7月6日(土)くもり

サル来苑時間8:30

最近のサル公苑滞在状況
4日(木)8:30〜17:00
5日(金)8:30〜17:00

まだ梅雨は明けず、くもりや雨の日も多いせいか、7月にしては涼しい気がします。

サルたちの遅刻の頻度は減り、スタッフが山に登ってもすぐにサルたちと合流するようなパターンが増えています。まだ遠出をしてしまう可能性もありますが。

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「心配御無用」
赤ちゃんたちは活発的となっているので、時にはお母さんから離れすぎてしまって危ない場所に行ってしまう事も度々。

高すぎる場所、大きな岩の間の狭い所…

赤ちゃんと言えど、野生に生きるニホンザルなのでチョットくらい危ない場所でも平気なもので、自分の足でそこまで行ったのだから自分の足で帰ってくることはもちろん可能です。

ところが、不意に自分の居場所の危険性に気づいたりしてパニックになると動けなくなってしまう事があります。

必死になって鳴いてお母さんを呼んでも、お母さんが離れた場所にいて気付いてくれない時もあります。

そんな様を見ていると、ヒト側として手助けをしたくなってしまう物ですが、それは却って危険。

本来は上記のように“自分でそこまで行ったのだから、自分でかえって来れる場所”なのです。なので冷静になって行動すれば問題はないのです。また、鳴き続けていれば家族以外のサルたちも気になりますし、その騒ぎでお母さんも気づく事もあります。

お母さんや、家族。時には血のつながりのないものも赤ちゃんを助けてくれます。

ところが、そこにヒトが介入してしまうと、赤ちゃんに危害を加えようとしている者としてヒトを見ます。

そうなってしまうと、サルたちは怒りだし、騒ぎだして冷静さを失ってしまいます。簡単に救い出せたはずのものが更なるパニックにより混乱し、高い所での転落等につながり、ケガをしてしまう事があるのです。

いかにも危険な場所でどうしようもない素振りで鳴く赤ちゃんに気づくと心配になるものです。しかし、ヒトが心配そうに見守る視線も時には敵意と感じてしまうものなので、そっと視線をそらしてその場から離れるという事も、サルたちにとっては必要だと理解してあげてください。


植物こらむ

第13回
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ウシハコベ(牛繁縷) Chick weed

ナデシコ科

開花時期:4~10月


名前の由来は、成長すると草丈50cm以上になり、コハコベに対して大きくなることを牛に例えたことから。ちなみに“ハコベ”の名の由来は、種が落ちるとその年のうちに芽が出て蔓延ることから。春の七草のひとつであることから食べられるのはもちろん、生薬や歯磨き粉としても用いられるそうです。


一口に「ハコベ」といっても、ナデシコ科ハコベ属に属する植物の総称であったり、ミドリハコベとコハコベのみを指したり、厳密には決まっていないようです。姿形は非常によく似ており、共通した特徴として、白い5枚の花びらが付け根の近くまで割れているため10枚に見えることが挙げられます。ウシハコベは花の中央部にある花柱が5本、茎が紫色という特徴があり比較的区別しやすいと思います。


苑内のいたるところに生息しています。「ハコベの花が閉じると雨」ということわざがあるそうですが、実際にはまだ見たことがありません。この時期、なんとなく足元を見てみると見つけられるチャンスがあるかもしれませんね