7月18日(木)くもり

最低気温15℃最高気温20℃
サル来苑時間9:40

最近のサル公苑滞在状況
15日(月)8:30〜17:00
16日(火)8:30〜17:00
17日(水)8:30〜17:00

梅雨がなかなか明けません。今週はずっと雨マークです。

涼しくてありがたいですが。

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「オスの子守」
赤ちゃんを抱いているのは群れの一位オスのトアミ00。

サルたちは夫婦・つがいがなく、赤ちゃんにとって「産んだ」という事実がある母親の存在はあっても父親の存在というモノはありません。

オスたちも、自分の子供というのがありませんので、子育てというのは基本的にやりません。

時期によってはオスの親族の子を面倒見る事はあります。しかし、それは冬から春になる季節の頃。この時期に1〜3カ月程の赤ちゃんをこのように抱いているのは珍しい気がします。

トアミ00だけでなく、他のオスも赤ちゃんを連れて歩いている事も。

やはりお母さんたちの子守と比べると不器用。

それでも子供が不意に癇癪を起すと、しつけるように怒る姿は、メスよりも荒っぽくはありますが、オスならではの優しさも垣間見える事もあります。

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「林間学校」
林間学校の時期。

野猿公苑に観察に訪れる学校団体が多くなる頃です。

この画像は、毎年神奈川から観察に来てくれる学校の子供たち。サルについての多くの質問をしたり、サルを間近で観察できて大いに楽しんでくれていました。

夏休みが本格的に始まる8月くらいまで、こういった学校見学が続きます。


植物こらむ

第16回
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イラクサ(刺草) Urtica thunbergiana

イラクサ科

開花時期:8〜10月

夏に緑色の花を咲かせます。7月に入ってから蕾をよく見かけるようになりましたが、開花はもう少し先のようです。両手を広げたような縁がギザギザした葉と鋭い棘が特徴的。名前の由来は、全草に生えている棘が手に刺さると激しい痛みを伴いイラッとすることから。生薬名は蕁麻。

この棘にはギ酸などの皮膚を刺激するものが含まれており、蕁麻(イラクサ)の棘で引き起こされた痛痒い炎症を“蕁麻疹”と言ったことがジンマシンの言葉の始まり、という説もあります。実際に体験しないとわからない、と思い触ってみてとても後悔しました…。鋭い痛みと後引く痛痒さ、加えて小さな水泡ができるので気になって仕方がありません。全くたちが悪い。アンデルセン童話「白鳥の王子」にも登場していますが、これを踏みつけて服を作るだなんて考えたくもない。ちなみに、サルは棘なんか気にせずバリバリ食べるそうです。

春先の若茎は炒めるとアスパラのような味がしてとても美味しいのですが、前述の通り採取が大変。軍手とゴム手袋を二重にして挑むべきです。

公苑への道中にも多く生息していますのでお気をつけください