6月8日(木)はれ時々くもり

最低気温10℃最高気温17℃
サル来苑時間10:30

最近のサル来苑状況
7日(水)8:30

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群れの一位オス、トグラ95の姿が前日7日から見えない。
何となく、姿が見えない、だけど2,3日経ってみるとやっぱりいた。…そういったケースはよくある事ですが、そういった場合は取り巻きのサルたちも姿を見せないものです。例えば、トグラ95であれば姉であるトグラ93が一緒に姿が見えなかったり、トグラ93が見えないという事はその娘たちの姿が見えない…といった具合に取り巻き何頭かが一緒がいない。そんな様子になります。
ところが今回のトグラ95の不在は、トグラ95のみいない状態です。
オスは群れから出ていくのがサルたちの習性。ごく自然な事なので、サルたちにトグラ95がいないという混乱はあまりないようです。我々サルの生活を見守るスタッフも同様。…と言いたいところですが、寂しいと感じる気持ちはどこかにあります。
ひょっこり現れることもあるので、まだ群れを出た(離群)と判断するには早いので、もう少し動向をチェックする必要があります。

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今日はサルたち遅めの登場。山に入り、やや遠いポイントでサルを発見した際、群れの動きが妙だなと感じました。トグラ95がいないせいかな?そう思っていました。よくよく見てみると、メスの一位トックリ00が抱える赤ちゃんが2頭います。トックリ00は5月5日に出産しており、出産時は当然一頭です。何かのきっかけ、トラブルで他のお母さんザルの赤ちゃんがトックリ00のお腹に来てしまい、トックリ00は自分の子供として認識してしまっているのでしょう。トグラ95の不在はああまり影響ではなく、2頭抱えた身重になったトックリ00が今日の登場が遅くなった一因になったようです。

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トックリ00の周りを見ていると、いました。出産したはずの母ザルが子供を持っておらず、トックリ00をしきりに見ています。どうやらこのお母さんの子供がトックリ00に移ってしまったのでしょう。

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おっぱい。吸わせるべき対象がいなくなり、お乳が出てきてしまっています。
こういったトラブルは時折サルたちの中で起きることがあります。実は2年前にもトックリ00はこのケースで子供2頭育てました。
しかし、サルたちの出産は基本的に一頭。サルたちが野生生活する中では育てるうえで2つ以上の赤ちゃんを育てるのはリスクが大きいからでしょう。一つしか出産しないのは、「一つしか育てられない」から。
以前トックリ00が「双子もどき」になったときは無事育てる事ができましたが、過去のケースからもあまりいい結果になる事はありません。とはいえ、こうなってしまっては見守る事しかできません。



初夏となりました。涼しい日、暑い日と天候によって気温がかなり変化します。
天候の悪い日は、長袖に薄手のジャケットがあると便利です。
暑い日は日差しが強くなってきました。苑内は日差しを避ける物も少なく、日差しを浴びやすい環境です。水分の携行、帽子・日傘等の日差し対策等ご自身で行い、熱中症にお気を付けください。
アウトドアレジャーに適した天候に合った装備が必要です。雪のないシーズンでもサンダル・スリッパでの来苑は適しておりません。おやめください。


サルたちは春先、食べ物となる草木や新芽を食しに動きがやや活発になる傾向にあります。現状、朝の動きは安定していますが、夕方の動きがやや不安定となっています。夕方遅くに来苑されるご予定の場合は早めに来苑できるようご準備ください。