地獄谷野猿公苑 ふぃーるどのーと

お猿の温泉でお馴染み、長野県は地獄谷野猿公苑のニホンザルの生活や季節の動植物の話題など、毎日を猿と共にする公苑スタッフの日記です。

頭と匹

2月15日(木)くもり

最低気温 最高気温
サル来苑時間9:00

気温的にそれほど寒くない…はずなのですが、やけに寒さを感じます。天気が良い、暖かい日が続いていたので、身体が暖かい状態に慣れてしまったのでしょう。チョット冷え込むと、実際の気温よりも寒さを感じます。
中国系の方の旧正月・春節が近付き明日となります。今日はいわゆる大晦日になる。
全体としてアジア圏のお客さんが多くなりました。ツアー等団体のお客さんが多いですが、今のところ懸念したほどの混雑にはなっていません。
それでも、一度落ちたインバウンドの波が戻ってきた感はあり、賑やかな苑内になっています。

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「1つのかもしか。1つのサル」
私はサルを数える時「1頭、2頭…」と数えます。
「現在は約160頭のサルたちが公苑にやってきます」そんな説明をしていると、「サルは『頭』で数えるんだ」と思われる事が多いようです。
そもそも動物を数える時の代表格は『匹』と『頭』とありますが、厳密に違いがあるのかというと、そうではありません。基本的に小さい動物の事を『匹』、大きい動物を『頭』と数えるます。
猫を『1頭2頭…」という事や馬を『1匹2匹…』と数えると、多くの方が違和感を覚えると思います。
ところが、サルは微妙な大きさ。ニホンザル程の大きさは『匹』でも『頭』でも違和感がありません。

大きな動物を『頭』と数えるのは、明治以降の事…という話を聞いた事があります。その分野について詳しくは知りませんが、西洋で牛を管理する際の、『頭』と数える文化が影響しているとかだったような(うろ覚え…)
そこから牛を『頭』と数えるようになり、転じて大きめな動物は『頭』と数えます。

近隣に真田氏の資料館があり、資料の中に当時の権力者に馬を献上したというものがあり、古文書はさっぱり分かりませんでしたが「馬〇〇匹献上…」という一文は理解でき、やはり昔の日本人の動物の数え方として『頭』ではないんだなと感じた事があります。

ちなみに蝶は、『頭』と数えるそうです。こちらも明治以降の西洋書の数え方が、現在に至っても使われているそうです。



冬のシーズンとなりました。凍結し滑りやすい箇所が出来るようになりましたので、滑りにくい履物をご用意ください。地獄谷野猿公苑は野生のニホンザルを観察する場所です。野外での行動が主となりますので、アウトドアレジャーに適した服装・履物をご準備ください。革靴、ヒールの高い靴はもちろん、サンダルやスリッパなどは絶対におやめください。

夕暮れ時、陽が落ちるのが早くなりました。17:00となれば真っ暗で足元すら見えなくなってしまいます。
冬のシーズンは16:00まで営業しておりますが、遊歩道は時間がかかり灯りのない道である事をご考慮いただき、16:00には帰り支度が出来るよう、時間に余裕を持ったご計画をお立てください。

連休中日

2月11日(土)くもり後はれ

最低気温‐2℃最高気温3℃
サル来苑時間9:00

今日は連休中日。多くのお客さんが来苑されていました。ありがとうございます。
2月に入り、日本人の若い世代のお客さんも増えてきたように思います。年の頃は20歳前後の方が多いという所を見ると、大学などで春休みに入ったのかなという印象。賑やかで嬉しく思う反面、若い層の方の軽装が目立つようになりました。
しきりに体をゆすりながら「寒い、寒い」という言葉が聞こえてくるところから、軽装でも若いからへっちゃら…という風でもない様子。今シーズンの冬はあまり見なかった革靴・ヒールの靴も、ここに来て目にする機会が多くなりました。
着ている物に関しての軽装は「寒い」であり、寒さに関しては、自身にのみ負担のかかることですが、履物の軽装は「滑る・転倒する」であり、スリップして転んでケガをされれば一緒にいる仲間に負担がかかったり、転倒時に他のお客様を巻き込んでしまえば関係のない人にまで負担を負わせてしまう事になりかねません。
より多くの方々に来苑の際の注意事項を理解していただく為に、まだまだ課題は残ります。

