9月25日(金)
最低気温11℃最高気温12℃
サル来苑時間8:30
最近のサル公苑滞在状況
22日(火)9:55〜17:00
23日(水)10:25〜17:00
24日(木)8:30〜17:00
今シーズン、今のところ順調に公苑に来ているサルたち。
山の食べ物が不作なのだろうという気配。
22日23日と遅い時間に公苑に来ましたが、スタッフがサルを見つけられればサルたちは公苑に下りてくれます。
このシーズン、サルたちを見つけられたとしても、お腹が膨れているとコントロールが難しくなり、途中で山へ戻ってしまう事もあります。
それが、現段階ではありません。
サルたちが山から公苑に下る道のり途中では、栗林があり、いつものシーズンだとそこで一度足止めしてしまうのですが、今シーズンはそこをほぼ素通りしていきます。
中には道中で拾った栗を食べているものもいますが、「木に登ってゆっくり食べたい…」ほどは実が生っていないようです。
但し、今のところコントロールはしやすい状態ですが、これがいつ変化するかは分かりません。特にこれから発情の気配が高まると、お腹の「満腹・空腹」具合が関係なくなる場合もあります。

「のんびり」
オスたちの発情は始まっていますが、メスはまだ。メスたちはヒトと違い、月経・排卵は発情期の前後。通常時はしません。
数頭のメスの月経かもしれない…様子がありました。が、まだ交尾を出来る段階ではないようです。
本格的な発情期を迎えると、サルたちの群れの中は「獣のニオイ」とは違う独特のニオイが漂います。
交尾後のオスがそのニオイを放っている…と昔思っていましたが、どうやら違う様です。ニオイの原因はメスの方みたいです。
なんというか、濁して言うと「潤滑」の液でしょうね(笑)
発情時のオスは、メスの尻を嗅ぐ仕草をしている時があります。それが一つ「恋を出来る準備」のサインでもあるのでしょう。
今年は暴れるオスも今のところは少なく、大人しめなので、のんびりと過ごす風景が多いです。
これから本番。今シーズンのサルたちの恋模様はどうなっていくのでしょう。

「正しく恐れよ」
あるアスリートのトレーナーは、アスリートに「正しく恐れよ」と語ったそうです。
私は、その言葉が非常に心に残っています。
火は「恐れない」と危険です。触れば火傷をしてしまう。
かといって、「危険なものだ」とばかり思って近づけないのでは、温まる事や食べ物を調理して美味く食べる事も出来ない。
火はどれくらい近づいても大丈夫か、或いは危ないか、しっかりと判断し、「正しく恐れよ」といったような話だったような…。
とかく、ヒトは相手の事を知らずに「恐ろしい」が先に立ってしまい、冷静な判断が出来ない事が多いように思います。
ハチはその中の一つと言っていいのではないでしょうか。
公苑では時々、キイロスズメバチが巣を作り、苑内を飛び交う時があります。
ハチは巣に近づくものを「巣を守る防衛」として刺してきますが、巣から離れていれば何もしてきません。
顔のすぐ横を飛んでいても、ハチから一方的に刺してくるという事はありません。私は、20年近く公苑にいて、毎年のようにハチが巣を作っていますが、ハチから一方的に刺してきたことはありません。
かといって、危険が全くないわけではありませんが、「どういう時にハチは危険なのか」という事を認識し「正しく恐れて」接していれば、無駄なトラブルは起きません。そもそも、ハチからヒトを刺すことにメリットはないのですから。
サルたちも同じ。
適度な距離を保ちつつけられれば、これから先も楽しく観察できますが、「サルは何をしても怒らない・反撃してこない」という「怖さのない」付き合いをしていると、手痛い仕返しを受け、檻や網などなければ観察できない状況になってしまいます。
必要以上に恐れる事はもちろんありませんが、「ヒトの思い通り動くものではない」という怖さを時々持って接してあげましょう。
植物こらむ
第103回
![IMG_1047[1]](https://livedoor.blogimg.jp/cpiblog00543/imgs/8/d/8d1b352e-s.jpg)
![IMG_1048[1]](https://livedoor.blogimg.jp/cpiblog00543/imgs/8/3/83fe1977-s.jpg)
山椒(サンショウ)
ミカン科
開花時期:4〜5月
ショウガや山椒の古名より、別名をハジカミとも言います。「ハジ」は実がはぜる様子を、「カミ」はニラの古名「カミラ」の略で辛味を表すとされています。「山椒」は椒→芳しいという意味、山で取れる芳しい果実という意味で名がついたようです。
雌雄異株であり、雌株にしか赤い実は実らないそうです。実は6〜7月ごろ収穫でき、はじめ皺がありますが、9月ごろになると実が熟して赤褐色になり、皮が破けて開き球形で光沢の有る黒色の種子が出てきます。
サンショウの特徴はなんといってもこの独特の香り。葉をとって揉んでみると柑橘系の爽やかな香りがします。九州地方では、青魚の刺身を食べる時に刺身醤油に葉を浮かべて風味を楽しむこともあるのだそうです。
若葉や若い実を食用・香辛料に、果皮も粉にして香辛料に使用でき、防臭・防腐・殺菌作用があるそう。
有料駐車場から公苑への道途中、苑内にも生息しています。
余談ですが、大山椒魚(オオサンショウウオ)にも山椒の名が入っています。これは山椒魚が外敵に襲われると白い毒性のある粘液を皮膚から出すのですが、その匂いがサンショウに似ているから、なのだそうです。実際には、独特の臭みがありその限りではないようですが…意外な共通点がありましたね!
最低気温11℃最高気温12℃
サル来苑時間8:30
最近のサル公苑滞在状況
22日(火)9:55〜17:00
23日(水)10:25〜17:00
24日(木)8:30〜17:00
今シーズン、今のところ順調に公苑に来ているサルたち。
山の食べ物が不作なのだろうという気配。
22日23日と遅い時間に公苑に来ましたが、スタッフがサルを見つけられればサルたちは公苑に下りてくれます。
このシーズン、サルたちを見つけられたとしても、お腹が膨れているとコントロールが難しくなり、途中で山へ戻ってしまう事もあります。
それが、現段階ではありません。
サルたちが山から公苑に下る道のり途中では、栗林があり、いつものシーズンだとそこで一度足止めしてしまうのですが、今シーズンはそこをほぼ素通りしていきます。
中には道中で拾った栗を食べているものもいますが、「木に登ってゆっくり食べたい…」ほどは実が生っていないようです。
但し、今のところコントロールはしやすい状態ですが、これがいつ変化するかは分かりません。特にこれから発情の気配が高まると、お腹の「満腹・空腹」具合が関係なくなる場合もあります。

