地獄谷野猿公苑 ふぃーるどのーと

お猿の温泉でお馴染み、長野県は地獄谷野猿公苑のニホンザルの生活や季節の動植物の話題など、毎日を猿と共にする公苑スタッフの日記です。

出産

4月25日(水)あめ後くもり

最低気温8℃最高気温12℃
サル来苑時間8:30

先週から不安定な動きをするようになったサルたち。今朝は雨が降る中でのサル探しとなったので、てこずるかと思いきや、案外近くのポイントで見つける事ができ、自発的に公苑方面に下りてくれた。ただ足取りは遅く、数メートル進んでは手近な木の芽や葉を摘んで食べ、数メートル進んでは食べ…を続けています。

昨日は11時頃に公苑にやって来たようだし、先週は夕方の早い時間に帰ってしまう事も度々ありました。
公苑に居ても落ち着かずそわそわしている感が見てとれ、春先の食べ物を求めに動く気配はより強くなっています。

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「第1号」
昨日、一昨日とお休みをいただいていたので今日知りましたが、23日(月)に今年初めての赤ちゃんが産まれていたようです。出産した個体はトエイチ98-07。昨年の秋に他のメスよりも早めに発情し、多くのオスたちが気にしていたメスです。
去年のメモ帳を見ていると、10月中頃から後半に、トエイチ98-07の発情が始まっています。サルの妊娠はおよそ半年。その通りの期間となりました。

ニホンザルの天敵となる動物は、昔はオオカミや野犬という類で、二ホンオオカミが絶滅して、犬の個体管理がしっかりなされている現代の社会で野犬は少なく、ニホンザルに敵といえるものはほとんどいなくなってしまった状況でしょう。

現在では天敵から襲われる危険は少なくなりましたが、そういった危険を考えて生きていたのが野生の基本。

出産して消耗したから動けない…では、生きていけませんので、出産したその日からお母さんは群れと共に長い距離も移動します。
とはいえ、群れの面々も消耗しているサルが付いてこれないからといって置き去りにする事はなく、足が遅れたりすると待っててくれるものです(これからのシーズンは新芽の食べ物を求める動きと、出産直後等の足の遅いサルをフォローするような動きが不安定な動きにつながる事もあります)

なので出産した直後、産まれたばかりの赤ちゃんも群れと一緒に公苑にやってきますので、タイミング次第ではそういった姿を観察する事ができるでしょう。ただし、お母さんが消耗している事には変わりありませんし、ナイーブになっている事等考慮した上で、近付き過ぎないように観察しましょう。

他にも出産間際のお腹の大きくなっていているサルたちもいて、今年の赤ちゃんは多くなりそうです。

ヒトとサル

4月22日(日)はれ

最低気温8℃最高気温22℃
サル来苑時間8:30

今週は晴れ日が多く、今日も快晴。暖かい…を通り越して暑い日差しとなり、涼し気な服装のお客さんも多くなりました。公苑内は屋根などがなく、日差しを遮るものがありませんので、これから暑くなる季節は天気の良い日などは帽子や日傘があると便利です。

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「ブルブル」
寒さをしのぐために温泉に入るサルはいなくなりましたが、子供たちが時々遊んでいます。
毛に着いた水分を、全身の毛を震わせて「ブルブル」させる。犬や猫もこんな感じで水分を落とします。ただ、犬猫ほどいつもやる訳ではなく、気になった時にやる…程度。温泉から出て、べちゃべちゃと毛から水を滴らせ、構わず走り抜けるサルたちもいます。

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「でも気になる」
身体の水分は気にしなくても、頭部の水分は嫌がるっているようです。体を震わせなくても頭だけ振ったりします。
画像の子ザルも足の辺りは、まだべちゃべちゃしてますが、頭部はさっぱり。

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「しかめっ面?」
地獄谷野猿公苑は、野生のニホンザルを観察する場所。でも、「サル?今さらじっくり見なくてもサルの事は知っているよ」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

日本人にとって、ニホンザルというのは“身近な存在でした”。

その昔、ニホンザルは馬を守ってくれる神様として慕われ、馬小屋等にサルにまつわる絵や骨を置いていたそうです。日光の「みざる・いわざる・きかざる」は有名ですが、その彫刻が「神様に仕える馬」を引きつないでおく場所にある事を知っている方は少ないのではないでしょうか。

