3月10日(日)はれ

最低気温‐2℃最高気温4℃
サル来苑時間9:00

8日(金)に雪となり、冬模様に戻った地獄谷でした。

しかし昨日9日(土)が快晴となり、暖かい陽気に照らされて雪が一気に溶けてしまいました。ただ、上林温泉エリア〜野猿公苑までの遊歩道は積もった雪が少し圧雪された状況となっています。

朝の冷え込みがある時は凍結し、日中の晴れるような陽気であれば溶けてぬかるむようになります。しばらくは溶けて凍っての繰り返しとなりますので、状況にあわせて履物を選んでいただくようになるでしょう。

どちらかと言うと「ぬかるみ」のコンディションを想定した履物が良いかと思います。

IMG_6029





「子供は長湯が苦手」
先日の雪の日の光景。寒さを凌ぐために大人たちはじっと温泉に入ります。母に連れられて入る子供も、最初はお母さんと一緒にくつろいでいますが、ヒトの子供同様「おとなしくじっとして」いられない。長湯に飽きて遊びだしたり、湯から出てしまいます。

画像の左はトマノ94‐02♀。中央はトミコ05♀。右側の温泉のフチにいるのはトマノ92‐04の子供です。

最初はお母さんと一緒に温泉に入っていましたが、上記の通り暇を持て余し始めた口。温泉から出て少し走り回っていましたが、「お母さんが構ってくれなくて面白くない」そんな様子です。

その内、温泉仲間のトミコ05が、トマノ92‐04に寄ってきて毛づくろいを始めました。

だんだんと母たちに近付くトマノ92‐04の子供は、毛づくろいをするトミコ05にいたずらし始めます。小突くように触ったり、毛を引っ張ったり。

トマノ94‐02の家系トマノ一族のメスたちはいずれも子沢山。数の有利さもあり、立場の強い家系でもあります。そしてトミコ05は元々弱い家系の出身。なので、ここで下手な事をするとトマノ92‐04にとばっちりを受けます。ここは静かに、子供を無視してじっと我慢。その間も毛づくろいの手を止めません。

ここで気の弱いものだと、トラブルを避けてさっさと逃げ出してしまうものです。トミコ05のそもそものランクから言えば、逃げてしまってもよさそうなものですが。この動じずにいる所がトミコ05の世渡り上手な所かもしれませんね。

IMG_6042





「フリーズ」
とうとう頭に乗っかってしまいました。頭に乗ったり、肩に乗ったり、そこから自分の母親であるトマノ94‐02にちょっかいを出したり…。

頭や肩にいる際の振動で、毛づくろいの手がブレて毛を強く引っ張ってしまうとトミコ05は怒られてしまいます。また、トマノ92‐04がよそ見をしている時に子供がちょっかいを出すとトミコ05のせいにされかねません。

動きを一旦止めて、目を閉じる。やや眠ったフリのような仕草。

「ああ、私眠たくなってしまったから、きっとこのまま眠ってしまうわ。何か起こっても、私の意思とは関係ないのだから。分かってくださる?奥様」

そんなアピールのようでもあります。

このシチュエーションが、例えば子供の母親が離れていて、しかも一瞬よそ見をしている。という場合だと、母親にバレないように一撃を加えたりもします。そういう「場の雰囲気を読みながら」の行動は人間のそれのようで面白いものです。

空気の読みあい、察しあい。は、ヒトだけではないのです。