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「むしろ…」
群れの3♂が温泉の淵でくつろいでます。今週はずっと晴れていてサルたちの温泉の風景はあまり見れませんでした。こんな風にサルが温泉の淵までくると「あ、温泉入りに来たんじゃない?」と、温泉前で張り込みが始まりますが、残念ながら彼は温泉に入りません。どころか、温泉に入るメスたちに時折ちょっかいを出すので、彼がこのように温泉の近くに陣取っていれば、メスたちの気分も温泉から遠のきがち。
「むしろ、その3♂がいると、メスたちは温泉に入り辛くなるんだけどなあ…」

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「温泉以外の場所では」
多くの方の期待が、温泉の淵の3♂に向いていましたが、その少し離れた場所では子ザルたちが元気にじゃれ合っていました。無邪気にじゃれ合い遊ぶ姿は、かわいらしいし面白い。
地獄谷野猿公苑と言うと「温泉に入るサル」が多くの方のイメージとして強く印象付いています。実際、僕自身この会社に勤めるまでは、そのイメージしかありませんでした。
雪の中温泉に入るサルの姿は、確かにキレイで印象深い風景です。ですが、このブログでも何度か触れていますが、サルが温泉に入るのは「寒さをしのぐため、やむなく」入るものであり、濡れる事を好まないサルたちが温泉に入るのはサルたちの気分で、残念ながら「いつでも見れる」光景ではありません。

自由な空間で、思い思いに生きる野生動物を間近で観察できる場所は、世界的にも珍しく、非常に魅力的だと思います。そういった部分をもっと知っていただいて、「じゃあ、野生動物がいるような場所に行くんだから、町中で過ごすような服装じゃ、十分に楽しめないよね」というように伝える努力は、もっともっと必要かなと感じております。



冬のシーズンとなりました。凍結し滑りやすい箇所が出来るようになりましたので、滑りにくい履物をご用意ください。地獄谷野猿公苑は野生のニホンザルを観察する場所です。野外での行動が主となりますので、アウトドアレジャーに適した服装・履物をご準備ください。革靴、ヒールの高い靴はもちろん、サンダルやスリッパなどは絶対におやめください。

夕暮れ時、陽が落ちるのが早くなりました。17:00となれば真っ暗で足元すら見えなくなってしまいます。
冬のシーズンは16:00まで営業しておりますが、遊歩道は時間がかかり灯りのない道である事をご考慮いただき、16:00には帰り支度が出来るよう、時間に余裕を持ったご計画をお立てください。

厳しい寒さ

2月6日(水)はれ後ゆき

最低気温‐12℃最高気温‐4℃
サル来苑時間9:00

今朝はうっすらと雪が積もっていました。雪の量は相変わらず今シーズンは少なめ。ですが、今朝はかなり冷え込んでいました。朝の冷え込みが厳しかった影響で、サルたちは山から下りてくる途中、地熱の暖かい場所で腰を据えてしまい、なかなか動いてくれませんでした。
先行部隊は9:00の開苑に間に合いましたが、グループのサルたちが全員揃ったのは9:30頃となりました。冬のシーズンはサルにとって山の中で留っている理由は少なく、安定して山から下りて来てくれますが、日の当たりのいい場所で日向ぼっこして動かなかったり、時折遅刻する事もあります。
今シーズンは、ここまで順調に山から下りて来ていましたが、こういう時もあります。

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「雪にまみれて」
雪に埋もれてしまったエサを懸命に探しています。山での食料はごくわずか。公苑で得るエサは貴重なシーズン…なのですが。
群れの1♂トマム95はここ最近、めっきり公苑で姿を見る事が少なくなりました。苑内のエサにも無関心。何となく気になるメスがいるようで、その様子を見ていると、発情のそれ。秋の本格的な発情程ではありませんが、発情の残り火がなかなか消えてない雰囲気。他のサルたちと「生態のズレ」を感じます。


