U(ユー)

2012年10月02日

製品レポート「U」。その6〜入力。

ご機嫌いかがですか?カルーセル彦です。

コンセプト版のDMX統合制御アプリケーション「U(ユー)」の4種類あるシーンの機能に関して、最後に紹介するのが「入力」です。

kuwatec U
http://www.kuwatec.co.jp/u/jp/index.html

入力は、「U」の内部で制御するのではなく、外部信号によるパラメータの制御を可能にする機能です。
今回の紹介では、LED灯具のR/G/B制御を主軸にお伝えしますが、ディマーだけを外部コントロールする、といった使い方にも適しています。

この入力を紹介するにあたって、前回の間接で使用したホリRGBを利用し、さらに台数を4台へと増やしてみます。U、PrefLightの双方を設定し終わると下のようなイメージになります。

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シーン機能「入力」の設定方法は非常に簡単です。
「U」コンソールのメニューバー[シーン]→[シーンを追加]→[入力]
をクリックします。
コンソール右側のシーンリストに入力のシーンが作成されます。

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次に、作成したばかりのシーン“入力”をダブルクリックして、シーン設定ウィンドウを起動します。

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この状態で、コンソール左側の装置リストから、任意のパラメータ部を選択し、反転させます。外部入力信号からの制御を受け付けるものを指定する訳ですが、たとえば今回の例の場合は、4台のホリゾントLEDのR/G/B3色を個別に制御するので、画像のように選択します。

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選択しただけの状態では、DMXアドレスが割り振られていませんので、各パラメータを任意のチャンネルに変更します。

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これで、この4台は“入力”が選択されている場合に限り、外部信号(DMX1〜12ch)によって制御することが可能になります。

早速、外部信号を使用して動作検証してみます。
今回はDoctorMXのシーンメモリを使って、簡易的なシーンシーケンスを作成しました。その内容はR→G→Bとループを繰り返すシーンで、単純に1ch(R)、2ch(G)、3ch(B)が順に、4秒間隔で0-255レベルへ増減するというものです。このシーンの作成についてはDMX1から3chしか使用しません。

「U」とDoctorMXのリンクにOSCを使用するので、まず「U」のポート1をOSCに割り当てます。
「U」コンソールのメニューバー[ウィンドウ]→[DMX接続...]
をクリックします。
DMX接続設定ウィンドウが起動しますので、ポート1のプルダウンメニューから、OSCを選択します。

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ポートは「51003」に指定され、アドレスが「/dmx」になっていることを確認します。
次のDoctorMXでの設定です。
「DoctorMX」流れ図のメニューバー[ウィンドウ]→[機能を追加]→[OSC]
をクリックし、動作を「送信」、DMX出力を「ミックス」、UDPポートを「51003」、OSCアドレスを「/dmx」の設定にします。これらが合致すれば動作します。

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早速、「U」の入力機能を使ってみます。



ご覧のように下手側の1台がR/G/Bカラーサイクルし始めます。

さらにここで、「U」の設定ウィンドウで、DMXチャンネルを変更してみます。
全灯体のRをDMX1ch、Gを2、Bを3とします。すると先ほどのデータで全台が同じ動作を開始します。



さて、これまで紹介した「U」のシーン機能は「静態」「継起」「間接」「入力」、それぞれに特徴的な機能を持っています。
静態は静的なシーンを作成するのに適しています。最もシンプルな機能です。
継起はシーンを連続して再生する、シーケンスの機能を備えています。
間接は複数のパラメータを設定する際に便利な機能になります。
そして今回の入力は「U」のパラメータを外部信号によって制御する際に使用します。

このように「U」の場合、シーンメモリの方法によって再生方法に違いがあり、これらを上手に組み合わせることで、より自由度の高いデータ作成が可能になります。




cpiblog00465 at 08:09|PermalinkComments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加