S姉のステージネットワーク講座

2017年08月04日

S姉のステージネットワーク講座(1):DMXチャンネル数の増加とArt-Net。

おはようございます、S姉(えすねぇ)です。

6月の弊社主催イベント、および7月の機材展東京にて、「インテリジェントスイッチ GBS」をご紹介するセミナーを開催いたしました。
お忙しい中お越しくださった皆様、どうもありがとうございました。

本日のブログより、主にご都合がつかずセミナーにご参加いただけなかった方に向けて、GBSセミナーの内容を少しずつ振り返る連載をスタートします!
この連載では、セミナーでお話しし切れなかったような細かいネタも取り扱う予定ですので、セミナーを受講いただいた方も再度お楽しみいただけるかと思います。

GBSセミナーの内容について少し前置きをします。
本セミナーは主に照明業界のネットワーク初心者の方をメインターゲットにしておりました。
本連載をお読みいただくことで、「ネットワークは難しい」という先入観が少しでも和らげば何よりです。

それでは早速ですが、「GBSセミナー」の流れに沿って話を進めてまいります。

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本セミナーは2部構成となっており、第1部のタイトルは「ハブとスイッチについて知ろう」です。
GBSという製品についてお話しする前に、照明業界でネットワーク機器が浸透し始めてきた経緯について、および「ハブ」や「スイッチ」といったネットワーク機器でできることに焦点を当ててまいります。
「GBSセミナー」と謳っていながら、製品についてのお話は少し先になってしまいますが、気長にお付き合いください!

■DMXではチャンネル数が足りない!Art-Netの台頭によるネットワーク化の波

舞台用照明機材は日々進化を続けています。
複雑な制御を実現するため、1台の機材の制御に必要とされるDMXチャンネル数はどんどん増加し、ものによっては100chを超す制御モードが搭載されている製品も珍しくなくなりました。

▼制御チャンネル数が100chを超える製品の例 (EK PRO ChromaPix 55
http://e-spec.co.jp/lights/chromapix-55/
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DMXケーブル1本で伝送できるチャンネル数は512ch(1ユニバース)です。
チャンネル数を多く消費する照明機材をたくさん設置すると、ノードを介して大量のケーブルを配線しないといけません。
そこでArt-Netが活躍します。
Art-Netはイーサネットケーブルや光ファイバーケーブルでDMX信号を伝送できる通信規格ですが、DMXケーブルよりも一度に大量のチャンネル数を伝送できます。
その数なんと、32,768ユニバース!
チャンネル数に換算すると、約1600万(!)チャンネルに相当します。

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■イーサネットケーブルの伝送距離をカバーするための装置が「ハブ」

Art-Netは、DMXチャンネル数の増加に対処できる手段である一方で、使用するケーブルによっては伝送距離を稼げない場合があります。
DMXケーブルの理論上の伝送可能距離は400m程度までとされています。
それに対して、イーサネットケーブルの伝送可能距離の理論値は約100mまでとされ、それ以上の長さでは信号が減衰するといわれています。
つまりイーサネットケーブル1本では、DMXケーブルと同じだけの距離へ信号を伝送することができません。

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Art-Netで、より遠くへ信号を送信したい場合には、長距離伝送に対応した光ファイバーケーブルを使用する選択肢もあります。
あるいは、通信経路上に信号を増幅する装置を配置して、伝送距離を伸ばすことも可能です。
それを実現するのが「ハブ」と呼ばれる装置です。

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「DMX 512チャンネルで足りないなら Art-Net!」

次回は、「ハブ」の定義や性能について、もう少し掘り下げます。
ご期待ください!


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2017年08月10日

S姉のステージネットワーク講座(2):リピーターハブとは?

