地獄谷野猿公苑 ふぃーるどのーと

お猿の温泉でお馴染み、長野県は地獄谷野猿公苑のニホンザルの生活や季節の動植物の話題など、毎日を猿と共にする公苑スタッフの日記です。

本格的な雪

、最低気温−5℃、最高気温−1℃。

今日も雪降り、3月末の今頃になって冬型の天候が続いている。朝の時点で10cmほどの積雪があった。春の湿ったベチャ雪ではない、真冬並みのフワフワとした雪だ。

トグラの娘が怪我を負い、戦意喪失したためか、メスたちの小競り合いは収まったかに見える。それとも季節外れの雪と寒さでそんな気も失せたのか。
一見、平穏そうに見えても、まだすきあらばと反撃のチャンスを狙ってるんだろうな。

今日も雪

曇りのち雪、最低気温−6℃、最高気温2℃。

今日も冬型の天候が続き冷え込んでいる。3月も末と言うのに連日の雪降りだ。

今月中旬、池に生みつけられていたヤマアカガエルの卵が孵化している。ゴミの様に小さな黒いオタマジャクシがウジャウジャ池の底に集まっている。まだ孵化していない卵も残っている。全部が育つわけではないにしても相当な数だ。

トグラ93トラヨをはじめオスの援護を得られずに分が悪いトグラの娘、傷跡が激しく争った事を物語る。手足も負傷し満身創痍の様子。
それでもまだ時々小競り合いが起こる。メバコの矛先はワカ一族に向いている。

また冬景色に

、最低気温−3℃、最高気温1℃。

寒そー、昨夜の雨が雪に変わり、5cmあまりの積雪になった。辺り一面真っ白に、春はそこまで来ていたが、冬景色に逆戻りした。昨日は盛んにさえずっていた小鳥たちもピタリと鳴かなくなった。

大喧嘩にはならないがまだメスたちの小競り合いは続いている。どうもトラヨに援護されてメバコに分があるようだ。トラ一族は群れの端に居ることが多くなった。
この騒動の発端は良く解らないが、この冬、立て続けに年寄りのメスたちが死んだことも無関係で無いように感じる。数年前にメスで一番強かったトグラが死んだ後もそうだったが、ヨボヨボになって戦う力はなくなっていても母親や近親のサルが居ると居ないとでは力関係に影響があるように見える。その時はトグラが死んだ後、残された姉妹間で順位争いがあった。
今回も年寄りが死んだことで家系がバラけ、応援してくれるサルが減ったりして力関係が微妙になったのだろう。ニホンザルの社会は互いに頼り、頼られ、群れを形成している。頼りになる近親やオスが多いほど有利なのだ。

さらに複雑に

晴れ一時雨、最低気温0℃、最高気温10℃。

昨日ほど緊迫した状態ではないが、まだメスたちの抗争は続いている。断続的に小康状態と騒動を繰り返している。もともと弱い家系のメバコがトラヨに子守をしてもらってることを良い事に強気な態度で居る。面白くないのはトラヨの血縁でもあり、強い家系のトラ一族。執拗に攻撃を仕掛けるがトラヨがどちらを応援するか躊躇している様子。応援に駆けつけたオスたちもトラヨに遠慮して構想をいさめることも出来ずに様子見状態。ほんにトラヨは役立たずのボスだ。
さらに、期に乗じてワカ一族が抗争に参入。トラ一族を差し置いてメバ一族に攻撃を仕掛けている。状況は益々複雑になった。

抗争は続く

晴れ、最低気温−1℃、最高気温9℃。

昨日からのメス同士の抗争は今日になっても続いている。メス同士の本気の争いはしつこい。今日も一日中、断続的に争いとにらみ合いが続いていた。オスたちも気になって傍を離れない。
片や群れの中では昔から順位の高い家系。血縁のサルも多く、ボスを含め順位の高いオスもほとんどこの家系だ。もう片方は群れの中でも弱い家系。
体力だけでは決まらないのがサルの社会。応援してくれる親族の数やオスの強さで形勢は変わる。オスのサルたちが血縁のメスを応援するとは限らない。主だった大人のオスたちは群れ全体のお父さんなのだ。
人間社会同様、サルの社会も複雑な関係の上に成り立っている。さて、この抗争どうなるものか。

