12月6日(木)くもり

最低気温-1℃最高気温5℃
サル来苑時間9:00

最近のサル公苑滞在状況
2日(日)9:00〜16:00
3日(月)9:00〜16:00
4日(火)9:00〜15:00
5日(水)9:00〜16:00

週の初め、少し暖かくなりました。その関係か、発情がまた活発化したようで、4日は早めに山へ帰ってしまったようです。

昨日5日より冷え込みも戻り、今週末は雪の予報になっており、いよいよ冬本番になってきています。発情もいよいよラストの頃。

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「遅咲き」
群れの最長老26歳のトックリ92♀が、ここへ来て発情しています。実際、交尾行動も行っているようで、真似事のようなものではなく、交尾として成立しているようです。

私は、この公苑で25歳を越えての出産は知りません。ですが、公苑では以前に30歳近くの年齢での出産歴もあるようです。

ある文献では、ニホンザルは理論上は生涯出産できるという話を聞いたことがありますが、他の文献では閉経(月経の終わり)は25歳くらいと言われています。

但し、そもそも25歳まで生きれるものは少数。実際、公苑でも20歳を越える年齢のサルは5頭しかいないというお話は前回のブログで触れました(前回は群のボス・トマム95♂を忘れて4頭と言ってしまいました)

また、野猿公苑のように産まれてから死ぬまで観察できるような状況であれば正確な個体の年齢も判明しますが、本当の野生のニホンザルを生涯観察する事は極めて難しく、しかも出産発情という個体差のある物ですから、はっきりしない事も多いのではないでしょうか。

なので、トックリ92の発情が極めて異常かと言われると、恐らくそうではないのではないかと思います。ただ、稀なケースである事には違いありません。

発情し、交尾として成立した。というからには、それは“産めるから”でしょう。高齢なので、出産についてリスクはある筈です。しかし、若いからといっても幼過ぎる出産や初産等にトラブルはつきものですし、そういった事を考えればリスクのない出産などはないでしょう。

尤も、時期の終わりに発情したので、妊娠する可能性も低く、「オメデタ」しているかも定かでない状態で出産についてアレコレ考えるのは早計という物でしょうか。





*11月となり、営業時間が9:00〜16:00となりました*

秋も深まり、日没時間が早くなりました。地獄谷野猿公苑は駐車場・車両の入れるエリアから遊歩道を2卻發い神茵∋海涼罎砲△蠅泙后M景眛讃紊録郵の灯りはなく、日没となると数メートル先、足元すら見えない暗闇となってしまいます。

午後の来苑をご検討の皆さまは、15:30までには入苑できて、16:00には帰り支度の間に合うよう時間に余裕をもった行動を心がけください。

また、閉苑時間までいらっしゃる場合は、ペンライトや懐中電灯、ヘッドライト等、お持ちいただいた方が良いでしょう。

地獄谷野猿公苑は野生のニホンザルを観察する場所であり、「野生動物が生息するような」環境の中に施設はございます。施設の特性へのご理解、ご協力をよろしくお願い致します。