基本から学ぶ!DoctorMXワークショップ

2011年07月11日

DoctorMXワークショップ〜基本から学ぶDoctorMX 第一回〜ごあいさつ〜

浪花亭馬彦です。

GONG新入りの私・浪花亭馬彦が、表題にありますとおり「DoctorMXワークショップ〜基本から学ぶDoctorMX」を、今回より週1回のペース連載してまいります。

私自身、DoctorMXを勉強を始めたばかりです。
その中で気づいたこと感じたことなどをご紹介しながら、DoctorMXビギナーの皆さんと一緒に、DoctorMXマスターを目指していこうという企画です。
また、現在照明業界でよく使われているDMXコンソールやPCベースコンソールと比較しながら、「DoctorMX」の特徴をお伝えしていこうとも思います。
そして、このワークショップによって、より多くの方々に「DoctorMX」をお使いいただければ幸いです。

今このブログをご覧頂いているDoctorMXヘビーユーザの方々にとっては、すでに知っている内容が多く出てくると思います。申し訳ありません。
その際は是非、このDoctorMXワークショップをDoctorMXビギナーの方にご紹介下さい!


それでは、今回はDoctorMXの特徴を私の目線で挙げてみます

1.コンパクトで置き場所を選ばない。
PCとインタフェイスBOXを置くスペースさえあれば十分です。データ作りだけならノートPCで電車の中でもできます。

2.WinとMacでデータを共有。
例えば、会社のWindowsで作ったデータを自宅のMacで修正する、ということもできます。両方のOSに対応しているコンソールは他のPCベースコンソールにはなかなかないと思います。

3.画面のカスタマイズが自由自在。
DoctorMXは各機能が独立したウインドウで開くことができるので、一般のDMXコンソールよりもより自由度の高い画面レイアウトが可能です。
チェック用や本番用など目的別に必要なウィンドウだけ表示することができます。
doc_capture1

doc_capture2


4.日本の会社が開発している。
海外製品だとバグや改善要求などに時間がかかりがちですが、ユーザーのニーズへの対応が日本製(クワテックさん)ということで早いです。
オンラインマニュアルやソフトウェア自体も基本的に日本語で著されています。

他にも色々ありますが、次回以降のブログで機能面を紹介しながら書いていこうと思います。

今、このブログをご覧になってる方でDoctorMXを触ったことがない、という方は一度ソフトウェアのダウンロードをしていただいて触ってみてください。
ソフトウェアのダウンロードだけなら無料で、インストールしてすぐデータを作ることが可能です。
http://www.kuwatec.co.jp/index.html

ソフトウェアを触っていただくだけでもDoctorMXの魅力をおわかりいただけると思います。
もしその魅力に気づいていただいて、実際にDoctorMXを本番で使ってみたい、という方は、ぜひインタフェイスBOXのご購入をご検討いただければ、と思います。
doc_interfacebox





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2011年07月20日

DoctorMXワークショップ〜基本から学ぶDoctorMX 第二回〜流れ図〜

浪花亭馬彦です。

DoctorMXワークショップ〜基本から学ぶDoctorMX」、今回は私がDoctorMXの中で最もDoctorMXらしい機能だと思う、流れ図について見ていきます。

DoctorMXではDMX信号を制御する機能を、目的に合わせて追加したり並べ替えたりすることができます。
そして、その各機能が並んでいる様子を表してるのが流れ図です。

doc_nagare01

流れ図では処理の流れを上から下へ表示しています。
上の画像では流れ図に、

(入力)-装置なし
コンソール#1
モニタ#1
(出力)-装置なし


と表示されていて、入力、出力ともにインタフェイスBOXには何も接続されていない状態を表してます。
一番上の入力、一番下の出力は並べ替えたり追加するといったことはできません。

コンソール#1のch1からch4のレベルを100%にしてみます。
すると、モニタ#1のch1からch4のレベルが100%で表示されています。

doc_nagare02

ここでコンソール#1とモニタ#1を入れ替えてみます。
すると、モニタ#1の表示が全て0%になります。

doc_nagare03

これは順番を入れ替えたことでコンソール#1の状態がモニタ#1へ反映されないからであり、モニタ#1へDMXが入力されていないからです。モニタ#1には表示されませんが、DoctorMXインタフェイスボックスを繋げば、外部機器(調光ユニットやムービングライトなど)にDMX信号は出力されています。