冬のシーズンとなりました。凍結し滑りやすい箇所が出来るようになりましたので、滑りにくい履物をご用意ください。地獄谷野猿公苑は野生のニホンザルを観察する場所です。野外での行動が主となりますので、アウトドアレジャーに適した服装・履物をご準備ください。革靴、ヒールの高い靴はもちろん、サンダルやスリッパなどは絶対におやめください。

夕暮れ時、陽が落ちるのが早くなりました。17:00となれば真っ暗で足元すら見えなくなってしまいます。
冬のシーズンは16:00まで営業しておりますが、遊歩道は時間がかかり灯りのない道である事をご考慮いただき、16:00には帰り支度が出来るよう、時間に余裕を持ったご計画をお立てください。

また冬らしからぬ陽気

2月3日(土)くもり

最低気温‐5℃最高気温0℃
サル来苑時間9:00

先週は雪の日が続きましたが、今週は週明けから晴れの天気が続きました。また、冬らしからぬ陽気。昨日は少しの雪が降っていましたが、少量。5僂らいの積雪でした。天気予報では来週月曜辺りから寒気が入り込み、しばらく天気が悪くなるそうです。

昨今、冬のシーズンは海外からいらっしゃったお客様が多くなります。1月も終わり、その波もやや穏やかになった感があります。お客様の層の多くがオーストラリアの方が多く、オーストラリアの長期の休みが終わった頃という事もあり、それが関係しているのかなと思います。…が、まだまだ多くのインバウンドの波は続きます。特に、これから中国系の方々の春節(旧正月)があり、今年は2月16日が春節にあたるようで、すでに春節に関係したお休みが始まっている企業などもあるようです。この流れは16日前後をピークに、26日くらいまで続くようなので、これからまた賑やかになるのかなという予想です。

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「怒髪天を衝く」
激しく怒ると、髪の毛が逆立つほどの激しい形相になる事から「怒髪天を衝く」と言われます。サルは威嚇の際、目が吊り上がるような形相の顔になり、こめかみ辺りの毛が逆立つように見えます。ヒトが見てもいかにも「怒っている」「威嚇している」と分かる表情。
怒りの表現になりますが、チョットしたいざこざの時にもこういった顔をするので、「怒髪天…」といわれるほど激しい怒りの感情でもない時もあります。

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「楽しげ」
子ザルたちは寒い中でも楽しげ。飛び回り、じゃれ合ってます。雪まみれになりながら遊ぶさまもこのシーズンならでは。

苑内でお客さまとお話しさせていただいていると、偶然にも「ブログ見てきたんです」と言っていただく事が度々あり、細かくチェックいただいている様子などをお聞きしていると、やはりうれしいもので。私も人間なので「こうやってブログを書いているけど、確認してくれている人いるのかしらん」などと不安を覚える事もあり、こういったお話しは、まさに僥倖でございます。
恥ずかしながら「25日くらいで更新が…」というお話しをいただいて「ヤヤ、前のアップからそんなに時間が経っていたのか」と思い、今日のアップに至りました。慌ただしさの中、過行く時間は早く、光陰は矢の如し。
今日もこうしてブログをチェックしてくださった皆さん、本当にありがとうございます。



冬のシーズンとなりました。凍結し滑りやすい箇所が出来るようになりましたので、滑りにくい履物をご用意ください。地獄谷野猿公苑は野生のニホンザルを観察する場所です。野外での行動が主となりますので、アウトドアレジャーに適した服装・履物をご準備ください。革靴、ヒールの高い靴はもちろん、サンダルやスリッパなどは絶対におやめください。

夕暮れ時、陽が落ちるのが早くなりました。17:00となれば真っ暗で足元すら見えなくなってしまいます。
冬のシーズンは16:00まで営業しておりますが、遊歩道は時間がかかり灯りのない道である事をご考慮いただき、16:00には帰り支度が出来るよう、時間に余裕を持ったご計画をお立てください。