馬は昔の人にとっては、とても大事な物。サムライにとっては、戦場で出世するためになくてはならないもの。農民にとっては、働く上で大事なパートナー。それを守ってくれるサルは大事な神様だったのです。

厩(馬小屋)で魔よけの舞を、芸を仕込んだサルに舞わせるという風習もあり、そういったものの名残が現代の猿廻しにつながっているそうです。

そうした歴史からもサルという生き物は非常に日本人の生活の中でも密接でした。恐らく、現代でもそういった「サル」との付き合いが、身近に感じる原因ではないかと思っています。

私個人のレベルで考えても、ニホンザルを見る機会なんてほとんどなかった人生の中で、「サルってこういう生き物でしょ」というイメージが固まっていました。
それがたまたまニホンザルと関わる仕事をするようになって「思ってたのと随分違う」所が多く、びっくりしたものです。
それはそうです。まじまじと生態を観察する機会がなかったはずなのに「知っている」はずがないのですから。

地獄谷野猿公苑に訪れた際は「サルとはこんな生き物」というフィルターを一度外して、ありのままの姿から「本当のニホンザルの姿」を感じ取っていただければと思います。

楽しくもあり、怖くもあり、厳しくもあり、優しくもあり。そこには、いつも私たちが知らない“新しい発見”があるでしょう。

いきものウィークという事で、今回も饒舌気味。長文お付き合いいただき、ありがとうございました。

サルのお尻

4月21日(土)はれ

最低気温6℃最高気温19℃
サル来苑時間8:30

今日の朝も順調に公苑に来てくれたサルたち。…ですが、昨日も午後の早い時間に山に帰ってしまったようです。朝や午前中は落ち着いていて、午後になると動きが不安定になる。そんな傾向が続いています。

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「頼りになるのは…」
オスの1トマム95が、冬の頃から落ち着きがない。公苑にやって来ても苑内で姿を見ません。
山の食べ物が出てきているシーズンですが、秋のシーズンよりずっとおいしいものは少なく、公苑で与えるエサにも十分関心を持っているサルばかり。
ですが、トマム95はそのエサすらあまり興味のないそぶり。常にお腹は膨れているようで、公苑のエサにも関心はなく、スタッフの誘導の効き目が薄い。

その他のサルたちは、公苑でのエサに興味があり、ある程度のスタッフの誘導でコントロールできるのですが、トマム95が動くと、オスの2トアミ00が不安がってその後を追い、群れの中心部がそれを追い…という展開が続いています。
オスの2トアミ00やその他の上位トックリ00♀等の様子を見る限り、山の中の食べ物が充実過ぎて「公苑のエサに興味がない」という風ではなさそうですが。

冬のシーズンからずっと、トマム95の動き方を見ると得体の知れない動きばかり。
「山の中の生活が重要で山に帰ってしまう」それは仕方のない事ですが…。何が原因なのでしょう。

そんな様子に群れのサルたちも、オスの2トアミ00をあてにしている感じもありましたが、この所のトアミ00は頼られる事に不安を感じているのか、トマム95の後を追って動いてしまいます。頼りになるのはどのサルか?
サルたちの中でも私の中でも気になるところ。

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「お尻の話」
先日シッポのお話しをしましたが、今回はお尻のお話し。およそ、ニホンザルというものを見慣れた事がない人が、「なんだあれ?」と思うのがお尻についた「なんかゴツゴツしたもの」ではないでしょうか。
実際、僕自身子供の頃ニホンザルを見た時に「なにあれ?」と気になりましたし、大人になって、この公苑のスタッフにとして働き始めた頃も、分かっていても「やっぱりなんだあれ?」と思ったものです。

ニホンザルのお尻についた「ゴツゴツしたもの」。これは“シリダコ”といいます。タコ…つまり胼胝。マメとも言いますし、専門用語ではベンチ。皮膚の一部が固くなったアレです。
ヒトの場合は野球などをするとバッドを握った手のひら等にできますが、サルの場合は産まれた時から先天的にこのシリダコはあります。

