9月20日(水)はれ時々くもり

最低気温11℃最高気温18℃
サル来苑時間10:00

最近のサル来苑状況
19日(火)8:30

辺りの木々は、緑が濃く、まだ夏と変わらぬ風景ですが、木によっては葉が変色を始め黄色く色づき始めています。山の中は徐々に本格的な秋模様となっていきます。
今日のサルたちの登場は遅め。山へ奥へ奥へと入っていくと、途中で木の葉が揺れる音がしました。何かが木の上に登り、動く気配。サルたちを見つけたと思っていましたが、よく見るとサルよりも随分と大きい物体。クマでした。
こちらの気配に気づかず黙々とどんぐりを食べている様子です。今年のどんぐりの成りはあまりよくないという話は、ここ最近のブログで触れていますが、クマと出会った場所は周辺でもどんぐりの成りの良いポイント。それを木の上で探りながら一生懸命になって食べているのでしょう。しばらく夢中になっていましたが、見慣れた林の中に見慣れぬ生き物の気配を察知したようでゆっくりと遠ざかってくれました。クマにとっても冬を迎える為の大事な食の時期。こちらもジャマにならないようにクマの目的場から離れます。
山に登るのは日常的。クマに会う事も何度かあります。ですが、やっぱり出会ってしまった瞬間は「ドキッ」としてしまいます。
そんなドキドキをしながらサルたちを探してましたが、山の奥では手がかりが掴めず、どうしようか思案している内に「サルたちの方から公苑にやって来てくれた」という報告が入りました。何かともあれ、とりあえずオッケー。

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「ミズヒキ」
ご祝儀袋などの帯の事を水引といいますが、その水引に似ていることからこの名が付いたそうです。身近な植物で目にする機会は多くあります。

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「キンミズヒキ」
こちらは黄色い花をつける「ミズヒキ」のようだからキンミズヒキ。ミズヒキという名前は一緒ですが、「ミズヒキ」はナデシコ目タデ科。「キンミズヒキ」はバラ目バラ科。葉や花の付き方が違います。




秋のシーズンとなりました。秋は山の食べ物が多くなることや、サルたちの発情期となる事で、サルたちの動きが活発化するシーズンとなります。山の実り方や発情状況によってその年の動き方にバラつきがありますが、例年このシーズンはサルたちが公苑にやってくる時間や山へ帰る時間が不安定となります。ブログやFacebook等参考の上、来苑予定をご計画ください。
地獄谷野猿公苑のサルたちは野生の動物であり、サルにはサルの山で生きていく上での都合があります。絶対的なコントロールの出来ない生き物であることを前提に、だからこそ何物にも縛られない自由な生き生きとした姿を観察できるという事への楽しみをお持ちただけるよう、施設の特性へのご理解ご協力をお願いいたします。


地獄谷野猿公苑には給水器はございますが、販売機等ございません。ジュース、お茶などの飲み物はご持参ください。苑内での食べ歩きは禁止させていただいておりますが、ペットボトルや水筒を飲んで水分補給していただく事は問題ありません。こまめに水分をとって熱中症対策を心がけてください。その際にペットボトル等を置いて離れてしまうと子ザルの遊び道具にされてしまいますので、手元から離さないで持ち歩きましょう。

遊歩道〜公苑内は野外での行動が主です。急な雨を避けるような建物は少ないので、天気予報をチェックし雨具等必要な場合は準備ください。
アウトドアレジャーに適した天候に合った装備が必要です。雪のないシーズンでもサンダル・スリッパでの来苑
は適しておりません。おやめください。