《夏季休業のお知らせ》

明日8/11(金)より8/16(水)まで、弊社は夏季休業となります。

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おはようございます、S姉です。

GBSセミナーを振り返る本連載の2回目となる今回は「ハブ」についてお話しします。

■知られざる?ハブの生体

照明用ネットワークの構築に携わったことのある方ならば、既に「ハブ」という装置を使用したご経験がある方もいらっしゃると思います。
それではその「ハブ」の生体、もとい仕様について詳しくご存じでしょうか?
ハブは、ポートにケーブルを挿すだけで、シンプルなネットワークを簡単に構築できてしまいます。
そのため、仕様についてはあまり知られていないかもしれません。

ハブという名称ですが、現在においては「リピーターハブ」を指すケースが多いです。
リピーターハブは、受け取った信号を送り出す働きをします。
信号を「受け流す」と形容してもいいかもしれません。
ネットワーク上においては、主に以下の役割をこなす装置として使用されます。
・信号の「分配器
・信号の「増幅器
・信号の「中継機

■リピーターハブのさまざまな活用方法

ネットワーク上での使用例を挙げてみます。
まずは、リピーターハブを「集線装置」として使用した場合です。
調光卓と照明機器(あるいはノード)を1対1で繋ぐのではなく、3台以上の装置を相互接続させるために、リピーターハブを使用しています。

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次に、「分配器」として使用する例です。
1台の調光卓から、複数の照明機材(またはノード)へ信号を送信するためにリピーターハブを配置しました。

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そして、「増幅器」として使用する場合の使用例です。
第1回で触れましたが、イーサネットケーブル1本では繋ぎきれない、100m以上離れた場所へ信号を送信するため、リピータハブを中継して信号を増幅しています。

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こうして例を挙げてみると、リピーターハブはとても便利な装置と言えますね!
しかしながら・・・実はリピーターハブには、ある致命的な弱点が存在するのです。
一体それは何なのか!?・・・
詳しくは、次回の記事でお伝えします。

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「ハブはネットワークをあらゆる意味で拡張するための装置である!」

次回もご期待ください!


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2017年08月22日

S姉のステージネットワーク講座(3):リピーターハブの弱点その

おはようございます、S姉です。

GBSセミナーを振り返る本連載、今回は「リピーターハブの弱点その」がテーマです。

前回は、ハブ(リピーターハブ)の活用方法を説明しました。
リピーターハブは、便利な装置であることは間違いありません。
しかしながら、仕様上ちょっと困った振る舞いをしてしまいます。

■リピーターハブの弱点: ネットワーク全体に信号を送信!?

リピーターハブは、受信した信号をネットワーク上の全ての機器へ送信してしまいます。
この一文を読んで、「いやいや、私はコントローラー側で信号の宛先を指定していますけど...」と言いたくなった方もいらっしゃると思います。
ご指摘の通り、コントローラーから照明機器へArt-Net信号を送信する際は、以下のいずれかの値を入力して、Art-Net信号の送り先(宛先)を指定するのが普通です。

・IPアドレス (例) 2.0.0.1
・ネットワーク/サブネット/ユニバース (例) Net:0 Sub:0 Uni:1

信号の宛先をピンポイントで指定しているにも関わらず、なぜネットワーク全体へ信号を送信してしまうのでしょうか?
それは端的に言うと、リピーターハブが「記憶力が良くない」からです。

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実はリピーターハブは、各ポートに接続されたイーサネットケーブルのもう一端が、何の機材に接続されているのかを把握できません。
せっかくコントローラーから制御信号の宛先情報を受け取っても、肝心の機材がネットワーク上のどこに存在しているかを認識できないのです。
そのためやむを得ず、ハブに繋がっている全ての機器へ信号を送信してしまいます。
「やむを得ず」と言いましたが、むしろ相当「投げやり」です。
「とりあえずネットワーク全体に送信しておけば何とかなるだろ」感が拭えません。

■「ネットワーク全体に一括送信」のデメリットとは?