木の上で安定をとる役割や、座る時に直接地面にお尻を付けない為にあると考えられています。いわば「座布団」です。

サルたちのお尻はこのシリダコが特徴的ですが、お尻の骨格もヒトと違い特徴的です。

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「ヒトのお尻の図?」
絵心なくて伝わり辛いかもしれませんが(笑)
ヒトの場合、お尻の骨は図のように角ばってとがったようになっています。イスなどに座った際にその角張った部位が ▽ の形で座った場所と接触し、固い地面に座ろうとすると痛くて座っていられなかったり、イスなどでも長時間座っているしびれたりします。

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「ニホンザルのお尻の骨格」
こちらがサルのお尻の骨。お尻の部位は平らになっていて、この上にシリダコができています。
固い地面に座ってても平気だったり、長時間腰を下ろしていられるのもこの特徴ゆえとなります。





冬期閉鎖していた志賀高原〜草津温泉ルート4月20日(金)に開通いたしました。
1月に噴火し、今シーズンの通過中止が懸念された同ルートですが、警戒レベルが下がり、今シーズンも通行可能と判断されたようです。

春の長雨

4月18日(水)あめ

最低気温5℃最高気温8℃
サル来苑時間8:30

昨夜遅くから降り続けている雨は、午前現在も降り続けている。ここ最近、動きが不安定なサルたちですが、今朝は開苑時間には公苑に来てくれました。雨の影響で気温も低く、最近寒くなりがちで厚着気味だった服装ですが、更に重ね着をしました。

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「春の長雨」
今日は生憎の天候。抱き合って温まったり、葉の多い木の下など雨の弱い場所でじっとしているサルが多く、サルたちの動きが「静」な日。雨が煩わしかったり、寒かったりするので観察には大変な事もありますが、やや霧がかった木立の中で静かに耐えるサルたちはどこか神秘的な雰囲気があります。
また、こういった「静」を見て、晴れた日に活発な「動」の姿を見ると、賑やかで楽し気でやはり面白い。「動」の楽しさを再開確認する。「動」の楽しさを再確認すると、「静」がより厳かである事に気づき更に楽しく感じる。
晴れの日も楽しいし、雨の日も楽しい。見れば見るほど、知れば知るほどどんな天候も楽しい。

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「ニホンザルのシッポ」
サルと呼ばれる動物の分布の多くは、熱帯亜熱帯地域。ニホンザルはその分布の中でも最も北に生息するサルであり、青森がその最北端となる。
地獄谷のサルは「スノーモンキー」として認知されているが、雪の降るような地域に住まうサルの種族は珍しく、ニホンザルそのものがそもそも「スノーモンキー」だったりします。

動物は、暖かい地域となる南に行くほどしっぽが長くなり、耳が大きくなる傾向です。逆に寒冷地ほどしっぽが短くなり、耳は小さくなる傾向です(アレンの法則)
暖かい地域では、突起した体の部位が大きいほど体表面が増え、放熱量が増える効果があると考えられています。
逆に寒い地域ではその部分から体温が奪われてしまう事と、突起した部位の体温維持が難しくなるからだと言われております。

世界的に見ると、サルは南国の動物であり、「シッポが長い」種も多く、サルのシッポが長いのは「世界的に見たサル」のイメージとして基本的なイメージなのかもしれません。(バナナも南国の食べ物で、バナナが好物だというセットのイメージはやはり「世界的なサルのイメージ」でしょう)
ですが、ニホンザルは「雪の降るような寒い環境に住む、サルとして特殊な部類」であり、その特徴はやはり北国仕様でシッポが短く、耳も小さいモノとなります。

ニホンザルと見た目的によく似た「タイワンザル」等の種もいますが、大きな違いはやはりシッポの長さです。
昔、中国とニホンザルの種は一緒だったが、ある時しっぽを使って「魚を釣ろう」としたサルが、シッポをかじり取られてしまった事が、種を分つ原因になったという昔話もあるそうです。

いきものウィーク

4月17日(火)くもり

最低気温9℃最高気温10℃
サル来苑時間8:30

ここ数日、サルたちの動きが慌ただしくなってきました。昨日は、私不在で詳しい事は分かりませんが、15:00頃の早い時間に山に帰ってしまったようです。
今日も少し肌寒い日。天気は悪くないのですが、風が冷たい。天候に会わせてジャケットはまだ必要です。