今日も暖かく、ベニシジミ、アカタテハが地面を這うように飛んでいた。まだ地獄谷では蜜を吸う花も咲いてなかろうに。

雪が消え始めると冬用の防寒長靴がズッシリと重く感じる。雪のある真冬の間は気にならないのだが。
私は季節の変わり目、冬の初めと終わりに足にしもやけが出来る。数日前から足の指が痛痒い。長靴の中に春が来たのだ。

雪解け

曇り、最高気温9℃。
今日も暖かく最高気温は9℃に達した。ミソサザイ、ホオジロがソングポストで盛んにさえずりを繰り返している。
雪解けが進み、日陰の北斜面の雪もだいぶ溶け、地面が見え始めたところもある。雪解けで溶け出す水の量は降水量に換算すると10mmほどにもなるそうだ。降水量10mmと言うと土砂降りの雨に値する。それが雪が消えてなくなるまで毎日続くのだから莫大な水の量だ。
谷川の水は午後になると雪解け水を集めて水量が増す。夜になって気温が下がり雪解けが収まると水量が減る。そして又翌日、気温が上がると水量が増え始める。そうして徐々に標高の高い山まで雪解けが進む。地獄谷を流れる横湯川の水量も徐々に増えてきた。

抗争勃発。一部のメスザルたちが激しく争っている。今回は普段の小競り合いとは雰囲気が違う。お互いに血縁のサルたちが応援に駆け付け、家系間の大騒動に発展している。群れの主だったオスたちも駆け付け騒動をいさめようとする者に血縁のメスに加勢するものにで大騒ぎ。争いに関係のないサルたちもなんとなく騒ぎの方に様子を見に行く。夕方になっても争いは終わらなかった。

濃い霧

曇りのち晴れ、最低気温0℃、最高気温7℃。
昨日までと変わり、今朝は最低気温も0℃を上回り寒いとは感じない。朝のうちは濃い霧に包まれ何も見えなかった。
晴れ間が広がると気温も上昇し、ぽかぽかと暖かくなった。

薄雪

晴れのち曇り、最低気温‐5℃、最高気温4℃。
昨日は夜になって雨が降った。一時雪に変わり、その雪が今朝、薄く積もっていた。今日もサルたちの足跡の写真を撮ろうと思ったが、時既に遅くサルたちの足跡がメチャクチャについてしまっていた。

春分の日

晴れのち曇り、最高気温6℃。

春分の日は「国民の祝日に関する法律(祝日法)では「自然をたたえ、生物をいつくしむ」ことを趣旨としている。」って、知ってましたか。恥ずかしながら私ははじめて知りました。

春のお彼岸でもあります。例年ですとこの時期、長野県北部の山間地はまだ雪も多く残っています。我が家のお墓も雪に埋もれていて、お墓参りはご勘弁いただく事も珍しくありません。今年は雪解けも早くて、お墓参りが出来そうです。

どうぶつ奇想天外

晴れ、最低気温‐6℃、最高気温2℃。
昨日からの雪が10cmほどの積雪になっていた。気温も上がらず寒い一日になった。

昨日放送の「どうぶつ奇想天外」、ご覧になった方も多いと思いますが。どうもあの手の番組は物事の一部分だけを切り出して面白おかしく演出する傾向があり本質が伝わらないような気がします。限られた放送時間等、制約があるので仕方の無い面はありますが。
パイプの中のリンゴを取る実験も、あたかも職員が棒を使っているのを見て憶えたような説明でした。残念ながらニホンザルの知能では人の行動を見ただけでは理解できません。サルたちは何度も試行錯誤を繰り返し体で覚えるのです。物事の因果関係を理解しているわけではありません。あのサルにしても、数え切れないほどの経験を積ませたからです。
もう一つ、残念ながら、あの技術がサルたちの普段の生活で役に立つことはありません。あの状況でのみ出来ることで、応用は利きません。

それにしても、崖から落ちてくるカモシカの映像はすごかったですね。よくあれで怪我もせずにいれたものだと感心してます。実は私、収録当日は休みで実施にあのシーンは見ていないんです。話に聞いていたのよりすごい光景でした。
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