7月10日(水)はれ時々くもり

最低気温13℃最高気温24℃
サル来苑時間8:45

最近のサル公苑滞在状況
7日(日)8:30〜17:00
8日(月)8:50〜17:00
9日(火)10:00〜17:00

雲がやや多いものの、青い空が見えてすっきりとした天気。

昨日は若干遅めに公苑に来たサルたちですが、その他は順調に公苑に来てくれています。

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「赤ちゃんの耳」
ふさふさとした毛でおおわれているサルたちの頭。

耳もその毛で覆われているので、見え辛いものです。

毛が短く薄く赤ちゃんたちを見るとどういう形をしているのか、位置はどこかはっきりと分かります。

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「毛換わり中の耳」
メスの1位トックリ00。頭の毛の生え換わり最中で、こちらも耳の様子が分かります。

耳の上部や所々が「ケンカ等の欠損」で欠けていて、痛々しい印象もあります。普段毛におおわれている事もあってか、「最近ケンカしてひどいけがを負ったのでは?」と思われる事もありますが、随分前から彼女はこういう耳をしています。

耳介や耳たぶは柔らかく、噛まれたりすると切れたり欠けたりしやすいものです。位置的にも噛まれやすい場所なので、ケンカで「指が欠損する」というケガに至るサルは案外少ないものですが、耳が切れていたり欠けていたりするサルは結構います。

耳の内部ならいざ知らず、外の部分は欠けてしまったからと言って命に別状はありません。見た目は凄惨のようにも見えますが、サルたちにとっては些細な事なのでしょう。


植物こらむ
第14回
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ヤマアジサイ(山紫陽花) Hydrangea serrata

アジサイ科

開花時期:6~8月

山中や沢でよく見られることから別名サワアジサイとも。

名前の由来は「集まって咲くもの」、「厚咲き」が「あじさい」に転じたことから。

アジサイはその種類によって異なる咲き方をし、ヤマアジサイは“ガク咲き”、よく目にするアジサイは“手まり咲き”、“ピラミッド咲き“という咲き方をします。花びらには両性花と装飾花という区別がありますが文字で伝えるのが難しいため画像にまとめました。よろしければご覧ください。
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アジサイの花の色にはピンクや紫、藍色、白など様々ありますが、多くの場合花の色の違いには生えている土壌のphが関係しており、Ph5.5以下の酸性土壌の場合では青寄りの色、それ以上だと赤が強くなる傾向があるんだそうです。

(掘り下げていうと、アジサイの花の色は色素であるアントシアニン、アルミニウム、補助色素で構成されており、そのうちのAlは酸性土壌だと溶けやすくアルカリ性土壌だと溶けにくい性質がある。Alを多く吸収すると花は青みがかり、吸収しずらいと赤みが強くなる。らしい。)

また、体内に金属を溜め込む植物を金属集積植物といい、葉っぱに溜め込むことで動物に捕食されにくくなるメリットがあるのだそう。それが理由かは定かでないですがサルもアジサイの葉や花は食べないんだそうです。ヒトも食べない方が良さそう。

上林温泉周辺や遊歩道などに咲き始めています。装飾花の形が他と違うものがいますのでぜひ見つけてみてくださいね。