4月16日〜4月22日の一週間、Twitterにて「♯いきものウィーク」と題したプロジェクトが始まります。GW前に、Twitterをご覧の皆様に動物園や水族館のような「いきもの」を観察する施設の事を知っていただき、連休中に足を運んでいただこうという企画です。
地獄谷野猿公苑ではこのプロジェクトに協力させていただこうと思っておりまして、今週はブログの方もこまめにアップさせていただこうと思います。
飽きずに付き合っていただけれだければ幸いです。

さて、上記の通り今週は「♯いきものウィーク」という事で、「Twitterからのぞいてみたよ〜」という方もいらっしゃるかもしれません。そんな訳で、「地獄谷野猿公苑とは」「ニホンザルとは」といったはじめの一歩的な説明を踏まえながらいつも通りの、「今日のサル」をお伝えできればと思っております。

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まず、皆さんは地獄谷野猿公苑を知ってらっしゃいますか?場所や地名を知らないという方も、「温泉に入るサル」と聞くと、イメージが湧く方がいらっしゃると思います。地獄谷のサルは、野生の動物として冬の寒さをしのぐために温泉に入り、その様子がヒトの入浴風景の“それ”のようで、印象深い風景でもあります。ただし、サルたちは濡れる事を好みません。なので、いつでも温泉に入っている訳ではありませんし、温泉に入るという時はサルたちの中で「寒くてしょうがなく」温泉を利用して温まろうとういものなので、温泉に入っている姿は冬の寒いシーズンの物となります。

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「温泉に入るのは冬のシーズンだけ」
冬が終わり、春の遅い長野県山ノ内町でも桜が散り始めている今日この頃。温泉に入るサルはほぼいません。ほぼいませんが、やはり春には春の楽しみがあります。

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「もうすぐ出産のシーズン」
ニホンザルは通常、4月下旬〜6月いっぱいにかけて出産のシーズンを迎えます。早い時は4月の上旬に出産が始まりますが、今のところ出産した個体はいません。その年によるところもありますが、GW頃には産まれたばかりのかわいらしい赤ちゃんの姿を楽しむ事ができます。

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地獄谷野猿公苑では、サルとヒトを隔てる柵などはなく、サルたちの息遣いを感じ取れる距離で観察する事ができます。サルたちはヒトに危害を加えてこないので安全に観察する事ができます(もちろん、触らない・近付き過ぎないというルールを守っての観察となりますが)
サルは「付き合い方」を間違えるとトラブルの起こりやすい動物で、そういったヒトとサルとのトラブルになってしまい結果「サルが暴れている」「サルに襲われた」というニュースを目にする事もあり「サルは怖い・凶暴」というイメージを持っていらっしゃる方もいるでしょう。

地獄谷のサルたちは、そういった「ヒトとのトラブルなし」で観察できるという点において、珍しい場所でもあります。

サルを近くでじっくり観察する機会って実はあまりないと思います。また、日本人にとって「サル」とは身近な存在のように感じますが、日頃イメージしている「サル」と実際の「ニホンザル」は随分違うものです。

「温泉に入る」というイメージは、一度取っ払って、「野生動物の生態を観察する」という観点から、サルたちの姿・挙動のありのままを楽しんでいたきたい。ニホンザルの生態というのは見ていて興味深い物ばかりです。

と、今日はご挨拶がてら初歩的なお話しでした。明日以降もよろしくお願い致します。

やや遅くなりがち

4月13日(金)はれ

最低気温0℃最高気温6℃
サル来苑時間10:00

天気はさほど悪くないのですが、なんだか肌寒い日。春先も、ここまで安定的に動いていたサルたちも、今日は遅い登場。少し遠いポイントまで足を運んでいた模様。サルを探しに行くと、まだ雪の残る場所がありました。今年は雪が少ないシーズンとなりましたが、それでも標高の高いところはまだ冬の名残。だんだんと、春の気配は下界から山の方へ高い方へと進んでいきます。
サルの食す木の芽等も。
地獄谷周辺の食べ物の旬が終われば、旬を求めに高い所に動く事が多くなっていきます。

