1月2日(月)ゆき…積雪10冂

最低気温‐7℃最高気温‐1℃
サル来苑時間9:00

最近のサル公苑滞在状況
28日(金)9:00〜16:00(積雪わずか)
29日(土)9:00〜16:00(積雪20冂)
30日(日)9:00〜16:00(積雪わずか)
31日(月)9:00〜16:00(積雪わずか)
1月1日(火)9:00〜16:00
1月2日(水)9:00〜16:00(積雪15冂)

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。

年末年始の長期休暇に突入し、公苑は非常に多くのお客様で賑わっています。本来このブログも大晦日に仕上げてしまおうと「良いお年を」というタイトルでしたが、慌ただしい中で作業がはかどらず、大晦日中に完結できず年が明けてしまった次第です。
できうる限りの更新はしていきますので、今年もこのブログにお付き合いいただければと思います。

27日頃から続く寒波で、雪模様の日が続きました。まとまった量の雪となりましたが、良く降り積もった日でも一日で20冂。懸念したほどの雪にはならず、「丁度いい」くらいの降り方でした。

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「地獄谷は雪の山の中」
丁度いい…というのは、あくまで雪国の住人の意見。強い風が吹いて吹雪となる日もあり、ホワイトアウトの状態になって前も見えないという時もあります。

12月に入ってから、来られるお客様の服装は冬に合わせた装備をしていただいているな…という印象がありました。しかし、来苑される方の数が増えるにつれ、軽装の方も見えるようになりました。
特に若い世代のお客様に軽装の傾向が見られます。

せめて自身の装備を自重した行動をとっていただければ良いのですが、その行動はあえて「滑る場所へ滑る場所へ」と吸い込まれていくようにも見え、雪国の人間からすると「その装備で、そんなに凍結したポイントに行けば、滑るのは至極当然ではないか」と思ってしまいます。

丁度、飛んで火にいる…という言葉通り、軽装の人ほど自ら危険な場所に吸い込まれてしまうのです。尤も、滑る危険性を理解している人は、「そもそも近付かない」ものですが。

転倒の為、ケガをされた方も何名か出ています。救急車の救援を公苑から要請したケースもありますし、我々の関わっていない救援要請も何件かあるようです。山の中ですから手当の備えもわずかですし、救助にも時間がかかります。
人の波が多すぎて、身動きも出来ない状況ですから遊歩道の途中でケガを負っても手出しの仕様がない状況です。

シンプルな言葉で警告のメッセージを言わせていただくと「雪国の山中を甘く考えないで」ください。

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「道中、お気をつけください」
上林温泉〜地獄谷野猿公苑の道中の遊歩道で、ハナレザルが出没しているようです。アグレッシブに人を襲ってしまっているようです。

以前にも触れましたが、本当の野生のニホンザルがヒトを襲うという事はまずないでしょう。サルがヒトを捕食する訳でもなし、サル側から襲う事に意味はないからです。

しかし、ヒトから食べ物をもらってしまえば別です。ヒトを襲えば「食べ物を得られる」と知ってしまうからです。

知り合いのガイドさんからも、「道中でサルにエサをあげている人がいた」という情報も聞いていて、心配していました。

エサをあげたヒトは、今頃上機嫌でしょうか。「山の中の動物に、食べ物をあげた。動物も喜んでいた。いやあ、良い事をした」と。

しかし、実際はどうでしょう。襲われて怖い思いをするヒトが出たり、襲われた荷物に金銭の関わる物が入っていて、回収が不可能な場所に捨てられてしまったり…非常に悲しい思いをするでしょう。

また、サルたちもヒトとのトラブルが深刻化すれば、やがて「駆除」という道に行きつくでしょう。

何も知らず、ヒトとの関わり合いを持たずに暮らしていた動物を、「エサをあげる」という行為が、ヒトの世界に引っ張り込んでしまったのです。


野生動物にエサをあげてしまうという行為の行きつく先の不幸に、もっと気付いて欲しい。そして、そのような事をしないで欲しい。

そう願っております。

こういった次第ですので、これからお越しいただく皆様。遊歩道には、上記の通り時折ハナレザルが出没します。スタッフもサルが道中に来ないよう対処しておりますが、さすがに付きっ切りという訳にも行きません。

ビニール袋などの持ち込みは避け、荷物はリュックなどでお持ちいただいた方が良いでしょう。そして、極力食べ物は持ち歩かないようにしましょう。お昼等の為に食べ物を持ち込む場合は、リュックの中にしっかりと閉まって、見えないようにしてください。食べ歩きもしないよう、お気をつけください。

ご理解ご協力を、よろしくお願い致します。