地獄谷野猿公苑 ふぃーるどのーと

お猿の温泉でお馴染み、長野県は地獄谷野猿公苑のニホンザルの生活や季節の動植物の話題など、毎日を猿と共にする公苑スタッフの日記です。

生後1週間

曇りのち晴れ、最低気温5℃、最高気温15℃。

やはり昨日のは黄砂だったようだ。広範囲で黄砂が観測されたとニュースにあった。今日も景色が霞んでいる。

生後1週間12日に生まれた子ザル、生後1週間。顔付きが少ししっかりした。まだ一日の大半は母親の胸に顔を埋め、乳を飲んでいるか眠っているかなのだが、起きている時にはもう外の世界に興味津々。顔の割りに大きなキラキラとした目でしきりに辺りを見回し、手足を伸ばして母親の懐から出て行こうとしている。まだ足腰がしっかりしていなく、フラフラして立つのもやっとなのに。
子ザルは早く外の世界に触れたいと思っているのに母親はまだ心配なのだろう、餌を食べている時も片手を子ザルにそえていて離さない。子ザルが出ようとするとすかさず押さえ込む。
しかし、いつまでもそうしている訳にもゆかない、数日中には母親も気を許し、すぐに手の届く範囲を歩かせるようになる。

黄砂か?

晴れ、最高気温15℃。

不覚にも体調を崩し、寝込んでしまいました。季節の変わり目は暖かくなったり、寒くなったり。とかく、体調を崩しがち、気を付けなければいけません。まだ万全では有りませんが、気を取り直して…

フクジュソウ雪解けが急速に進み、北斜面の雪もほとんど消え、わずかに残るだけになった。後楽館の売店の前の斜面も雪が消えてフクジュソウが開花。枯れ木と落葉に雪、モノトーンの景色に彩を添えている。年々増えているので数年後には黄色い絨毯になりそうだ。
ヤナギの芽も萌黄色に膨らんで春らしくなってきた。

天気は良いのだが景色がかすんでいる。黄砂だろうか?
スギ花粉の飛散もピークを迎えている。春霞なのかスギ花粉なのかそれとも黄砂か。

初対面

曇り、最低気温5℃、最高気温9℃。

今日も朝から気温が高い。川の水は増えたままだ。急速に雪解けが進んでいる。

顔見せ昨日生まれた今年最初の赤ちゃん、問題なく元気なようだ。やっと顔を見ることが出来た。顔の割りに大きな目で周りを見回している。まだはっきりとは見えないだろうが、周りのサルや私に反応しているところを見ると見えているのだろう。
手足を伸ばし動いた時にチンチンが見えた、男の子だった。
生まれてすぐは母親の胸にしっかりとしがみ付いて乳を飲んでいる時間が長い。顔が見える機会は少ない。もう数日もすればキョロキョロと顔を出す。

雪解け

曇りのち晴れ、最低気温4℃、最高気温15℃。

順調に雪解けが進み、南向きの斜面の雪はほとんど消えている。北斜面や日陰の雪もだいぶ減った。雪解け水に連日の雨で川の水が濁流となって一気に増えた。標高の高い山々も雪解けが始まったのだろう。

気温が上がるに連れ、スギの実が充実してきた。見た目にも分かるほどに花粉を蓄え、薄黄色く変わってきた。もうすこし気温が上がり乾燥すると花粉が舞い始める。
花粉症の方はご用心を。

第一号今年の第1号、子ザルが生まれていた。まだしっかりと母親の胸にしがみ付き、無心に乳を飲んでいるようだ。母親もしっかりと抱きかかえているので顔は見えない。
春の訪れと共にサルたちは出産期に入った。これから6月にかけて次々と子ザルが生まれる。昨年たくさん生まれた反動で今年は昨年よりもかなり少ないはずだ。

春の嵐

曇りのち雨、最低気温6℃、最高気温9℃。

朝からなんとなく生暖かい空気が漂う。お昼頃から風が強まり嵐のような強風になった。風がうなり、木々が折れそうなほど大きく揺れる。まともに立っていられない程の風、サルも吹き飛ばされそうだ。サルたちもあまりの強風は嫌いらしい、風下を向いて岩陰や木の陰に張り付いている。風が吹くと体感温度も下がるのも一因だろう。