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「のびのび」
前回、サルたちの名前の話をしましたが、今回もそれにまつわるお話を。
現在、サルたちの名前は家系ごとに「トックリ家系」「トグラ家系」「トアミ家系」「トマム家系」「トライチ家系」「トワノ家系」「トワシチ家系」…と、挙げていくとキリがないのですが、ここまで家系事の名前を見てお気づきになられたでしょうか?今挙げた家系は皆名前が「ト…」から始まります。

これは我々の前の世代のスタッフの方々が、「なんの個体から産まれたサルなのか」の判別の基準で、「ト…」と名前の始まる個体の子に「ト…」をファミリーネームのようにして名前を付けるという方法がとられているからです。

大本家の「トキワ」から「トグラ」「トアミ」「トックリ」等の姉妹に別れ、そこから更に枝分かれし…という事が続き、群れの分裂や離群を繰り返すうちに、「ト…」の家系がほとんどを占めている現状。大元は一緒の家系ですが、もう世代も何代か経てしまい、親戚筋といってももはや他人レベルの家系も多くあります。

名前の頭を、ファミリーネームのようにしていくシステムは、これからも使おうと思っていますが、さすがに「ト…」から始める言葉はネタ切れ感もあり、いくつか新しい家系を作って整理しようかと思っています。

もちろん、群れの中が全て「ト…」の家系で染まってしまった訳ではなく、「ナ…」で始まる家系の「ナイフ家系」「ナナミ家系」、「メ…」で始まる「メバコ家系」、「ケ…」で始まる「ケロキュウ家系」、「ワ…」で始まる「ワカコ家系」「ワコイチ家系」も残っています。こういった家系の中に、メバルやナガノといった個体がいて、弱い家系の個体でしたが、30を越える長寿の個体もいました。





地獄谷有料駐車場が利用可能となりました。
上林温泉〜地獄谷野猿公苑までの遊歩道よりは短い距離でお越しいただく事ができますが、急な階段などもあり「歩かなくても良いほど」近い訳ではありません。履物等、徒歩に適したものをご用意ください。
また、有料駐車場につきましては別管理の元での営業になります、詳細につきましてお問い合わせいただいてもお答えする事ができない点ございます。直接お問い合わせください。

地獄谷有料駐車場
電話0269-33-5733

上林温泉野猿公苑専用駐車場〜野猿公苑間の遊歩道の雪は消えました。
ぬかるみも乾燥し、スニーカー等でも問題なく歩く事はありませんが、雪解け水が流れている箇所はございますのである程度汚れても問題ない靴をご用意ください。

落ち着いてきたので…

4月11日(水)くもり後あめ

最低気温8℃最高気温12℃
サル来苑時間8:30

先週末に雪が降りましたが、周囲が白くなる程度。春の陽気で、あっという間に消えてしまいました。今日はどんよりとした曇り空と、強めの風。午後には雨も降り、肌寒い。
数年前だと、3月上旬くらいには外国人の観光客がピタッと途絶えていましたが、ここ数年は4月に入っても公苑に訪れる外国人観光客の方は結構います。桜のシーズンに合わせた観光等で春先にツアーが組まれたり、個人で日本に観光に訪れ、地獄谷までいらっしゃってくれているようです。そういった観光の流れも終わりになってきたのか、今週に入ると外国人観光客も少なくなり、春休みが終わった日本人観光客も少なくなり、公苑は静か。賑やかな冬の頃が、やや懐かしい。

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「個体の識別」
地獄谷はやや静かでゆっくりな時間が流れている。落ち着いた季節なので、手を付けられなかった事をやれる時期でもある。
我々スタッフは地獄谷のサルたちを、個々に識別している。一応、全部のサルに名前は付いている。例えば「トックリ」というサルがいる。そのサルから2000年に産まれたサルがいるとする。そうすると、そのサルの名前は「トックリ00」となる。…こういった形で。
この形式、「そのサルの家系」と「産まれた年号」が判別でき、便利な反面、管理する上で混乱する事がある。トックリの例でいうと、トックリは1992年2000年にそれぞれ子を産んでいる。それぞれが「トックリ92」「トックリ00」となるが、トックリ92は母と同時に2000年に子を産んでいる。「トックリ92-00」と名がつく。これが子を産み続けると、年号の入れ違い等、記入ミスになる事もある。
こういった経緯もあり、そろそろ新たな名前を付けようかと考えている次第。