「のんびり」
オスたちの発情は始まっていますが、メスはまだ。メスたちはヒトと違い、月経・排卵は発情期の前後。通常時はしません。
数頭のメスの月経かもしれない…様子がありました。が、まだ交尾を出来る段階ではないようです。
本格的な発情期を迎えると、サルたちの群れの中は「獣のニオイ」とは違う独特のニオイが漂います。
交尾後のオスがそのニオイを放っている…と昔思っていましたが、どうやら違う様です。ニオイの原因はメスの方みたいです。
なんというか、濁して言うと「潤滑」の液でしょうね(笑)
発情時のオスは、メスの尻を嗅ぐ仕草をしている時があります。それが一つ「恋を出来る準備」のサインでもあるのでしょう。
今年は暴れるオスも今のところは少なく、大人しめなので、のんびりと過ごす風景が多いです。
これから本番。今シーズンのサルたちの恋模様はどうなっていくのでしょう。

「正しく恐れよ」
あるアスリートのトレーナーは、アスリートに「正しく恐れよ」と語ったそうです。
私は、その言葉が非常に心に残っています。
火は「恐れない」と危険です。触れば火傷をしてしまう。
かといって、「危険なものだ」とばかり思って近づけないのでは、温まる事や食べ物を調理して美味く食べる事も出来ない。
火はどれくらい近づいても大丈夫か、或いは危ないか、しっかりと判断し、「正しく恐れよ」といったような話だったような…。
とかく、ヒトは相手の事を知らずに「恐ろしい」が先に立ってしまい、冷静な判断が出来ない事が多いように思います。
ハチはその中の一つと言っていいのではないでしょうか。
公苑では時々、キイロスズメバチが巣を作り、苑内を飛び交う時があります。
ハチは巣に近づくものを「巣を守る防衛」として刺してきますが、巣から離れていれば何もしてきません。
顔のすぐ横を飛んでいても、ハチから一方的に刺してくるという事はありません。私は、20年近く公苑にいて、毎年のようにハチが巣を作っていますが、ハチから一方的に刺してきたことはありません。
かといって、危険が全くないわけではありませんが、「どういう時にハチは危険なのか」という事を認識し「正しく恐れて」接していれば、無駄なトラブルは起きません。そもそも、ハチからヒトを刺すことにメリットはないのですから。
サルたちも同じ。
適度な距離を保ちつつけられれば、これから先も楽しく観察できますが、「サルは何をしても怒らない・反撃してこない」という「怖さのない」付き合いをしていると、手痛い仕返しを受け、檻や網などなければ観察できない状況になってしまいます。
必要以上に恐れる事はもちろんありませんが、「ヒトの思い通り動くものではない」という怖さを時々持って接してあげましょう。
植物こらむ
第103回
![IMG_1047[1]](https://livedoor.blogimg.jp/cpiblog00543/imgs/8/d/8d1b352e-s.jpg)
![IMG_1048[1]](https://livedoor.blogimg.jp/cpiblog00543/imgs/8/3/83fe1977-s.jpg)
山椒(サンショウ)
ミカン科
開花時期:4〜5月
ショウガや山椒の古名より、別名をハジカミとも言います。「ハジ」は実がはぜる様子を、「カミ」はニラの古名「カミラ」の略で辛味を表すとされています。「山椒」は椒→芳しいという意味、山で取れる芳しい果実という意味で名がついたようです。
雌雄異株であり、雌株にしか赤い実は実らないそうです。実は6〜7月ごろ収穫でき、はじめ皺がありますが、9月ごろになると実が熟して赤褐色になり、皮が破けて開き球形で光沢の有る黒色の種子が出てきます。
サンショウの特徴はなんといってもこの独特の香り。葉をとって揉んでみると柑橘系の爽やかな香りがします。九州地方では、青魚の刺身を食べる時に刺身醤油に葉を浮かべて風味を楽しむこともあるのだそうです。
若葉や若い実を食用・香辛料に、果皮も粉にして香辛料に使用でき、防臭・防腐・殺菌作用があるそう。
有料駐車場から公苑への道途中、苑内にも生息しています。
余談ですが、大山椒魚(オオサンショウウオ)にも山椒の名が入っています。これは山椒魚が外敵に襲われると白い毒性のある粘液を皮膚から出すのですが、その匂いがサンショウに似ているから、なのだそうです。実際には、独特の臭みがありその限りではないようですが…意外な共通点がありましたね!





















