9月12日(木)くもり

最低気温13℃最高気温17℃
サル来苑時間8:30

最近のサル公苑滞在状況
9日(月)9:30〜17:00
10日(火)9:30〜13:40
11日(水)8:30〜17:00

懸念していた台風15号でしたが、地獄谷周辺地域では特に問題もなく、台風通過の9日以降も通常通りの営業を続けております。

まだまだ日差しの勢いは強く、天気のよい日の日中は非常に暑いです。しかし、陽が落ちると気温が下がり、夜にはヒンヤリとして涼しくなります。夏の最中は、朝から夜中までひたすら暑かったのですが、夜が涼しいというだけでも随分過ごしやすくなったものです。

前日の夜に雨となり、夜の内に止んでしまいましたが、その影響で朝は肌寒くなっていました。朝は作業着を着る際に長袖を折って腕まくりにするのが日課で、今朝もルーティンとなっていた袖めくりとしていると「あっ、寒いな」と感じ腕まくりをやめました。

徐々に一日の平均気温も下がってきていますので、天候やコンディションに合わせてサッと羽織れる薄手のジャケット等もお持ちいただくとよいでしょう。

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「休める時に休んでおかないと…」
今週に入り、サルたちの様子に変化が現れています。

発情の気が始まったオスが不意に攻撃してくるので、メスは固まって動くようになっています。

ほとんどが親族同士で集まり、親族のなかの「あてになる大人オス」に守ってもらおうとしています。なので、メスの集まりの中にいたオスがきまぐれに動きだすと、その後をついてメスや子供たちが集団で移動をする…という様子。

また、発情しだしたオスが突然走り出すと、反応したメスがこれまた集団で逃げようとします。

オスを追ってメスたちが動く。オスに追われてメスたちが動く。メスの集団の動きはどちらも「オス」がきっかけでとなります。

これが本格的な発情になると、また違った「オスとメスの駆け引き」があります。これから週毎、時には日毎にサルたちの動き方が変わっていきます。

その変貌の様子を見ているのも、サルの生態を知る楽しみではありますが、公苑を管理していく中では、それを楽しむ余裕はなくなっていきますが…。


植物こらむ

第30回
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イヌタデ (犬蓼)

タデ科

開花時期:6〜11月


夏から秋にかけて赤色の花穂をつけます。穂を付けて重そうに頭を垂れる姿は稲にも似ていることから別名を“赤まんま”ともいいます。

名前の由来は、イヌ→葉に辛みのあるヤナギタデ(刺身のつまに使われる)に似て非なる、役に立たないタデということから。由来に対してか、花言葉は「あなたのお役に立ちたい」。


姿がよく似ているサナエタデという植物もありますが、サナエタデは花が白っぽく、イヌタデの方が鮮やかな赤色をしています。

全草食べられるようで、春の花が付く前の若草は天ぷらやおひたしに、夏秋の花穂はお茶やふりかけ替りに…風味というよりも食感を楽しむことができるそうです。


陽のたくさん当たる場所が好きなようで、基本的に少しの水分と日当たりの良いところであればどこにでも咲くのだそう。苑内でも、日の当たる岩場に多く生息しています。

サルたちがイヌタデをかき分けて麦を探している姿をみると、イヌタデの名の由来が頭をよぎりますが、素敵な花言葉があるのをお忘れなく