何度も公苑に訪れてくださっている“地獄谷通”の人が知るような「トックリ00」のようなメジャーな名前は、そのままにしておこうかと思っていますが。



地獄谷有料駐車場が利用可能となりました。
上林温泉〜地獄谷野猿公苑までの遊歩道よりは短い距離でお越しいただく事ができますが、急な階段などもあり「歩かなくても良いほど」近い訳ではありません。履物等、徒歩に適したものをご用意ください。
また、有料駐車場につきましては別管理の元での営業になります、詳細につきましてお問い合わせいただいてもお答えする事ができない点ございます。直接お問い合わせください。

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電話0269-33-5733

上林温泉野猿公苑専用駐車場〜野猿公苑間の遊歩道の雪は消えました。
ぬかるみも乾燥し、スニーカー等でも問題なく歩く事はありませんが、雪解け水が流れている箇所はございますのである程度汚れても問題ない靴をご用意ください。

明日は雪の予報

4月6日(土)くもり

最低気温 最高気温
サル来苑時間8:30

朝は、少し冷えて寒いスタート。昨晩、少し降った雨で木々や地面が湿っぽい。サルたちも山から下りて来た時は毛先が濡れていました。
例年よりも、春が早く、東京ではすでに桜が散ってしまっているという話を聞いたり、地元の桜も10日程早く桜が開いてきたと思ったら、一気に満開になってしまった。
暖かい…というより暑い気温は連日続き、シャツやハーフパンツでも過ごせそうな陽気でした。
が、週末は寒の戻り。明日は雪の予報も出ています。
豪雪地帯とはいえ、近隣では雪もすっかり消えてしまっていますし、4月に降る雪であればそれほどの量にはならないのでは…とは思いますが、されど豪雪地帯。明日に来苑をご検討の皆さまは予報等こまめにチェックしていただき、準備を整えてください。少なくとも、冷え込みは厳しくなりそうなのでインナーは多め、ジャケット等もお持ちいただいた方がよさそうです。

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「早退」
今日のサルは早めに山へ帰ってしまいました。ここ最近、そわそわと動く事はありましたが、山へ帰ってしまう程の動きにはならなかったのですが…。サルたちの好む物も徐々に増え、秋ほどではありませんが不安定な動きをしがちになってきていますので、来苑の際はご注意ください。

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「子はかすがい」
2♂トアミ00の子守。
かすがい(鎹)とは、建材と建材を繋ぎ止める釘のようなもの。夫婦がお互い愛想を尽かしかけても、「でも別れたらこの子と会えなくなるかもしれない」「この子の為にも…」と思いとどまり、夫婦の中が繋ぎ止められる。そんな様子を建材と建材を繋ぎ止める大事な存在「かすがい」になぞえ、「子はかすがい」というようです。

サルたちに夫婦の関係はなく、「産んだ」という事実のある母親しかサルたちの世界に親は存在しません。なので、トアミ00が抱っこする子はトラヤという家系の子で、トアミ00の子ではありません。
オスは子供の面倒を見るという事は普段はしませんが、冬〜春先の頃になると急に面倒を見るようになります。自分の親族の子供の面倒を見る事もありますし、そうでない事もあります。
こういった強いオスが面倒を見る子供は、自然その母親にも影響が出る事もあり、メスたちの上下関係が変化する事もあります。実際、現メスの上位トックリ一家もそのような中で上下の入れ替わりがありましたし、その前のメバミ一家も同様でした。
子ザルが取り持つ、このシーズンに見られるオスとメスの関係。ヒトとは違う形ですが、これも「子はかすがい」の形です。



地獄谷有料駐車場が利用可能となりました。
上林温泉〜地獄谷野猿公苑までの遊歩道よりは短い距離でお越しいただく事ができますが、急な階段などもあり「歩かなくても良いほど」近い訳ではありません。履物等、徒歩に適したものをご用意ください。
また、有料駐車場につきましては別管理の元での営業になります、詳細につきましてお問い合わせいただいてもお答えする事ができない点ございます。直接お問い合わせください。

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ぬかるみも乾燥し、スニーカー等でも問題なく歩く事はありませんが、雪解け水が流れている箇所はございますのである程度汚れても問題ない靴をご用意ください。