このリピーターハブの振る舞いを、ネットワーク以外の概念に置き換えてみます。
ネットワーク上の無関係な機材へ対しても、信号を一括送信してしまう様子は、さながら「校内放送」あるいは「館内アナウンス」といったところでしょうか。

[イメージ1] コントローラーは信号の宛先をリピーターハブに伝えますが...

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[イメージ2] リピーターハブには通じませんでした。無関係な機材にも信号が送信されています。

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ちなみに信号を受けた機材は、まず始めにその信号が本当に自分宛てなのかどうかをチェックします。
結果、自分宛ての信号ではないと判明した際には、受け取った信号を無視(破棄)します。
従って、意図しないLED機材が光ってしまうような事はありません。

ただしこの「ネットワーク全体に一括送信」は、ネットワーク全体の回線を占拠してしまうというデメリットがあります。
リピーターハブによる一括送信が始まると、ネットワーク上のその他の機材は信号を送信できなくなります。
つまり、次に信号を送信できるようになるまでの間、「順番待ち」が発生するのです。

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この信号の順番待ち現象は、ネットワーク内の機材が増えれば増えるほど発生頻度が上昇します。
言い換えると、機材の数が多いネットワークほど、遅延のリスクも増えていくのです。

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「リピーターハブは頭があまり良くなかった...」

次回は、リピーターハブの2つ目の弱点について解説します。
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2017年08月28日

S姉のステージネットワーク講座(4):リピーターハブの弱点その

おはようございます、S姉です。

GBSセミナーを振り返る本連載、今回は、「リピーターハブの弱点その」についてです。

連載2回目にて、リピーターハブは信号を「受け流す」装置であるとお話ししました。
その仕様が若干裏目に出てしまうケースがあります。

■リピーターハブでリング状ネットワークを組むと...

例として、2台、またはそれ以上のリピーターハブを使用して、以下の図のようなリング構成のネットワークを構築したとします。
リピーターハブに接続した照明コントローラーから、別のハブに繋がっているLED機材に Art-Net信号を送信してみます。

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するとどうでしょうか。
LED機材に信号が届いていないようで、いつまでたっても光りません。
コントローラー側で何度かフェーダーを上げ下げしてみますが、状況に変化はなし。
コントローラーとLED機材のネットワーク設定は問題ないはずなのに、なぜ信号が届かないのでしょうか?

実はこのネットワーク上では現在、コントローラーから送り出されたArt-Net信号が、2台のリピーターハブの間をいったり来たりしています。
通信がリング状のネットワーク上をループしてしまっているのですね。

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リピーターハブは、受け取った信号は何も考えずに送り出す仕様です。
「どこから(どの機器から)」信号を受け取って、「どこへ(どの機器へ)」信号を送っているのか、リピーターハブは考えません。
たとえ同じ信号を以前に送受信していても、それを覚えておくことができないため、困ったことに何度でも同じ信号を送信してしまいます。

またリピーターハブは、前回の記事でもお話ししましたが、「ネットワーク全体の回線を1つの処理で占拠してしまう」デメリットがありました。
つまり、ひとたび通信のループ現象が起きると、それ以外の信号の送受信が一切できなくなってしまいます。
言ってみれば、そのネットワークは「事実上使用不可」になってしまうのです。

リピーターハブ間で通信がループする現象は、ネットワーク用語で「ブロードキャストストーム」と呼ばれています。

前回、今回とでリピーターハブの弱点についてお話ししました。
要約すると、リピーターハブは実はあまり頭が良くないのです・・・。
そのためリピーターハブは「バカハブ」や「ダムハブ」といった悲しいあだ名が長年定着していたりします。

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「リピーターハブはリング状に繋いではならない...」

次回はいよいよ、リピーターハブに代わる逸材である「スイッチングハブ」を取り上げます。
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2017年09月04日

S姉のステージネットワーク講座(5):スイッチングハブとは?