新たにモニタ#2をコンソール#1の下に追加してみます。

doc_nagare04

すると追加したモニタ#2ではch1からch4のレベルが100%で表示されます。
コンソール#1の状態がモニタ#2を通して表示されているためです。

今回は、DoctorMXでは処理の流れというものを表示する機能があり、またそれを並べ替えることで処理の流れを作ることができるということがわかりました。
次回も流れ図についてみていきます。




PrefLight 更新。

2011/7/19
v0.2.2b
表示ウインドウの寸法を設定する機能を追加。
静止画および動画に記録する機能を追加。




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2011年07月26日

DoctorMXワークショップ〜基本から学ぶDoctorMX 第三回〜流れ図:複数のコンソール、モニタ機能を使用〜

浪花亭馬彦です。

前回は、流れ図にはDMX信号の制御の流れというものがあること、機能を入れ替えることができること、を見てきました。

今回も引き続き流れ図について見ていきます。

コンソール#1、モニタ#1、コンソール#2、モニタ#2の4つの機能を使います。

1.全てのチャンネルのレベルは0%です。

nagare05


2.コンソール#1のch1を100%にします。
モニタ#1、モニタ#2ともにch1のレベルは100%の表示になっていて、ch1のDMX信号は100%で出力されます。

nagare06


3.コンソール#2のch5を50%にします。

nagare07

モニタ#1ではch1のみがレベル100%、
モニタ#2ではch1が100%、ch5のレベルが50%の表示
となります。これは流れ図上、コンソール#2はモニタ#1より下にあるので、モニタ#1にはコンソール#2のch5の制御は反映されない状態だからです。
実際のch1のDMX信号は100%出力、ch5のDMX信号は50%出力となります。

コンソール#1で100%にしたch1の制御はコンソール#2ではどのように制御されているのでしょうか?

次回以降にまた触れることになるかと思いますが、DoctorMXでは特に何も設定しない場合、合成されたチャンネルの高い方のレベルが出力されます。HTP(High takes precedence=高い値が優先する)という方式です。
その為、モニタ#2ではコンソール#1で出力されている100%で表示されているのです。

一つのコンソール画面だと実際にシーンを組むときに見づらくなったり、スクロールしたりすることになってしまいますが、コンソールをいくつか目的別に分けて使用する(例えば#1が一般照明、#2がLED…など)ことで、使い勝手が向上します。

nagare08





PrefLight暫定版更新。

2011/7/25
v0.2.3b
照度計機能を追加。



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2011年8月12日(金)〜2011年8月16日(火)









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2011年08月05日

DoctorMXワークショップ〜基本から学ぶDoctorMX 第四回〜コンソール:チャンネル操作。

浪速亭馬彦です。

今回の基本から学ぶDoctorMXは、コンソールについて、特にチャンネルの操作と選択範囲(グループ化)についてです。

コンソールはDMXレベルを制御する機能で、1つのコンソールで512チャンネル制御することができます。

チャンネルを制御するには、

1.フェーダで操作
2.数値で操作


の2種類があり、1つのチャンネルを操作する場合も複数チャンネルの同時操作も、基本的に同じ操作方法です。
“値”(0-255)もしくは“(%)”で操作できます。


1.フェーダで操作

・フェーダを上下にドラッグする
・フェーダより上、または下でクリックする

2.数値で操作

・直接数値を10キー入力
・数値をクリックして左右にドラッグする 
・数値をクリックして数値右側、または左側でクリックする


複数のチャンネルを選択するにはいくつか方法があり、

・チャンネル番号をドラッグ
・Shiftを押しながらチャンネル番号をクリック
・(Windows) Ctrlを押しながらチャンネル番号をクリック
・(Mac) Commandを押しながらチャンネル番号をクリック