寒い

1月25日(木)雪後晴れ

最低気温‐12℃最高気温‐8℃
サル来苑時間9:00

昨日時点では「大荒れ」の雪予報が出ており、今朝はどれだけ雪が積もっているのかと心配していましたが、15冂。それほどの積雪にはなりませんでした。
しかし、非常に冷え込みます。マイナス10以下となり、冷たい風も強く吹き付けるので防寒対策をしっかりしていても寒さが厳しい。
お昼頃から晴れ始めて、午後は快晴となりました。週間天気はずっと雪マークが続いているので、これからの天気の様子も気になるところです。

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「子守」
秋のシーズンは随分と暴れまわった3♂トアミ06ですが、今日は子ザルを引き連れて行動していました。ここ最近、面倒を見ている姿を見ます。吹き付ける風と雪を、抱き合いながら耐えています。

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「常連」
温泉に入っている姿が当たり前になってきた温泉お兄さん。温泉お兄さんが温泉から出てしまうと、メスたちも「ついていこうか?寒いしこのまま温泉に入っていようか?どうしよう?」といった、動揺するような雰囲気が見えます。温泉仲間…のような絆が芽生えてきているのでしょうか。



冬のシーズンとなりました。凍結し滑りやすい箇所が出来るようになりましたので、滑りにくい履物をご用意ください。地獄谷野猿公苑は野生のニホンザルを観察する場所です。野外での行動が主となりますので、アウトドアレジャーに適した服装・履物をご準備ください。革靴、ヒールの高い靴はもちろん、サンダルやスリッパなどは絶対におやめください。

夕暮れ時、陽が落ちるのが早くなりました。17:00となれば真っ暗で足元すら見えなくなってしまいます。
冬のシーズンは16:00まで営業しておりますが、遊歩道は時間がかかり灯りのない道である事をご考慮いただき、16:00には帰り支度が出来るよう、時間に余裕を持ったご計画をお立てください。

日本全国雪模様

1月23日(火)雪

最低気温‐6℃最高気温‐1℃
サル来苑時間9:00

日本各地で寒波による影響で雪模様となっているようです。皆さんの地域は如何でしょうか。東京でも積雪になり、雪の影響で事故等が多発しているようです。転倒・スリップにご注意ください。
地獄谷は意外と雪の量は少なく、朝の時点で10僂砲睨たない程度の積雪でした。ただ、寒波がしばらく続き25日まで雪の予報が続いているので、今後の雪の様子が気になります。

本日23日10時15分頃草津白根山が噴火したもようです。志賀高原から隣接した地域ではありますが、現状噴火による影響はなく、特別な問題はございません。

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「どこでも…」
温泉から出た子ザル。何食わぬ顔でフンをしています。サルは“特定の排泄する場所”…つまりは“トイレ”を知らない生き物。そもそもサルは“行動範囲”はあっても“寝場所・住み家”という物はありません。どこでフンをしようがオシッコをしようが、ずっと同じ場所で寝る訳ではないので、関係ないのです。
犬などは逆に“寝場所・住み家”を持つ生き物なので、排泄する場所と寝る場所の区別がないと、寝る時にフンやおしっこまみれの場所で寝るようになるので不便な思いします。なのでそういう動物は“トイレ”というものを知っています。

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「あ〜気持ちいい……プリッ」
サルたちの“シモの事情”は温泉の中でも変わらず、時折ぷかぷかとフンが浮かんでいます。サルたちは気にしていない様子(そもそも気にしているようなら温泉の中で用を足すことはありませんし…)
温泉は夕方スタッフが掃除しますが、この冬のシーズンは温泉に入るサルが多いので、フンも多くなります。慣れはしたものの、それなりに臭い。

よく「サルとヒトとが一緒に温泉に入れる」というイメージの方もいらっしゃりますが、フンやおしっこで汚れたお湯の中に入るというのは、衛生的によくない事。
野生に生きる動物ですから、衛生的に生活する現代人にとって“良くないもの”を持っている可能性もあります*もちろん観察する距離感の中で問題となる事はありませんが

地獄谷野猿公苑はサルとヒトの、“共存”ができている一つの形だと思います。
それは「ヒトはヒト、サルはサル」とお互いが“別な生き物”である事をはっきり理解し、その上で「別な生き物同士だけど、相手の嫌がる事をしなければ一緒の空間で共存できるよね」という場所だからだと思います。

