6月22日(土)くもり時々小雨

最低気温11℃最高気温20℃
サル来苑時間8:45

最近のサル来苑状況
21日(木)8:30
22日(金)9:00

ここ数日のサルたちの動きは順調。3日続けて、近めの滞在ポイントに帰って行った事も関係しています。そろそろ、今日あたりに遠めのポイントに帰る事が予想され、明日は遅めになるのかな。
遠めのポイントのお目当てはヤマザクラの実ですが、3日続けてそちら側に帰らなかったという事は、あてになるほど実の生り方が良くないのでは…という気もします。


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「いつもと変わらぬ風景」
今日もいつもと変わらぬ風景。ですが、ここ数日チョットした出来事がありました。

先日、ぐったりとした赤ちゃんがいて、見るとすでに息をしていない様子でした。眠っているかのような姿は損傷もなく、原因はよくわかりませんでした。

今年は多く赤ちゃんが産まれる中で、初産のお母さんの子で「無事に育つかな…」と心配していた赤ちゃんがいました。案外、そういった赤ちゃんは何事もなく成長していました。

死んでしまった赤ちゃんは、お母さんも何度か出産経験もあり出産にこなれていましたし、産後問題なく過ごしていたので、少し意外でした。でも、何かのアクシデントでこういった事はいつでも起こり得る事です。

母親はしばらく大事そうに赤ちゃんを抱えていましたが、昨日の朝には手放していました。

ニホンザルは産んだ赤ちゃんが死ぬと、いつまでも持ち歩くケースがあります。時には一年近く持っていた事例もあるようです。こういった姿に“母の愛情の深さ”に例えられますが、それはあくまでヒト側の理想像ではないかと私は思います。

腐敗した赤ちゃんを持ち歩いていると他のサルたちも気味悪がっていたり、持ち歩いている本人も嫌そうな姿を見る限りでは、

“腐敗したもの”=“衛生的にも忌諱しなければならない”

という“本能的”な感覚の中で、やはり避けようとしている姿もあると思います。

“腐敗したものをすぐに手放す”
“いつまでも持ち歩く”

という両者では、生きている者たちの“先の生活”にとってどちらが良いかという事を考えると、後者の方がやはり良いのではないでしょうか。早く手放してしまったという事は、結果的には母親本人にも他のサルたちにとって良い事だと思います。

時には、死んでしまった赤ちゃんをすぐに手放す=愛情が薄い、ととらわれがちになるのは、少しかわいそうな気がします。




初夏となりました。日差しが強くなり、暑い季節です。
駐車場〜野猿公苑の間の遊歩道や、公苑内は野外での行動が主となります。特に公苑内観察エリアは日差しを遮る屋根や木陰等が少ないので、紫外線対策には帽子や日傘などをお持ちいただくと良いでしょう。
管理棟内には飲料水がございますが、自動販売機や販売しているジュース類はございません。食べ物の持ち込みは出来ませんが、飲み物の持ち込みは可能です。水分を事前にお持ちいただくなどして熱中症対策を心がけてください。