があります。

console01

先ほどの1.や2.で操作すると、複数チャンネルをまとめて制御することができます。

また、複数チャンネルをグループ化して名前をつけることができます。
メニューバーからコンソール、選択範囲、追加を選び名前を付けます。

console02

メニューバーからコンソール、選択範囲、一覧を表示を選び、作った名前のところでクリックすると、選択した複数チャンネルがアクティブになります。
アクティブなフェーダをつまんで上下すると、同時に複数チャンネルが動いていることがわかります。
このようにグループ化することで作業効率がアップします。また、日本語入力できるという点も見やすく使いやすいかと思います。

次回、複数チャンネルの操作をもう少し詳しく見ていきたいと思います。



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2011年08月09日

DoctorMXワークショップ〜基本から学ぶDoctorMX 第五回〜コンソール:複数チャンネル操作

浪速亭馬彦です。

今回は複数チャンネル操作の仕方について説明します。

DoctorMXでは複数チャンネルを選択してレベルの増減をする場合、2種類の方法があります。

・チャンネル同士のレベルを揃えてレベルの増減
・チャンネル同士の差を維持したままレベルの増減


の2種類です。

コンソール上部の“入力状態”の右に“=”と表示されている場合、つまんだフェーダーのレベルに揃えられます
例えば、ch1が80%、ch2が60%、ch3が40%とします。

console03

ch1フェーダをつまんで85%にすると選択されているチャンネルが全て85%になります。

console04

その状態でフェーダを上げ下げすると、3チャンネルとも同じレベルで上下します。


一方、“=”をクリックして“+”にすると、各チャンネルの“差”を維持したままで複数チャンネルの操作ができます。
先ほどの例と同じく、ch1が80%、ch2が60%、ch3が40%とします。

console05

次に、ch1フェーダをつまんで60%にしてみると、ch2は40%、ch3が20%になります。

console06

20%の差が維持されたまま、複数チャンネルのレベルが変更されます。
ただし、一度レベルが0%や100%になったときはレベル差は縮小し続け、最終的には“=”と同じ動作になります。

この“=”や“+”を使い分けることで複数チャンネルの制御がしやすくなります。
特に“+”は各チャンネル差を維持したまま全体を少し明るくしたいときなどに便利な機能です。



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《夏季休業のお知らせ》

本年の弊社の夏季休業は以下のとおりです。

2011年8月12日(金)〜2011年8月16日(火)



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2011年08月19日

DoctorMXワークショップ〜基本から学ぶDoctorMX 第六回〜コンソール:チャンネル動作

浪速亭馬彦です。

今回はDoctorMXワークショップです。コンソールのチャンネル動作について見ていきます。

チャンネル動作とは、チャンネルを操作した場合にどのように出力するのか、を指定する機能です。

DoctorMXのコンソールで、メニューバーのコンソール→チャンネル動作を選択します。
3つ用意されていて、

・ミックス
・専用(EXC)
・アッテネート(att)


があります。チェックを入れると、コンソールの512ch全体にその効果を与えます。

console07


また、1chごとに個別にチャンネル動作を指定することもできます。
各chのフェーダの上あたりでクリックするとウィンドウが開き、各チャンネルごとに設定することができます。

console08

個別にチェックを入れると、フェーダの上に小マドが表示され、

・空白はミックス
・EXCは専用
・attはアッテネート
・=は素通り


という動作になります。

WS000001


次回からはミックス、専用、アッテネート、素通りの各チャンネル動作について、詳しく見て行きます。




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《2011決算特価セール!》

第一弾〜PAR-G-64ランプ付4台セット

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2011年08月23日

DoctorMXワークショップ〜基本から学ぶDoctorMX 第七回〜コンソール:チャンネル動作“ミックス”&DoctorMX&PrefLight更新。

浪速亭馬彦です。

今回はDoctorMXワークショップです。コンソールのチャンネル動作のミックスについて見ていきます。

おさらいですが、チャンネル動作とは、チャンネルを操作した場合にどのように出力するのか、を指定する機能です。
チャンネル動作には、

・ミックス
・専用(EXC)
・アッテネート(att)
・素通り(=)