サルがヒトの社会とトラブルを起こす話題・ニュースをよく聞きます。環境や条件によるところもあり、一概に言えない事もありますが、サルがヒトとトラブルを起こす原因のほとんどは“ヒト側が付き合い方を間違えてしまう”事がほとんどのように思います。
そして、その“間違った付き合い方”というのはヒトが動物に対し、食べ物をあげる事ももちろんですが、ペット感覚で馴れ馴れしく接し、サル側が人に慣れ過ぎてしまう事です。

ヒトとサルが一緒の温泉に入るという事は、衛生的な観点でも危険ですが、「ヒトがサルとの付き合いを間違え」てしまい、結果として地獄谷での“共存”が崩れる元にもつながる問題になりかねません。

一緒に入浴をすることはできませんので、ご理解の程よろしくお願い致します。




冬のシーズンとなりました。凍結し滑りやすい箇所が出来るようになりましたので、滑りにくい履物をご用意ください。地獄谷野猿公苑は野生のニホンザルを観察する場所です。野外での行動が主となりますので、アウトドアレジャーに適した服装・履物をご準備ください。革靴、ヒールの高い靴はもちろん、サンダルやスリッパなどは絶対におやめください。

夕暮れ時、陽が落ちるのが早くなりました。17:00となれば真っ暗で足元すら見えなくなってしまいます。
冬のシーズンは16:00まで営業しておりますが、遊歩道は時間がかかり灯りのない道である事をご考慮いただき、16:00には帰り支度が出来るよう、時間に余裕を持ったご計画をお立てください。

暖かい週

1月18日(木)くもり後はれ

最低気温‐1℃最高気温1℃
サル来苑時間9:00

今週に入ってから暖かい日が続いています。天気が良ければ日差しが暖かく、天気が悪くても雪ではなく雨が降り暖かい。そんな感じです。気温も連日プラス気温となり、先週までの極寒使用の装備では暑くて汗ばんできます。遊歩道の雪も随分溶けてしまいましたが、相変わらず滑る個所はありますのでご注意を。

1♂トマム95が発情の気があり、そわそわしています。それというのも、1オスと一緒にいるメスも発情しているのも原因。オスだけが発情しても相手がいないと…という事です。暖かさが影響したのか、若いオスに発情が少し戻り、元々発情していた1♂の取り巻きの後をつけるようになっています。前回でも触れたように、落ち着くべきシーズンに落ち着いていないと、サイクルに乱調をきたすので、落ち着いてほしいものです。

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「メス?興味ないね」
オスで珍しく温泉に入る、温泉お兄さん。誰が呼んだか通称「パンチくん」。そわついている他のオスたちとは一線を画し、落ち着いた様子で温泉に入っています。温泉場から慌ただしいサルたちを見下ろしている様子はクールに見えます。



冬のシーズンとなりました。凍結し滑りやすい箇所が出来るようになりましたので、滑りにくい履物をご用意ください。地獄谷野猿公苑は野生のニホンザルを観察する場所です。野外での行動が主となりますので、アウトドアレジャーに適した服装・履物をご準備ください。革靴、ヒールの高い靴はもちろん、サンダルやスリッパなどは絶対におやめください。

夕暮れ時、陽が落ちるのが早くなりました。17:00となれば真っ暗で足元すら見えなくなってしまいます。
冬のシーズンは16:00まで営業しておりますが、遊歩道は時間がかかり灯りのない道である事をご考慮いただき、16:00には帰り支度が出来るよう、時間に余裕を持ったご計画をお立てください。


また、夕方にお越しの場合はペンライトやヘッドライトなどお持ちいただけると安全です。

不穏な動き

1月14日(日)くもり後ゆき

最低気温‐9℃最高気温‐3℃
サル来苑時間9:00

昨日の夕方に雪となり、良い勢いで吹き付けながら今朝まで降り続けましたが、積雪は意外と少なめで15冂。サッと雪かきをすればすぐ片付く量だったので、雪片づけは楽でした。

