5月30日(日) はれ

最低気温12℃ 最高気温18℃
サル来苑時間11:45

最近のサル公苑滞在状況
27日(木)サル不在
28日(金)9:00〜17:00
29日(土)8:30〜17:00

27日は前の晩から雨量の多い雨が降り続けていました。

山の中は風も強く、台風のようなコンディション。

朝、サルたちが公苑に来ていなかったので、山に登りサルたち捜索をし、11:00にようやくサルたちを発見する事ができました。

サルたちは、私の姿に気付くと、すぐに集まってきました。

ですが、そこから公苑側にはなかなか動いてくれません。

雨で…という事もありますが、7〜8m先が見えない濃い霧が立ち込めていたので、それで動きが慎重になってしまっているようでした。

しばらくサルたちを誘導しようと試みていましたが、3時間近く状況は変わらず。

誘導の為のエサも尽き、サルたちの気分も変わらないようだったので、残念ながら諦め。27日は終日サルたち不在となりました。

翌28日には、サルたちの方から公苑に来てくれました。

これからサルたちの好物であるヤマザクラの実(サクランボ)が出てくると、遅刻が更に増るようになります。

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「初夏」
公苑周辺の緑が増え、初夏という風景になっています。

知っている方が意外に少ないのですが、春にもセミは鳴きます。

その名もハルゼミといい、その名の通り春から初夏にかけて出てくるセミで、一般的な夏のセミより早めに登場します。

公苑の周辺に生息するのはエゾハルゼミ。自然豊かな環境でなければ生息出来ないので、市街地などには現れません。なので、「春にセミが鳴く」事を知らない人が多いのでしょう。

多くの夏のセミのように賑やかになくタイプではなく、ヒグラシのように情緒のある静かな鳴き方なので「セミが鳴いている」と感じなかったり、上記の通り「そもそも春にセミが鳴くのを知らない」という事もあり、公苑周辺で鳴いていても気付かれにくくもあります。

木々の緑、自然の声、サルたちの様子、赤ちゃんの様子。

町中では体験できない楽しみを、よく見てよく聞いて、良く感じてみてください。



動植物こらむ
第139回

皆さまはバードウォッチングを体験した事があるでしょうか?鳴き声や鳥の特徴が分かっていないとなかなか難しいですよね。
公苑の周りでも色んな鳥の声を聞きますがなんの鳥なのかずっと分からないままでしたので、植物ネタ探しの閑話休題に鳥のこともご紹介したいと思います。
まずは、、、

カケス

カケス(懸巣)
スズメ目カラス科

全長33cmほど
留鳥または漂鳥(りゅうちょう:季節によって生活圏を移動せず一年中ほぼ同じ地域に住む鳥。ひょうちょう:繁殖期と越冬期を季節によって移動している鳥。)
生息地:広葉樹林、混交林
時期:1~12月
雌雄同色

モノマネ上手なカラスの仲間です。
山奥だと林業で使うチェーンソーの音を真似して鳴いたりもするらしく、公苑の周りでよく聞く声はサルの鳴き声に似て「ギャーギャー」という声で鳴きます。サル探しのスタッフからは「紛らわしい」と苦情を言われていますが。

画像でもご紹介している通り、カケス含めスズメの仲間などは正足と呼ばれる足の形をしています。止まり木にとまる鳥の多くがこのスタイルの指です。
この足の指を持つ鳥たちは「ぴょんぴょん」と跳ねながら移動をします。これを「ホッピング」と言って、元々は枝から枝に移る移動の仕方が地面にまで応用されたものと言われているようです。

ちなみに、カラスの仲間はヒトと同じように足を交互に出して歩く「ウォーキング」と「ホッピング」の中間的な歩き方をするそうなので、カケスももしかしたらそうかもしれません。

特徴は画像でご紹介していますので、ぜひ覚えて探してみてくださいね。