の4つがありますが、今回はミックスについて見ていきます。

ミックスでは、入力された数値の高い方を出力します。一般的にHTPと呼ばれるものです。

今回はチャンネルごとにチャンネル動作を設定できる、個別のミックスを使って例を出してみます。
前回のブログでも紹介しましたが、個別ではチャンネル番号のすぐ下に小マドが現れます。
その小マドの上でクリックするとミックスを選択することができます。

console071

コンソールを2つ使って試してみます。

今回の例ではch1のレベルをコンソール#1では80%、コンソール#2では40%に設定しました。
流れ図の順番は、上からコンソール#1、#2です。
コンソール#1から80%が出力され、コンソール#2から40%が出力された結果をモニタで見ると、80%で表示されています。

console072


次に、流れ図でコンソールの順番を入れ替えて、上から#2、#1の順に制御してみます。
どうでしょうか。モニタを見ると80%で変化がありません。

console073

ミックスでは、制御の順番に関わらずレベルの高いほうの数値が出力されていることがわかります。

常に、ある一定のレベルを出力したい場合、例えば客電の残置などに使えると思います。

コンソールが1つだけという場合や、外部コンソールの数値しか入力されていない場合などは入力した数値がそのまま出力されます。

console074

次回はチャンネル動作の専用(EXC)について見ていきます。



DoctorMX更新。

2011/8/21
v3.4.1
コンソールのメーターが、パーセント表示のみの時に正しく表示されない不具合を修正。



PrefLight(暫定版)更新。
v0.2.5bでは、新しい機能が追加されました。

2011/8/22
v0.2.6b
物体での照度が正しくない不具合を修正。

2011/8/21
v0.2.5b
画質を選択する機能を追加。
物体機能を追加。




《Antari&Lite-Puter製品2011サマーセール中!》

Antariこちら

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《2011決算特価セール!》

第一弾〜PAR-G-64ランプ付4台セット

第二弾〜AサイズローテイタGOBOMASTER&パワーサプライAP-150




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2011年09月02日

DoctorMXワークショップ〜基本から学ぶDoctorMX 第八回〜コンソール:チャンネル動作“専用”

浪速亭馬彦です。

前回に引き続きDoctorMXワークショップです。コンソールのチャンネル動作、専用について見ていきます。

専用は入力信号に一切影響されず、専用で設定したチャンネルのレベルのみを出力します。

今回も"個別"を使って例を挙げてみます。
個別の専用を使用した場合、小マドにはEXC(Exclusive)で表示されます。

console081

ch1をコンソール#1では80%、#2では40%にします。
制御の流れは#1、#2の順番です。
コンソール#1はミックス、#2は専用(EXC)とします。

console082

モニタでは40%で出力されています。
コンソール#1で設定されているレベル80%に全く関係なく、専用であるコンソール#2のレベル40%を出力する、という結果が得られます。

DoctorMXの特徴として、DMXの信号を受けることも出すことも出来ます。
例ではコンソール#1でしたがこれを外部卓に置き換えるとします。
外部卓からDoctorMXを経由して専用コンソール(またはチャンネル)を通して出力することで、外部卓からの信号を受けたとしても、DoctorMXでのみ制御することが可能になります。

サブ卓としてDoctorMXを使用し、万が一、本卓から誤った信号を受けたとしても、DoctorMX側で専用にしておけば誤動作を防げる、という使い方ができます。
また、後日紹介するスライダという機能を使用する際にも、今回紹介した専用を活用することが出来ます。

次回はチャンネル動作、アッテネートです。



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第一弾〜PAR-G-64ランプ付4台セット

第二弾〜AサイズローテイタGOBOMASTER&パワーサプライAP-150。

第三弾〜4in1LEDスポットQuadra Par-120

第四弾〜1W×36発LEDスポットPar-361SV

第五弾〜SMD仕様LEDスポットPar-183Tri

第六弾〜レーザーSL-301S、SL-A48G、SL-A48RG

第七弾〜拡散型レーザーFS-3、MS-2

第八弾〜ILDA対応レーザーSURPASS1

第九弾〜モノクロガラスGOBO付LEDスポットSL-1033





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2011年09月08日

DoctorMXワークショップ〜基本から学ぶDoctorMX 第九回〜コンソール:チャンネル動作“アッテネート”

