6月1日(金)あめ後はれ

最低気温7℃最高気温13℃
サル来苑時間10:00

最近のサル来苑状況
5月31日(木)8:30〜17:00

梅雨が近いせいか、連日雨の確率が高い。じめじめして蒸し暑くなったり、逆にひんやりと肌寒くなったりと、暑さ寒さもコロコロと変わります。
昨晩から今朝まで激しい雨が長時間降り続けていました。昨日のサルたちは、「崖」と呼ばれるポイントのある方向へ帰っていて、そこは文字通り「崖」なのですが、所どころ崖と崖の切れ間があり、登る事の出来る尾根があります。しかし、「崖」に比べれば登る事ができる…といったもので、傾斜も非常に急な道のり。
足元を滑らせて転んだりでもすると、受け止めてくれるような物はなく、止まることなく何メートルも転げ落ちてしまいます。
チョットした雨ならさほど問題はないのですが、長時間の雨の降った後は地面がぬかるみ緩くなっているので、滑りやすく、石や岩が“浮いた”状態になっているので掴んだ際など崩れる可能性もあり大変危険。
迂回して時間をかければ安全なポイントもありますが、今日の地面のコンディションであれば大丈夫そうだったので強行。
慎重に崖を登っていると、最中でサルたちの気配がしたので、安堵しました。

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「ぶきっちょ」
赤ちゃんを抱いているのは、お母さんではなく赤ちゃんのお姉さん。大事そうに抱いたり、抱きかかえて移動しますが、どこか「ぶきっちょ」な抱き方。
恐らく、多くのお客さんには他の“母親と赤ちゃん”のワンシーンのように見えると思われますが、ほぼ毎日サルたちを見ている僕たちスタッフがこういった光景を見ていると抱き方の不自然さで背後から見ていても何となく分かってしまいます。
「ぶきっちょ」の理由は当然、「子を抱く事に慣れてない」という事なので、初産や出産経験の浅いお母さんも抱き方が「ぶきっちょ」だったりします。しかし、その「ぶきっちょ」さも、母の「ぶきっちょ」と親族の子供の「ぶきっちょ」では、違うモノです。子ザルも存外に扱っている訳ではないのですが、やはり母親の扱い方の方が「ぶきっちょ」なりきに慎重です。
こういった点等も注意して観察していると、面白いものです。

サルも、赤ちゃんのお姉さん等は赤ちゃんに興味を持ち面倒を見たがる傾向にあるお話は、何度かしました。しかし、その“お姉さんザル”が大人になるにつれ新しく産まれた弟や妹の面倒を見るケースは薄れていくように思います。
サルたちはコミュニケーションをしますが、言葉を持ちません。言葉を持たぬがゆえに、行き違い・勘違いでケンカになる事がありますが、そもそも事の原因が行き違い・勘違いなのでさっさと終わってしまい事がほとんどですが、“母親が赤ちゃんを守るために起こすケンカ”は母親が必死になりますので母親の怒りはなかなか収まりませんし、群れの仲間もそういった母親の応援にまわります。

こういったためか上位のオスですら赤ちゃんを持つお母さんに遠慮したり、歩き始めの赤ちゃんがふらふらと自分の元に歩いて来たら、後々のトラブルを避ける為か払いのけてしまう事もあります。

子供のサルもこういった「やたらと赤ちゃんに手を出してはいけない」事を成長と共に学び、赤ちゃんの面倒を見る事に消極的になっていくのではないかと思います。




初夏となりました。日差しが強くなり、暑い季節です。
駐車場〜野猿公苑の間の遊歩道や、公苑内は野外での行動が主となります。特に公苑内観察エリアは日差しを遮る屋根や木陰等が少ないので、紫外線対策には帽子や日傘などをお持ちいただくと良いでしょう。
管理棟内には飲料水がございますが、自動販売機や販売しているジュース類はございません。食べ物の持ち込みは出来ませんが、飲み物の持ち込みは可能です。水分を事前にお持ちいただくなどして熱中症対策を心がけてください。