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「頼れる存在」
1♂トマム95が最近、姿を現しません。といっても離群した訳ではなく、時折見かけます。「姿を現さない」というのは「公苑内で」という意味です。朝、群れと一緒に公苑にやって来ると、日中はどこかに姿を消してしまいます。
こういった事が最近続いていましたので、「公苑にいたい」サルたちにとって、すぐにどこかへ行ってしまう1に関心がなくなってきたようです。それよりも、自分たちと一緒に行動する2♂トアミ00をあてにしています。大人オスがメスにちょっかいを出してケンカになると、その間に入ってメスを助けてくれるので、メスたちからもずいぶん信頼されている様子。
そういった状態が続き、群れとすぐにはぐれる1♂トマム95と一緒にいる1♀トックリ00も、以前ほど群れの中での影響力は薄れているようです。
サルたちの中で「トマム95がいない状況」「トックリ00がいない状況」が“慣れ”てきたようで、トックリ00に対し周囲は無関心。メスの中では相変わらず敵なしのトックリ00ですが、オス相手に分の悪さが目立ち、「オス顔負けの」姿はありません。このままこの状況が続くと、メスの順位の入れ替わりがあるかもしれません。

もっとも、サルたちにとって群れの中で生活するという事は“本来捕食される側の弱い立場の動物が、群れる事によってお互いを守る”ためであり、上位である事・下位である事は多少の損得はあっても身を守って生きていく上で、それほど重要な事ではないのかと僕は思います。

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「懸念」
気にかかるのは、群れのオスたちは冬本番となり発情が止まった状況の中、トマム95はいまだ発情の気配がある事。トマム95は22歳で、25年〜30年程のさるの寿命を考えると、高齢。
その高齢のサルが、他の若手のサルたちが落ち着いたのに、発情しているというのは不思議な事です。落ち着くべきシーズンに落ち着いていない高齢のサル。公苑にいない間、なにか栄養価の高い物を食べているのでしょうか。
そもそも冬は食べ物が少なく、栄養価の低い物しかなく、公苑で与えるエサも山のものと大差ない物を与えています。「それじゃあかわいそう。もっといいものを与えてあげて」とお思いの方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、冬場に少ない食料で生き抜くという習慣はサルが悠久の中続けてきたサイクル。良い物をあげすぎて、例えば発情が止まらない。そうなったら、約半年ほどの期間を経て生まれてくる新しい命は夏に誕生する事になります。
サルたちが春出産するのは厳しい冬に備えるため、赤ちゃんがそれまで育つよう準備の期間を長く整える為もあります。育ち切らず、短い毛(出産後にメスは毛抜けするので母親の毛も短い)で厳しい冬を越すことは困難です。
いつまでも発情しているという事は、サルたちの生きるサイクルの崩れる原因にもなります。1♂トマム95の動きは少し心配。




冬のシーズンとなりました。凍結し滑りやすい箇所が出来るようになりましたので、滑りにくい履物をご用意ください。地獄谷野猿公苑は野生のニホンザルを観察する場所です。野外での行動が主となりますので、アウトドアレジャーに適した服装・履物をご準備ください。革靴、ヒールの高い靴はもちろん、サンダルやスリッパなどは絶対におやめください。

夕暮れ時、陽が落ちるのが早くなりました。17:00となれば真っ暗で足元すら見えなくなってしまいます。
冬のシーズンは16:00まで営業しておりますが、遊歩道は時間がかかり灯りのない道である事をご考慮いただき、16:00には帰り支度が出来るよう、時間に余裕を持ったご計画をお立てください。


また、夕方にお越しの場合はペンライトやヘッドライトなどお持ちいただけると安全です。

マイナス10を下回る

1月12日(金)くもり時々雪

最低気温‐11℃最高気温−5℃
サル来苑時間9:00

お正月から成人の日を含んだ三連休の、まとまった休み期間が終わったせいか、にぎやかだった苑内も静かな雰囲気となりました。午後は時折雪となり、吹雪く場面もあり、久しぶりに冬らしい景色です。

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「久しぶりな光景」
地獄谷周辺の雪は粒が小さくさらさらとしているのが特徴です。雪ダルマやかまくらを作るには適していない雪で、多くの雪が降ったとしても大きな雪だるまを作るのは大変。現場ではかなり雪が吹き付けていましたが、写真に撮っても、あまりはっきり映らないのも特徴です。

