12月6日(水)雪のち晴れ

最低気温‐4℃最高気温‐2℃
サル来苑時間9:00

最近のサル来苑状況
4日(月)9:00〜16:00
5日(火)9:00〜15:00

5日は日本海側で雪となる地域が多いと予想され、西日本では多くの地域で雪となったようですが、地獄谷の山ノ内町周辺は穏やかな天気でした。今朝は、深夜から未明ごろに降った雪が麓でも20冂の積雪となりました。地獄谷も、積雪量はさほど変りませんが、周囲は白く染まり、いよいよ本格的な冬のシーズン。足元は凍結するのが当たり前のシーズン。タイヤはスタットレス、履物もスノーブーツやスノトレのような冬用の靴といった装備が基本となります。

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「まだ」
発情の気が収まりきっていないので、そわそわしている状況はもう数日程は続きそうです。昨日5日も、15:00に山へ帰ってしまいました。ここへきて、ケガをするサルも続出。画像は群れの上位トックリ92♀。群れの2♀です。1♀のトックリ00の子供もケガをしたり、オスの歯止めの効かなくなった攻撃は上位陣にも及んでいます。

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「熱は手のひらから逃げる」
毎度、このシーズンに触れる話となりますが、皆さんのご質問に「寒いシーズンに温泉に入って、サルは湯冷めしないの?」と聞かれる事があります。湯に入る時、湯の熱を体に取り込み温まりますが、熱がこもっていけばオーバーヒートして死んでしまいます。ヒトは体の熱の代謝の仕方が「汗」であり、皆さんが汗をかく際そうであるように体全体で汗をかきます。体全体で熱を逃がすことができる構造なのです。しかし、他の動物は体の一部から主に熱代謝する事がほとんどであり、我々人間はあまり意識したことがありませんが、身体全体で熱代謝する「生き物」は意外と珍しいのです。そして、その「体全体から熱を逃がす構造」は便利なものですが、その反面、熱代謝しずぎてより冷えてしまう…という結果になる事があります。その一つがいわゆる「湯冷め」
ニホンザルはヒトほどの熱代謝はしませんので、急激な体温低下は起こりにくく湯冷めはしません。
ニホンザルは手のひら、足のひらから熱が逃げるようになっています。寒い時はこのように腕を組むようなポーズで寒さを耐え、温泉に入り温まると湯から手足を出す様になります。


冬のシーズンとなりました。現状、地獄谷周辺はあまり積雪はありません。しかし、凍結し滑りやすい箇所が出来るようになりましたので、滑りにくい履物をご用意ください。地獄谷野猿公苑は野生のニホンザルを観察する場所です。野外での行動が主となりますので、アウトドアレジャーに適した服装・履物をご準備ください。革靴、ヒールの高い靴はもちろん、サンダルやスリッパなどは絶対におやめください。」

夕暮れ時、陽が落ちるのが早くなりました。17:00となれば真っ暗で足元すら見えなくなってしまいます。
冬のシーズンは16:00まで営業しておりますが、遊歩道は時間がかかり灯りのない道である事をご考慮いただき、16:00には帰り支度が出来るよう、時間に余裕を持ったご計画をお立てください。
また、夕方にお越しの場合はペンライトやヘッドライトなどお持ちいただけると安全です。