浪速亭馬彦です。

DoctorMXワークショップです。今回はコンソールのチャンネル動作、アッテネートについて見ていきます。

アッテネートは、入力されてきた信号をチャンネルで減衰して出力をする、という機能です。
減衰されて出力されるレベルは、それまでに入力されているレベルと、アッテネート機能が割り当てられたコンソール(またはチャンネル)に設定されたレベルを掛け合わせた数値となります。

個別で例を挙げてみたいと思います。
個別でアッテネートを使用した場合、小マドにはattで表示されます。

console091

ch1のレベルをコンソール#1では80%でミックス、コンソール#2では40%でアッテネート(attと表示されます)に設定します。
制御の流れは#1、#2の順番です。

console092

上の画像のch1を見てみると、モニタではコンソール#1で設定された80%にコンソール#2に設定された40%を掛けた数値、つまり(80%×0.4=)32%が出力されています。
アッテネートはチャンネルのレベルの上限値を設定して出力したい場合、例えばフルゲージで使用せずに最大でも70〜80%くらいに設定しておきたい機材を使う場合や、フル点灯したくない客電などに使える機能だと思います。

次回はスライダについて見ていきます。



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2011年09月13日

DoctorMXワークショップ〜基本から学ぶDoctorMX 第十回〜コンソール:”スライダ”

浪花亭馬彦です。

今回のDoctorMXワークショップは、コンソールのスライダです。

DoctorMXでは、コンソールでマスタフェーダ使用するかしないか使用する場合はどういう動作をするか、という設定をすることができます。
その設定をするのがスライダです。

設定をするには、メニューバーからスライダを選びます。

console101

マスタなしとは、マスタを使わないで1チャンネルずつ独立して制御する方法です。

マスタ(ミックス前)マスタ(ミックス後)は、共にマスタフェーダとして使用する、とうものですが、出力の仕方に違いがあります。

ミックス前とミックス後の違いを先に例を出してみます。

まず、マスタ(ミックス前)です。
コンソールを2つ使い、コンソール#1でのch1からch5のレベルを50%、#2のch6からch10のレベルを100%とします。
コンソール#2でマスタ(ミックス前)を選びます。

console102

モニタでは、先ほど設定したものがそのまま出力されています。

次にコンソール#2のマスタフェーダを30%(目分量で)にします。

console103

モニタにはch6からch10が30%で出力されています。
ch1からch5は設定したレベル、50%が出力されていて、スライダを設定したコンソール(例では#2)の影響を受けずに出力されています。

マスタ(ミックス前)を設定すると、入ってきた信号とミックスされて出力され、コンソールごとに制御する、という形になります。

続いてマスタ(ミックス後)です。
コンソール#2のマスタフェーダを100%に戻してマスタ(ミックス後)を選びます。

console104

最終的にモニタに出力されているレベルは、ミックス前と同じく設定したレベルが出力されています。

次にコンソール#2のマスタフェーダを30%にします。

console105

モニタの出力レベルはch1からch5は15%、ch6からch10は30%になりました。
ch1からch5もスライダを設定したコンソールのマスタフェーダによって制御されていることがわかります。

マスタ(ミックス後)を設定すると、入ってきた信号もスライダの影響を受けてレベルの増減をする、という動作をします。設定したコンソールの一本のマスタフェーダで、入ってくる信号全てにゲージを利かせる事ができます。

次回も続いてスライダです。




《Antari&Lite-Puter製品2011サマーセール中!》

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《2011決算特価セール!》

第一弾〜PAR-G-64ランプ付4台セット

第二弾〜AサイズローテイタGOBOMASTER&パワーサプライAP-150。

第三弾〜4in1LEDスポットQuadra Par-120

第四弾〜1W×36発LEDスポットPar-361SV

第五弾〜SMD仕様LEDスポットPar-183Tri

第六弾〜レーザーSL-301S、SL-A48G、SL-A48RG

第七弾〜拡散型レーザーFS-3、MS-2

第八弾〜ILDA対応レーザーSURPASS1

第九弾〜モノクロガラスGOBO付LEDスポットSL-1033




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