おはようございます、S姉です。

GBSセミナーを振り返る本連載、今回は「スイッチングハブ」という装置についてのお話です。

■時代はリピーターハブからスイッチングハブへ

前回までに、リピーターハブは一見便利であるものの、頭の悪さが災いし、照明ネットワークで使用するには若干、力不足な装置であることが判明しています。

そんなリピーターハブに代わって、現在普及しているのが「スイッチングハブ」です。
リピーターハブが「ハブ」と略されるのに対して、スイッチングハブは通称「スイッチ」と呼ばれています。(現在巷で流行している某ゲーム機を連想させますね・・・余談です)

話を戻します。
スイッチは、リピーターハブの弱点を克服しています。
つまり、「学習能力・記憶能力」を身につけました!

■頭の良いスイッチ、ここがすごい!

それではスイッチは、身につけた能力を駆使し、何を学習・記憶するのでしょう?
そうです!
とうとう、ネットワークに所属している機器のアドレス情報を覚えられるようになったんです!

アドレス情報とは、MACアドレスやIPアドレスを差しますが、照明ネットワークにおいてはMACアドレスだけを覚えさせる使い方が一般的です。
アドレス情報を記憶できるメリットは、「ネットワーク上の特定の機器だけに信号を送信できる」ことに尽きます。
「館内アナウンス」しかできなかったリピーターハブに対し、スイッチは要件を「電話」で直接連絡できるレベルまで進化しています。

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ちなみにリピーターハブは、「一度に処理できる通信は1種類のみ」で、複数の通信を同時に処理できない仕様でした。
一方で、スイッチには複数の通信を並列処理できる能力も備わっています!
つまり、信号の順番待ちが発生しません。
以下の図のように、あるコンソールからArt-Net信号を受信してLED機材へ送信する傍ら、別のコンソールから受信したArt-Net信号を別のLED機材へ送信するといった事も難なく可能です。

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■スイッチでもやむを得ないこともある

一点補足しますと、スイッチも、止むを得ずネットワーク全体に信号を送信する事があります。

スイッチは超能力者ではないので、一度も通信したことのない機器のアドレス情報はさすがに分かりません。
スイッチは、知らない機器へ宛てた信号を受信すると、その機器のネットワーク上の居場所を探す目的で、ネットワーク全体へ信号を送信します。
スイッチからの信号を受け取った機器は、自分の居場所を知らせるためにMACアドレスの情報をスイッチに返します。
これでようやく、スイッチは機器のアドレス情報を学習・記憶することができるのです。

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「スイッチは(MACアドレスを)記憶することをおぼえた!」

次回は、様々な種類のスイッチについて解説します。
ご期待ください!


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2017年09月08日

S姉のステージネットワーク講座(6):さまざまなスイッチ<1>〜マネージスイッチvsアンマネージスイッチ。

おはようございます、S姉です。

これまでの記事では、リピーターハブ(ハブ)とスイッチングハブ(スイッチ)の違いについてお話ししてきました。
今回のテーマは、性能の異なる様々なスイッチについてです。

スイッチには、ざっくり分類すると「マネージスイッチ」と「アンマネージスイッチ」の2種類が存在します。
名前である程度予測がつくかとは思いますが、これら2種類のスイッチは「設定管理機能を有するかどうか」という点で、仕様が異なっています。

■こだわり屋さん向け?「マネージスイッチ」

まず「マネージスイッチ」についてです。
英語表記は "Managed Switch"、つまり厳密には「マネージ『ド』スイッチ」が正しい呼称となります。
...が、本連載では「マネージスイッチ」で名称を統一させていただきます。言いやすい(書きやすい)ので...