☆☆☆

曇りのち雨、最低気温−1℃、最高気温4℃。

世界的に有名なガイドブック「ミシュラン、レッドガイド」、自動車のタイヤメーカーがサービスの為に作った地図が元だ。掲載されている飲食店の評価は名店のバロメーターになっている。
そのガイドブックの日本版が作成されるそうだ。そのために記者が取材にやって来た。野猿公苑はホテルや飲食店では無いので☆は付かないと思いますが‥

今日も雪

のち晴れ、最低気温−3℃、最高気温6℃。

今日も沓野から先は雪が降っていた。地獄谷周辺の山も真っ白に雪化粧している。苑内の通路には2cmほどの雪が積もっていた。春は足踏みを続けている。

雪が止んで晴れ間が広がると雪も直ぐに溶ける。遊歩道や木の下は枝に積もった雪が溶けて滴り落ちる。土砂降りの雨のようだ、晴れているのに傘が必要だ。

カモシカの結末

晴れ、最低気温−4℃、最高気温4℃。

通路には雪が薄く積もり、水溜りには氷がはっていた。風が身を切るように冷たい。

昨日のカモシカは…
この手の話は嫌だと言う方は、ここから先は読まないでください。生々しい内容ですので。続きを読む

昨日のカモシカ

、最低気温2℃、最高気温3℃。

カモシカカモシカは昨夕に居た場所から50mほど移動した遊歩道の脇にうずくまっていた。私が近付くとやっとと言った感じで立ち上がり、ヨロヨロと2、3歩、道から離れた。立っているのもやっとの感じ、昨日よりもさらに弱っている。直ぐにその場にへたり込んでしまった。
今朝居た地点から昨日いた地点の間の道には数メートル置きに糞が落ちていた。50mほどの距離を一晩かけて移動したことが伺える。今日の冷たい雨がさらに体力を奪うことだろう。

一日中雨が降り続く。朝から気温はほとんど変わらない。流石に今頃の雨はまだ冷たい。今にも雪に変わりそうだ。
地元の小中学校は今日が入学式。この天気ではピッカピカの一年生がかわいそう、本当にかわいそうなのはおめかししたお母さんたちかな。

夕方仕事を終えて、朝、カモシカのいた場所を見たら…
朝と同じ位置に横になっていた。既に死んでいた。長くはないと思ったが…

弱ったカモシカ

晴れのち曇り、最低気温−2℃、最高気温11℃。

朝、日陰には霜が残っていた、4月と言えどもまだ氷点下まで気温は下がる。その後は晴天でぽかぽか陽気に。雪解けも順調に進み、川の水量も徐々に増している。
そんな春らしい天気も午前中だけ、雲が広がり雨でも降りそうな空模様に変わった。

カモシカ夕方、仕事を終え事務所を後にすると遊歩道にカモシカが道を塞いで立っていた。私のバイクが近付いてもまったく動く気配がない。さらに近づいてクラクションを鳴らしても動こうとしない。むやみに近付くのは危険だ。おとなしいカモシカもいざとなれば向かってくる。あの角で突かれたり、蹄で蹴られでもしたら大変だ。
しかし、まったく動こうとしない、このままでは我々は帰れない。恐る恐るさらに近付いてみる、手を伸ばせば触れるほど近付いたらやっと動いた。しかし、2、3歩動いたら又立ち止まって動かない。
よく見ると顔に血がにじんでいる。全身に杉の枯葉が纏い付き、毛も濡れている。かなり衰弱していて歩けないようだ。体も他のカモシカよりも痩せているようだ。角は長く磨り減っている。角のシワをざっと数えてみると、推定年齢15歳ほどだろうか。
かわいそうだがこのままではらちがあかないので少しずつ近付いて1歩ずつ動いてもらう。そんなことを繰り返しやっと我々の通れるところまで移動させた。その後、記録に写真を撮影して現場を後にした。
先ほど写真を確認したら角にも血が滲んでいる。縄張りを示す匂いを出す眼下線からも血が滲んでいる。老衰だろうか、病気だろうか、それとも他のカモシカと戦ったのだろうか。いずれにしても、あの様子だと長くなさそうだ。
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