6月28日(日)晴れ


最低気温10℃最高気温17℃
おサル来苑時間8:30

今日は開苑時間前からすんなり来苑。

赤ちゃんたちの成長が進んでいます。
双子もどきの赤ちゃんたちは、多少他の子供よりやせてるかな?というところもありますが、弱ってきてるというほどではないので今のところ順調に成長しています。
双子を産んだり、こういった双子もどきになった時に、一番問題になるのが「両方のおっぱいからお乳が出なくお乳が足りなくなる」ことですが、どうも両方お乳を吸っている気配です。
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他の赤ちゃん同様、お母さんのお腹から少し出歩きだしてます。右の大人メスが件のお母さんトックリ00。すぐ左にいる赤ちゃんともう一つの大人メスの頭の上に乗っている赤ちゃんがもどきたち。薄い毛色が実子(すぐ左)、黒っぽい毛色が養子(頭に乗っている子)です。
他のメスより体も大きいお母さんですが、ニ頭の子供を育てるのは負担が大きいらしく一つを抱えて一つを置いて遠くに動いて…という姿が多くなりました。
親族の多い家系なので、赤ちゃんのお姉さんや親せきが面倒をみて時折フォローします。

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でもこの頭に乗られているサルは家系が違います。家系的にはやや弱い家系。あんまり乱暴にすると怒られるし、そうかといって突然鳴き出したりすればいじめたと勘違いしてやっぱり怒られるし。どうしようかなあ。といった具合。
なんとなくアピールするけど気付いてもらえない様子。

「今日もお天気がよろしいですわねトックリの奥さま」
「そうね。お隣のおくさん」
「トックリの奥さまのところはお子さんがいっぱいいらっしゃって子育てが大変そうですわね」
「去年も男の子を産んで、今年も女の子を産んでしまって…。しかも気付いたらそれがニつに増えてしまって…。まだ去年の子も発育が遅くて手を焼いておりますのよ。ホホホ」
「まあまあ。それは大変ですわねえ。ところでトックリの奥さま、先ほどからおたくの息子さん…」
「あら、ちょっとごめんなさい。ちょっと去年くん!こっちいらっしゃい!まあ、毛がのびちゃって…。また抜いてあげなきゃだめね」
「あの、頭のうえに…」
「今年ちゃん、あんまり遠く行っちゃだめよ」
「おくさ…」
「えーと、去年くんに今年ちゃん。しっかり子供たちいるわね」
「養子くんがあたまに…」

などと、サルを見ながらアフレコ(笑)
目の前の子育てに必死になっているので、時々遠くに置き去りになってしまうこともありますが、山への移動などにはしっかり抱いて行動します。
希望的な見かたですが、このまま育つのではないかなあ、と。


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「あの…奥さま、私おでかけしたいのだけれど…」




地獄谷野猿公苑はニホンザルの生態を観察するための施設です。
今頃の時期、かわいい産まれたばかりの赤ちゃんや微笑ましい子育ての様子などを間近で観察出来ます。
お問い合わせの前に、お出かけになる前に、WEBSITEに一通り目を通していただけると幸いです。
http://www.jigokudani-yaenkoen.co.jp/japanese/html/top_j.htm


さて、日もだいぶ長くなりました。グリーンシーズンの開苑時間は概ね、8:30〜17:00ですが、開苑時間であっても時間通りにサルたちが公苑に現れないこともあります。野猿公苑のサルは野生動物です。ヒトの都合に合わせてはくれません。お出かけは朝はゆっくり、午後は早め、時間にゆとりのある行動を心がけてください。

訪れるひと達にかなり軽装の人が目立ちます。スリッパ、サンダル、ハイヒールなんて人が多数見受けられます。野生のサルが住む人里離れた山の奥です。スリッパやハイヒールで訪れるべきところではありません。目的に合った服装、装備をころがけてください。