マネージスイッチは、スイッチ内部の設定を自由に変更できる、言い換えると「設定管理機能付き」のスイッチをさします。
製品によって仕様は異なりますが、一般的にはPC用のWEBブラウザー(MicrosoftのInternet ExplorerやGoogleのChrome等)であったり、あるいは専用のソフトウェア経由で設定の参照・変更が可能です。
具体的にどのような設定が変更できるかは、後日詳しくご紹介します。

■せっかちさん向け?「アンマネージスイッチ」

一方でアンマネージスイッチは、こちらも名称の通りではありますが、利用者が設定を任意に変更できないスイッチの総称です。
メーカーが製品を出荷する時点で、必要最低限の設定が済ませてあるため、利用者が細かく設定をいじる必要がないのが特徴です。

マネージスイッチの「設定を変更できる」ことによるメリットとは一体なんでしょうか?
また、アンマネージスイッチの「設定を変更できない」仕様にメリットはあるのでしょうか?

マネージスイッチとアンマネージスイッチの、それぞれのメリットをリストアップしてみました。

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いかがでしょうか。
マネージスイッチとアンマネージスイッチのメリットを端的に比較すると、だいたい以下のポイントに集約されるかと思います。

・カスタマイズ性
・高性能 vs 利便性
・価格差


「少し複雑な構成のネットワークを組みたい」
「不測の事態を想定してバックアップを用意したい」
など、ただケーブルを挿して通信するだけでなく+αの機能を必要とするケースでは「マネージスイッチ」の導入が不可欠となります。

「とにかくネットワーク内の機器同士が通信できればそれでいい」
というようなシンプルな要件の場合には、より低価格な「アンマネージスイッチ」が好まれる傾向があります。

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機能を求めるならマネージスイッチ、シンプルさを求めるならアンマネージスイッチ!


次回は、マネージスイッチを更に細かく分類分けしてご説明します。
ご期待ください!


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2017年09月14日

S姉のステージネットワーク講座(7):さまざまなスイッチ<2> 〜インテリジェントスイッチvsスマートスイッチ。

おはようございます、S姉です。

今回は、前回ご説明した「マネージスイッチ」について、もう少々掘り下げてお話しいたします。

■頭の良さの度合いが違う?「インテリジェントスイッチ」と「スマートスイッチ」

マネージスイッチには、もう少し細かくカテゴリー分けされている製品もあります。
代表的なものとしては「インテリジェントスイッチ」と「スマートスイッチ」が挙げられます。

"インテリジェント(Intelligent)" と "スマート(Smart)" は、どちらも「賢い」「頭が良い」という意味合いの言葉ですが、傾向としては「インテリジェントスイッチ」が「スマートスイッチ」の上位互換である場合が多いようです。
製品の定義はメーカー毎に異なりますので、これから先の説明はあくまで一つの解釈となりますが、2つのスイッチの違いは「遠隔監視(モニター)機能の有無」と定義している製品が多いよう見受けられます。
「インテリジェントスイッチ」にはスイッチの稼働状況を遠隔で監視できる機能が備わっており、一方で「スマートスイッチ」にはそれが実装されていない、といったところです。

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ただし製品によっては、両者に細かい性能差が設けられている場合もあります。
いずれの場合においても、インテリジェントスイッチにのみ、より高性能な機能を搭載させている製品がほとんどです。

どの製品にも共通しているのは、性能の良さ/機能の充実さの点においては『インテリジェント>スマート』の図式が成り立つということです。
(ちなみにアンマネージスイッチをこの図式に加えると『インテリジェント>スマート>アンマネージ』になります)

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インテリジェントスイッチも、スマートスイッチも、高スペックのオールラウンダー!

次回からはいよいよ!インテリジェントスイッチ「GBS」のご紹介が始まります。
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2017年09月21日

S姉のステージネットワーク講座(8):GBSとは?<1> 〜販売元と製品ラインナップ。

おはようございます、S姉です。

S姉のステージネットワーク講座」第8回、今回からネットワークスイッチ「GBS」の話題に突入です。
ゴングが自信を持ってお勧めする「GBS」、これがなぜお勧めなのか?今回から、少しずつ紐解いて参ります。

■舞台照明業界ではおなじみ「TMB ProPlex」ブランド

GBSの性能・仕様面に関して詳しくお話しする前に、まずは本製品の販売元を簡単にご紹介します。
ネットワークスイッチGBSは、アメリカの企業「TMB」社が保有する「ProPlex」(プロプレックス)ブランドの製品です。