今日から営業時間が変更となりますが…

4月1日(日)はれ

最低気温2℃最高気温14℃
サル来苑時間9:00

今日から四月。新年度です。野猿公苑の営業時間も春夏期のスケジュールとなり、8:30〜17:00の営業となります。ただし、サルたちはヒトの都合とは関係なしに行動する事もあり、特に夕方に関しては16:00前後には山へ帰ってしまう可能性がありますので午後の来園をご検討の皆さまは、15:30〜16:00くらいには入苑できる様に時間に余裕のあるご計画をお立てください。

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「陽から逃げる」
これまで寒いシーズンにありがたかった太陽の陽。それも気温が高くなると、煩わしくなってしまいます。サルたちは日陰を好んで涼む姿が増え始めました。冬仕様の毛皮を着ているので、ヒトの体感温度よりも暑く感じるのでしょう。

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「ほどほどに離れて」
インスタグラムでは時折、地獄谷のサルが「ヒトに掴みかかっている」写真などを目にする事があります。
近付き過ぎてしまったり、中には「サルが掴みかかっているのが面白いから」わざと掴ませて自撮りしているような光景もあります。
サルが掴みかかっているのは、怒っているからで、怒っているという事は「サルが嫌がっている」という事。ヒトの都合で面白い画をとる為に、サルを嫌がらせているのです。
「お、面白いじゃん。こういう写真も撮れるんだ」という影響ではなく、「あ、近付き過ぎてサルが怒っているよ。相手が嫌がる事はやっぱりしてはいけないよね」という教訓としていただきたいものです。

また、食べ物をとられたり、与えたり(あまり考えたくはありませんが)する画像も目にする事もあり、残念に思います。
食べ物に関しては、しっかりとバッグの中にしまい、食べ歩き等しないよう、ましてやサルや他の動物たちに与えないよう看板等の呼びかけを行っており、「野生動物に食べ物を与える事が良くない」事という認識は多くの人の中で持っていただけるようになりましたが…。こちらも「食べ物を持ち込んではいけない」「絶対与えてはいけない」という教訓にしていただきたい。


地獄谷有料駐車場が利用可能となりました。
上林温泉〜地獄谷野猿公苑までの遊歩道よりは短い距離でお越しいただく事ができますが、急な階段などもあり「歩かなくても良いほど」近い訳ではありません。履物等、徒歩に適したものをご用意ください。
また、有料駐車場につきましては別管理の元での営業になります、詳細につきましてお問い合わせいただいてもお答えする事ができない点ございます。直接お問い合わせください。

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暑いくらい

3月30日(金)はれ

最低気温 最高気温
サル来苑時間9:00

今週に入りぐぐっと気温が上がり、冬が完全に終わったという感じがします。日差しは暑いくらいで、日陰で涼むサルたちもいます。ただ、今日は天気が良くても冷たい風が吹き、薄手の格好をしたお客さんから「寒い」という声が聞こえたり、手がかじかんでしまっている人もいました。来週はまた晴れる日が多いらしく、気温も更に上がるのでは…という予報です。
かなり暖かくなりましたので、晴れた日や暑い日は地獄谷でも軽装で過ごせますが、長袖や長ズボンの装いの方が良いでしょう。不意に冷たい風なども吹きますので、薄手のジャケットもあると便利です。
雪の可能性…はかなり低いと思いますが、0%ではないので、近隣の天気予報をチェックして来苑のご計画をお立てください。

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「お年頃」
メスの第一位トックリ00の娘。お年頃。体も大きくなり、顔立ちも大人びてきましたが、まだまだ遊びたい盛り。工事など行っている場所で、立ち入りが危ない場所への立ち入り制限の為に三角コーンで規制していますが、そのコーンを倒しては遊んでいます。
スタッフが立て直しますが、また倒して遊び…とスタッフ側から見るといたずら好き。まあ、本人はスタッフを困らすためではないのだろうと諦めてこまめに直します。



駐車場〜野猿公苑間の遊歩道の雪は消えました。ぬかるみも乾燥し、スニーカー等でも問題なく歩く事はありませんが、雪解け水が流れている箇所はございますのである程度汚れても問題ない靴をご用意ください。


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