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「ぶるぶる」
身体に雪が積もったりしても、毛の外側で張り付いているだけなので、身体を少しゆすればパッと落ちてしまいます。温泉に入った際の「水気」も、外側で弾いて中まで浸みていない様子。もちろん“まったく浸みてない”訳ではないでしょう。こういった毛の特性も「温泉から出た後、わりと平気」という事に繋がります。



冬のシーズンとなりました。凍結し滑りやすい箇所が出来るようになりましたので、滑りにくい履物をご用意ください。地獄谷野猿公苑は野生のニホンザルを観察する場所です。野外での行動が主となりますので、アウトドアレジャーに適した服装・履物をご準備ください。革靴、ヒールの高い靴はもちろん、サンダルやスリッパなどは絶対におやめください。

夕暮れ時、陽が落ちるのが早くなりました。17:00となれば真っ暗で足元すら見えなくなってしまいます。
冬のシーズンは16:00まで営業しておりますが、遊歩道は時間がかかり灯りのない道である事をご考慮いただき、16:00には帰り支度が出来るよう、時間に余裕を持ったご計画をお立てください。


また、夕方にお越しの場合はペンライトやヘッドライトなどお持ちいただけると安全です。

一月の雨

1月10日(水)はれ時々くもり

最低気温‐6℃最高気温‐1℃
サル来苑時間9:00

8日(月)の午後頃から昨日9日(火)の昼頃まで雨が降り続き、公苑周辺の雪はかなりの量が溶けて消えてしまいました。多く雪の残る個所の、傾斜の険しい斜面近くでは、緩んだ雪が雪崩れる危険性が出てきそうで心配です。
今朝は溶けた雪が、冷え込みによって再度固まり、表面はつるつるとなって滑りやすくなっていました。塩カルをまいたり、スコップで削ったりしていますが、ヒトの手で出来る事には限界がございます。来苑される際は「雪国に行くんだ」という心構えとそのための準備をお願いいたします。

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「頬ぶくろ」
脂肪を蓄え、冬毛も伸びてふわふわの丸い体をした子ザル。ヒトでいう頬の部分より若干下、顎のサイド辺りが丸く膨らんでいます。サルは頬ぶくろがあり、食べたものを一旦口に納め、少し後で食べます。食べ物の取り合いで、弱い立場のサルが強い立場のサルに食べ物を横取りされる事もありますが、頬ぶくろに入れてしまえば安心。時折、頬ぶくろの「奥」の方で食べ物が閊えて出て来ないのか、苦戦している様子もあります。

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「今シーズンは少ない光景」
サルの頭や体に雪が乗り、吹雪の中でじっと耐えている姿…今シーズンは雪が少ないので、こういった光景は珍しいものです。というか、一月に雨って…。雪が少なくなるのは、正直ありがたい事ですが、雪崩の危険性や、遊歩道・苑内の凍結によるスリップが気になります。

今シーズンは天候や状況にあった履物をはいていらっしゃったり、滑り止め・簡易型アイゼンを用意していらっしゃったりと、「どういった場所に公苑があるのか」について周知いただいている様子があります。それだけ皆様に「施設の本質」について関心を持っていただいている事と、地獄谷野猿公苑に関わるツアーの関係者の皆様に呼びかけを行っていただいている事に深く感謝しております。



冬のシーズンとなりました。凍結し滑りやすい箇所が出来るようになりましたので、滑りにくい履物をご用意ください。地獄谷野猿公苑は野生のニホンザルを観察する場所です。野外での行動が主となりますので、アウトドアレジャーに適した服装・履物をご準備ください。革靴、ヒールの高い靴はもちろん、サンダルやスリッパなどは絶対におやめください。

夕暮れ時、陽が落ちるのが早くなりました。17:00となれば真っ暗で足元すら見えなくなってしまいます。
冬のシーズンは16:00まで営業しておりますが、遊歩道は時間がかかり灯りのない道である事をご考慮いただき、16:00には帰り支度が出来るよう、時間に余裕を持ったご計画をお立てください。


また、夕方にお越しの場合はペンライトやヘッドライトなどお持ちいただけると安全です。
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