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TMB社は、1983年創業の舞台照明関連機器を中心に取り扱う、世界的に有名なディストリビューターです。
本社のロサンゼルスを始め、世界5か所に拠点を構えています。
そのTMB社が展開するブランドの1つ「ProPlex」ですが、舞台照明業界においては特に、DMXやEthernetケーブルをご使用の方々が多いのではないでしょうか。
実はTMB社はケーブル以外にも、GBSを始めとしたネットワーク機器や、高品質ノードの販売にも力を入れています。

■バラエティに富んだ4種類のラインナップ

そんなProPlexブランドの一員であるGBSには、様々な利用シーンを想定した4種類のモデルが用意されています。
本日の記事では、各モデルをキャッチコピーと共にご紹介します!

まず最初にご紹介しますのは…「設定を自分でカスタマイズしたいこだわり屋さんにおススメ!『GBSラックマウント 1U』!」
最もスタンダードなモデルです。

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次に、「大量の機材でネットワークを組みたいならコレ!『GBSラックマウント 2U』!」
性能的には1Uと似ていますが、1Uよりも大規模なネットワーク構築に適しています。

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そして、「手間も費用も最小限に抑えたいあなたに…『GBS mini』!」
GBSシリーズで最小、最軽量のコンパクト仕様です。

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最後に、「ボタン1つで簡単設定!なのに高性能!『EZ-LAN Unity 20』!」
機械は苦手…と怯むことなかれ!とっても簡単に使えます。

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いかがでしょうか?いずれのモデルも、ProPlexブランドで多く採用されている、ブルーの筐体となっています。
衝撃への耐久性に優れていますので、ツアーで全国各地に持ち運んでいただいても全く問題ありません!

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GBSは信頼と安心のTMB ProPlexブランド!

次回は、GBS各モデルの製品概要をもう少し詳しくお話しします。
ご期待ください!

GBSシリーズ
http://gonginternational.jp/archives/product_category/projection-mapping#gbs


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2017年09月27日

S姉のステージネットワーク講座(9):GBSとは?<2> 〜ハード面スペック比較。

おはようございます、S姉です。

前回は、ゴングお墨付きネットワークスイッチ「GBS」の個性豊かなラインナップ4種をご紹介いたしました。

1

今回は「GBS」4種のハード面の仕様を比較してみます。

■サイズ感とポート数、どちらを取る?ハードスペック一斉比較

GBSの各モデルの、
・サイズ(高さ×幅×奥行)
・重量 (kg)
・搭載ポート数
を、分かりやすく表にまとめました。

2

まずサイズと重量についてですが、4機種を比較してみると「GBS mini(以下mini)」のコンパクトさ、そして軽さが際立っているのがわかります。
また「mini」には、他の3機種にはない、ヨークが標準で付属しています!
トラス・バトン等から吊り下げて使用することも可能です。
なお他の3機種同様にラックに格納したい場合には、オプションとなりますが、ラックマウント用金具も別途ご用意しております(1Uサイズ)。

GBSラックマウント 2U(以下「2U」)」は、「GBSラックマウント 1U(以下「1U」)」を縦に2台積むとほぼ同じ高さになります。
また「EZ-LAN Unity 20(以下「EZ-LAN」)」は、「2U」と高さや幅はほとんど変わりませんが、奥行きが若干浅めとなっています。

そして、機種ごとに大きく仕様が異なっているのが「搭載ポート数」です。
GBSを始めとするネットワークスイッチの導入を検討される際には、スイッチ自体の性能はもちろんですが、構築するネットワークの規模に応じて適切なスイッチをお選びいただくことが重要です。
搭載ポート数は、ずばり「ネットワークに配置できる機材(※)の最大数」を意味します。
※ここで言う「機材」とは「イーサネットポートを持つ」機材をさします。
※ノードがあれば、ネットワークスイッチのポート数以上のDMX機材をネットワークに配置できますよ!

