6月19日(水)くもり

最低気温10℃最高気温18℃
サル来苑時間8:30

最近のサル公苑滞在状況
18日(火)サル不在


16日の夕方に山へ帰ってから、17日18日と山から下りてこなかったサルたち。今日は二日ぶりに公苑にやって来てくれました。

不在の間、地獄谷近隣のエリアには痕跡等なく、かなり遠くのポイントでわずかな痕跡があったようです。

サル探しの手がかりの少ない中、遠くに行ってしまっているとしたならば、長丁場になってしまうなと心配していました。が、無事にサルたちの方から自発的に公苑に下りて来てくれました。

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「足まくら?」
サルたちの毛づくろいの風景。寝転んでいる方が毛づくろいしてくれるサルの足を枕のようにしてくつろいでいます。

いつもサルたちは地べたに頭をつけて寝転んだり眠ったたりしています。

ヒトの「まくら」のように「寝転んだ時に頭を少し上げていた方が寝やすい」という感覚はないのかなと思っていました。

毎日サルたちを見ていても、意識してみていないと案外気付かないのかもしれません。こんな風に「足まくら」するんだ。と思って見ていた矢先、他の子ザルも母親に毛づくろいをねだる際に頭をお母さんの足元にゆだねてまくらがわりにしています。

あれ?サルってまくらみたいなモノがあった方が、具合が良いのかな?

今まで考えなかった事でした。そもそもなんでヒトはまくらを使うのでしょう?

最近人気の、〇〇ちゃんにしかられるという番組がありますが、その番組でとりあげた内容によると、

・ヒトは脳が発達して頭部が大きくなった。

・二足歩行をするようになり、身体の形も変化し、四足歩行の動物と違って気道の確保等に、うつ伏せで寝るのが困難になり、仰向けに寝るのが自然な状態になった。

という事だそうです(うる覚えなので多少の間違いがあっても〇〇ちゃん叱らないで!)

仰向けになる=平坦な場所では体全体に対して頭が下がる形になる=頭の位置を少し上げた方が楽な姿勢になる=まくらを使うという道理なのでしょう。

人間の場合、寝る時は仰向けになる事がほとんどだからまくらは必須。だけど他の動物はうつ伏せが基本だから別にまくらはいらないよ!でも、やっぱり横向きとかで寝る時は体全体から頭が下がる状態になるから、それはまくらみたいなもんで頭の位置を上げた方が良いよね!

そういう事なんでしょうか。またじっくり観察しながらあれこれ考えてしまいそうです。



植物こらむ

第7回
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マムシグサ (蝮草) jack in the pulpit

サトイモ科

開花時期:4〜6月ごろ

春から初夏にかけて、紫の筋が入った緑色の苞の中に棒状の花を咲かせます。

名前の由来は、苞の形と茎の銭形模様をマムシに見立てたことから。 見た目は食虫植物(虫を捕らえて養分とする植物)に見えますが食虫植物ではないようです。

この特徴的な苞の形、棒状の花を包み込む苞が仏像の背景にある炎形の飾りに似ていることから「仏炎苞」と呼ぶそうです。花粉の運搬を担う虫を仏炎苞の中に滑り込ませ、花粉まみれにさせて効率よく受粉できるようにするという役割もあるそうで、同科のミズバショウやウラシマソウも同じ構造をしています。

名前もさることながら、秋につける果実もインパクトがあります。全草に毒を持っているため食べられないそうですが、もし食べられるとしても躊躇してしまう見た目です。集合体恐怖症の方は検索しないことをおすすめします。

インフォメーションショップ手前の左側、遊歩道入ってすぐの右側斜面に生息しています。一般に言う“綺麗な花”ではありませんが、子孫を残すために進化した“賢い植物”です。