8月4日(日)はれ

最低気温18℃ 最高気温28℃
サル来苑時間8:30

最近のサル公苑滞在状況
2日(金)9:05〜17:00
3日(土)8:30〜17:00

連日猛暑が続きます。県内でも35℃を記録した地域があるようです。

公苑ではサルたちも暑い陽を避け、木陰でくつろいでいる姿が目立ちます。山際の斜面で涼みながら、なんとなく奥へ奥へと進んでしまい、それがそのまま山へ帰ってしまう動きに繋がってしまいそうになる時もあります。

熱い日差しの照り付ける公苑から、サルたちを追って林の中に入ると、なるほど気温が全然違います。近場で涼んで遠くに行く気配がないようなら、ばらくほうっておきます。そういう時は、公苑内にもほとんどのサルたちも残っていますので、観察には問題ありません。

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「トックリ一族の養子くん」
サルの場合、近親間の交配は本能的に避けていると言って良いでしょう。

まず自分を育ててくれたメス。これは自分の母であって交配する相手として選ばない。

そして、小さい頃から育ててくれた母と共に、密に生活を行っていた者。これが自分にとっての兄弟姉妹であり、これも交配する相手ではない。

「共に生活する」という経験で、その相手を避けているようです。

今シーズン、トックリ00には双子モドキのアクシデントがありました。しかし、以前にもトックリ00には双子モドキのアクシデントがあり、無事に成長した経緯があります。そして、養子はオス。

遺伝的には他のトックリ00一族とは血のつながりはありません。しかし、この4年間ずっと家族として生活しています。恐らくはトックリ00一族のメスを、養子くんは「恋の相手として選ばない」でしょう。

しかし、この場合本当の母親や姉妹に関してはどうなってしまうのでしょう。

先行きが気になる所でもあります。


植物こらむ
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第21回


キオン (黄苑)

キク科

開花時期:7〜9月

名前の由来は、葉がシオン(紫苑)の葉っぱとよく似ており、花が黄色であることから黄色のシオン→キオンとなったようです。別名ヒゴオミナエシとも言われているそう。オミナエシという花も存在し、こちらはオミナ=美人、エシ=圧し(圧倒する)という意味なのだそうです。

シオンの花は花弁の枚数が多く、いわゆる“花”という感じがしますが、キオンの花弁は5枚。なんだかもの寂しい感じもあります。同科のハンゴンソウと花がよく似ていますが葉に違いがあり、キオンは縁がギザギザで細長く、ハンゴンソウは葉が3つに分かれています。

キク科の植物は食べられるものが多いようですがキオンは有毒であり、食すと猛烈な下痢を起こしてしまうようです。この毒はピロリチジンアルカロイドというもので水に溶ける性質があるそう。フキにも含まれていますが、アク抜きの際に量を減らすことができるため多量に食べなければ問題はないようです。キオンにも適応されるのかはわかりません。

建物手前の通路右手側に生息しています。
ちなみにですが...能に「女郎花(オミナエシ)」という物語があります。キオンと関係があるかは不明ですが結構有名なもののようです。内容は…ぜひ検索してみてください。能には植物の名前のついたものが案外多い気がします。