6月25日(火)はれ

最低気温10℃最高気温21℃
サル来苑時間8:30

最近のサル公苑滞在状況
23日(日)8:30〜17:00
24日(月)10:00〜17:00

朝から快晴。昨日夕方から晩に雨だったのか、日差しが強い日でありますが、ひんやりとした空気で暑くもなく寒くもなくといった感じで過ごしやすい日です。

今朝のサルたちは、スタッフが公苑に出勤した時には既に苑内でスタンバイ。23日(日)も早くから公苑に来ていたようです。日中にそわそわと動く事もなくなり、落ち着き始めているのかなという感もあります。

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「一休み」
もうじき7月。夏も近い。

昨年は日本各地で猛暑となり、地獄谷でも30℃近くまで気温が上がりました。温暖化で一年を通して、年々気温が上がっていますが、今年はどうなるのでしょう。

サルたちは日差しを避けて木陰へ。暑さで無駄に動きたくないので、気温の高い日は動きも消極的です。暑い時はゴロゴロっと寝転んでいる姿をよく見ます。

冬の寒い時期に温泉に入っていると「温泉から出た後湯冷めしないのかしら」と思われる方は多いと思います。

サルは湯冷めをしにくいものです。これはサルが…と言うよりは、ヒトが他の動物とは違って特殊だからと言って良いでしょう。

ヒトは体全体で汗をかく事によって熱代謝ができます。なので、熱代謝に優れた反面、極端な外気の気温変化があった時(温泉からその外へ出るといった時)、熱をしばらく代謝し続けてしまって、そこへ外気の冷気も取り込んでしまう…という事で「湯冷め」という現象になってしまいます。

ヒト以外の動物は、「身体全体で熱代謝する」という極端な体温調節ではないので、湯冷めをしにくい…といえます。

ニホンザルに関しては、寒さに対応している毛や体をしているので、尚更寒さには強いでしょう。

しかし、熱を逃がしにくいという事は、暑い事の方が苦手ともいえます。暑い時は、無理せずに涼しい所へ。

サルたちはサッと陽を避ける事が出来ますが、ヒトはそうはいきません。

苑内観察スペースでは陽を避ける屋根のようなものがありませんので、長時間の観察には帽子や日傘といった日差し対策が必要です。

また、熱中症対策にペットボトルや水筒等持参していただいて、こまめに水分を取ってください。苑内で食べ物を出したり食べたりはルール違反となりますが、飲み物に関しては問題ありません。




植物こらむ

第9回


最近、上林の駐車場横のアジサイが咲き始めました。遊歩道のものはもう少しかかりそうですが、蕾を大きく膨らませています。開花が楽しみですね。

今回は一風変わって、コケをご紹介します。
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ジャゴケ(蛇苔) great scented liverwort

ジャゴケ科


名前の由来は、葉の表面に蛇の鱗のような模様があることから。ゼニゴケと似ていますが、ゼニゴケより地を這っているような姿をしています。

「匂いはマツタケに似ている」とあり、嗅いでみたところ土のにおいがしました。土がついていたからかもしれませんが真偽のほどはどうなのでしょうか。実際にジャゴケには、マツタケに含まれる“マツタケオール”という成分が入っているらしく、一部ではマツタケの風味出しの代わりに出来ないかと研究されているそうです。

またこのコケ、食べても問題ないそうですが、加熱するとジャゴケの風味が飛んでしまうようです。ということは……生…?

とはいえ、苔の周りには色んな微生物がおり生食は避けた方が良いとのことです。


建物前の水路に生えています。手に取ることを躊躇してしまう模様ですが、マツタケの匂いがするかどうかぜひ嗅いでみてくださいね。