例えばGBSの「1U」タイプ1台を使用してネットワークを構築すると、Art-Net対応の照明機器やコントローラー等を合わせて10台までネットワークに参加させることができます。
ただし、仮に「1U」タイプを2台お持ちであれば、その2台のスイッチ同士をケーブルで繋ぐことで、接続できる機材の数を最大18台まで増やせます!

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mini」モデルは、コンパクトサイズが魅力ですが、搭載ポート数は全6ポートと少なめです。
一方で「2U」モデルは、サイズは大きいですが最大28台の機材でネットワークを構築できます。

スイッチの選定時には、照明ネットワークの規模間を念頭に置いて、どれだけのポート数が必要となるか確認したうえで商品をお探しされることをおすすめいたします。

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「スイッチを選ぶときはポート数に刮目せよ!」

次回は、GBSシリーズの性能面での仕様に触れてまいります。
ご期待ください!


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cpiblog00465 at 08:19|PermalinkComments(0)

2017年10月11日

S姉のステージネットワーク講座(10):GBSとは?<3> 〜対応プロトコルと帯域幅。

おはようございます、S姉です。

前回は、GBSのハード面のスペックについてお話しいたしました。
次にご紹介するのは性能面についてです。
性能面に関しては、まず始めに全モデル共通の仕様を、今回と次回の2回に分けてお伝えいたします。

■照明だけじゃない!音響/映像信号にも対応

ネットワークスイッチGBSは、 Art-Net / sACN / MA-Net / ETC-Net 等、各種照明信号の制御用プロトコルの送受信に対応しています!
更に、照明ネットワークだけでなく、音響および映像ネットワーク構築にも問題なくご利用いただけます!
音響ネットワーク用プロトコルは、現在主流の Dante に加え、Ethersound / CobraNet にも対応。
映像ネットワークに関しては、例えばHDMI信号をイーサネットに変換する装置等を使い、映像再生機器からGBSを経由して、大型ディスプレイ等へ信号を送り出すことが可能です。

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上記の各種制御信号の動作は、発売元であるTMBにより正式にサポートされています。
また、上記以外の信号の動作に関しては、弊社よりデモ機をお貸し出しし、ご利用可否を実際にお確かめいただく事も可能です!
「我こそは!」という方、是非お問い合わせください!

■「GBS」の名に恥じぬギガビット対応!

突然ですが、本製品の名称「GBS」とは、一体何を意味しているかご存知でしょうか?
この連載で今までずっと触れてこなかったのが不思議ですが...

GBSとは、Giga Bit Switch(ギガビットスイッチ)の頭文字を取ってつけられた名称です。
その名の通り、GBSは「ギガビット(1GB)対応」スイッチです。
もう少し具体的に言うと「1ポートあたり」「1秒間」に最大1GBのデータの送信、および受信に対応しています。
(更に更に細かいことを言うと、スイッチは信号の送信と受信を同時に処理できるので、厳密には「1ポートあたり1秒間に2GBのデータを処理できる」のが、正しい解釈なのです...ご参考まで)

1秒あたり1GBのデータを送受信できるということは、データサイズが大きくなりがちな映像や音声データのやり取りも、難なく可能なのです!
信号が遅延する心配もありません。
GBSは、性能面でもかなりタフな機器であることが伝わりましたでしょうか?

2

「GBSなら照明信号は言わずもがな、映像信号、音声信号なんでもござれ!」

次回は、GBSの性能面の仕様について更にお話しします。
ご期待ください!

GBS
http://gonginternational.jp/archives/product_category/projection-mapping#gbs


DoctorMX更新。

2017/10/7
v4.4.6
「キューシート」で「シーケンス」を使用している時にキューシートファイルを読み込むと、非シーケンスにキューが累積されていく不具合を修正。



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cpiblog00465 at 08:41|PermalinkComments(0)