晴れのち曇り、最低気温10℃、最高気温17℃。

マイタケサルたちを捜索に出てしばらくすると、サルたちが来たと公苑から連絡が入る。無駄足になってしまったがサルたちが遅くならずに出て来たのだから良しとしよう。

公苑に戻る途中、傍らの木の根元に目をやると‥
なんと!マイタケが有るではないか。しめしめ、これは儲けた。
マツタケがキノコの大様ならば、さしずめマイタケはキノコの女王様か。昔から珍重されるキノコで名前の由来がその形が舞を舞っているようだからとも、このキノコを見つけたら舞い踊って喜んだからとも言われる。いずれにしても貴重なキノコである。香りが強く、お吸い物、煮物、炒め物、天ぷら、なんにでも出来て旨い。
昨年見つけたものは発生してから日数がたっていた為に虫に食われていて食べられる状態ではなかった。しかし、これは大丈夫、虫も付いていない、丁度良い頃合だ。今日は良いお土産が出来た。

遠足秋の遠足の集中日だ。地獄谷までの道中で落ちているクリやドングリを拾って持ってくる子供が多い。サルたちの目に留まるといけないのでしまってもらう。その中のクリの実を一つもらってサルに与え、どうやって食べるのか子供たちに見せてあげた。サルがすばやく、上手にクリの皮と渋をを剥いて食べるので子供たちも先生も感心している。