの最新版!バージョン5.2とは?(後編)

こんにちは、タキ子です。

昨日に引き続き、『Oak Valley 2018』ダイジェスト「ArKaos MediaMasterの最新版!〜バージョン5.2とは?」、今回は後編をお届けします。

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前回は「MediaMasterバージョン5.2」のアップデート内容について、次の3つの新機能を説明しました。

DMXマージャー
拡張フィクスチャ
ピクセルブレンディング


今回はこのうちのピクセルブレンディングの、マージモード等を調整したときの効果について詳しく説明します。

【ピクセルブレンディングについて】

ピクセルブレンディングは、卓とMediaMasterから送られるピクセル信号の組み合わせ方(マージ方法)を調整できる機能で、複数のマージ方法を任意に切り替えることができる、MediaMasterならではの機能と言えます。

ArtNet3に対応しているノードやスイッチングハブを使ったシステムの場合、複数個所からの信号を、自動的にマージさせて出力することが可能です。
ただし、この方法で可能な信号のマージはあくまでもノード等の製品仕様に準拠するもので、常に一定の条件で行われます。

ですが、ピクセルブレンディングを使えば、作りたいデータの内容に応じて「複数ある選択肢からマージ方法を選択」し、「MediaMasterから出力される信号のレベルを0−100%まで調整」することが可能です。
例えば、同じピクセル信号を出力しても複数の表現ができたり、レベルの調整を行うことでMediaMasterと調光卓の出力の切り替えも簡単に行うことができます。

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【ピクセルブレンディングの機能】

ピクセルブレンディングは、

・マージモードの切り替え
・MediaMasterの出力強度調整


の2つの機能を持っています。

・マージモードの切り替え

まず、マージモードの種類はVisualPresetにおけるミキシングの種類と非常に似ています。
そのため、調光卓とMediaMasterの出力が組み合わさるときは、乗算や加算のような、画像を合成するときの仕組みでマージされます。
「LEDMapper Mode Channel」がDMX信号を受けることで、モードが切り替わります。
マージモードの種類は下の画像に記載されている通り、9種類あります。
DMX信号のゲージによって変化します。

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「LEDMapper Mode Channel」が現在どのモードを選択しているのかは、MasterOutput画面のステータス表示を確認すると分かります。
下の画像で示している部分に、モードによって「R」や「+」等の、文字や記号が表示されます。

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・MediaMasterの出力強度調整

「LEDMapper Merger Intensity Channel」はMediaMasterの出力を0-100%で制御します。
例えば、チャンネルが50%の場合はMediaMasterと卓の出力が半々の強度で出力され、0%の場合はMediaMasterの信号は出力されません。
※ただし、選択しているマージモードによっては異なる結果になる場合もあります。

【実際に機材に絵を出力してみると・・・】

ピクセルブレンディングを使うとどのような出力になるのかを、実際の機材で確認してみます。
12個のLED素子が並んだ、ピクセル制御可能なムービングに、卓とMediaMasterからの信号を出力します。
調光卓からはRedとGreenが上下に分かれて出力、MediaMasterからはホワイト(R/G/Bの混色)が半分出力された状態です。

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この状態で、いくつかのマージモードに切替えたときに、どのように見えるかを下の画像に一覧にしてみました。

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Replace mode
このモードは、いわゆる信号の置き換えです。
調光卓のピクセル信号に、MediaMasterの信号を上書きしているイメージです。
ですので、MediaMasterのホワイトだけが出力されています。

Addition mode
こちらは名前の通り、出力を加算します。
そうすると、調光卓の出力にMediaMasterからのホワイトが追加で出力され、片側はRedとGreen、もう片側はホワイトという絵になります。

Subtraction mode
これは調光卓の出力からMediaMasterの出力を、減算するモードです。
調光卓で送っているRedとGreenから、MediaMasterのホワイト分をマイナスしているので、RedとGreenの出力が半分になっています。

このように、モードごとにいろいろな表現ができます。

最後に、ピクセルブレンディングは、Theaterモード/Fixtureモードの両方で使用可能です。
Fixtureモードの場合は「MasterFull1.2」というモードに「LEDMapper Mode Channel」と「LEDMapper Merger Intensity Channel」が設定されています。

以上、『Oak Valley 2018』ダイジェスト〜ArKaos MediaMasterの最新版!バージョン5.2とは?(後編)でした。
映像コンテンツを出力するというだけでなく、今回のようにムービング等の演出ツールとしてもMediaMasterはご使用いただけますので、興味を持たれた方は、ぜひバージョン5.2をお試しください!
http://www.arkaospro.com/software/mediamaster-pro/download

ではまた〜!

ArKaos
http://gonginternational.jp/archives/product_category/projection-mapping#arkaos


《NEWS !》

クワテックが、新アプリケーション『Unvatch(アンバッチ)』暫定版を発表。
http://www.kuwatec.co.jp/unvatch/jp/index.html
Art-Net信号の、ユニバースを変換する、といったものです。

unvwinのコピー

DoctorMXインターフェースボックス、EtherMX、Ex8、DIAheart に接続されていることを前提とした、クワテック製品ユーザーのためのアプリのようですね。
詳細はおってリポートします。
↓かわいすぎる製品アイコン。

Unvatchのコピー


《サマーセール第1弾》

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http://gonginternational.jp/archives/product/antari-smokeliq

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http://blog.livedoor.jp/cpiblog00465/archives/52487559.html




cpiblog00465 at 08:04│Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 Arkaos | Oak Valley

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