6月22日(土)くもり

最低気温14℃最高気温17℃
サル来苑時間9:30

最近のサル公苑滞在状況
20日(木)9:45〜17:00
21日(金)11:55〜17:00

サルたちが公苑にやって来る時間が遅くなる…というのが、続いています。

昨日、私はお休みをいただいていたので詳細は不明ですが、サルたちが公苑に来るのがお昼近くになってしまったようです。

心配したヤマザクラの実(サクランボ)のポイントへは足を運んでいるようですが、長居をする事無く公苑に下りて来ているようです。

サルたちが不在だった数日間と昨日はサクランボとは関係のない方向だったので他の実や葉目当てという事になります。

慌ただしさもありますが、7月の10日前後頃になると落ち着くようになります。今のサルたちの様子を見てれば、その辺りでやはり落ち着くのでは…と予想しています。

それまでの期間、週末に来苑をご検討の皆さま。

8:30の開苑時間にサルたちは公苑に来ていないという可能性が高くなっています。朝はゆっくり目、9:00〜10:00くらいを目安に計画をお立ていただいた方がよいでしょう。

野生動物を観察するという施設の特性につきまして、ご理解ご協力をお願い致します。

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「終盤」
昨日、出産したようです。

今シーズンは、ほとんどが5月中に出産しており、6月に入ってからは8日に一頭産まれたのみでした。まだ出産をするメスもいるかもしれませんが、出産シーズンも終盤となります。

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「鮮やかな緑」
赤ちゃんたちはすくすくと育っています。

赤ちゃん同士でじゃれ合ったり、お兄ちゃんお姉ちゃんと遊んだり、初夏の淡い緑の中で元気いっぱいです。

とかく、地獄谷野猿公苑というと、「温泉に入るサル」という所がピックアップされがちで、「温泉に入るサルを見る所」というイメージが先行しがちです。

このブログでも度々触れていますが、サルは「濡れる事を好まない」動物であり、温泉と言うのは「寒いからやむなく利用する」程度の物でしかありません。

冬以外で温泉に入る事もありますが、基本的には「冬」の光景となります。

鮮やかな緑の中でおぼつかない足取りで遊ぶ…等、このシーズンならでは楽しみ方があります。

サルたちの動き一つ一つを観察しながら「このシーズンだからこそ見れる光景」をお楽しみください。


植物こらむ
第8回
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クルマバソウ(車葉草) Oriental woodruff

アカネ科

開花時期:6〜7月


白い小さな花と茎に輪のように付いている葉っぱが特徴。葉はやや艶やかでしっかりとしています。名前の由来は、この特徴的な葉を牛車の車輪に見立てたことから。
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「特徴的な車輪のような形をした葉」
この特徴的な姿、同科のオククルマムグラと良く似ており、違いは葉の数と色。オククルマムグラは基本的に6枚、クルマバソウは8〜10枚でオククルマムグラより暗い緑色の葉です。

芳香を発することでも知られ、ヨーロッパではビールの香料とされるそうです。防虫効果もある匂いらしいですが筆者にはよくわかりませんでした。ので、ぜひ実際に嗅いでみてください。

地獄谷への遊歩道に生息しています。建物の手前に生えているものはオククルマムグラですので比べてみてくださいね