9月16日(月)

最低気温13℃ 最高気温16℃
サル来苑時間8:30

13日(金)9:40〜16:20
14日(土)8:30〜16:00
15日(日)9:30〜17:00

山に登る際、身体が温まって汗をかきますが、気温が下がってきているので、汗の量も随分少なくなり、身体が冷えるのも早くなりました。

日没も日に日に早くなっています。公苑の営業時間は今のシーズンは17:00まで。17:00に出発して、上林のエリアには18:00前に到着しますが、その時間内であれば、今のところ問題はありません。

しかし、日に日に暗くなるのが早くなっていますし、公苑〜上林エリアの遊歩道は杉林で、陰りやすくなっています。夕暮れ、遅い時間に来苑される際は注意が必要となっていきます。10月になる頃には懐中電灯やペンライト・ヘッドライト等ご用意いただいた方がよいでしょう。

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「さすが」
サワグルミに木を器用に移動する子ザル。

簡単そうにやっていますが、10m以上の高い場所でこのような逆さまになるような芸当が出来るのは、さすが。

今シーズンは、サワグルミの実の成長が良くないのか、食している姿は少ないものです。

ここ数日は、日中に動き出すことが多く、クルミの実を好んで食べているようです。先日もブログでお伝えしましたが、クルミといっても地獄谷周辺のクルミはオニグルミ。

非常に硬く、食べずらいので大人のサル、特に地位が上位になればなるほど積極的に食す事は少なくなります。

ところが、日中に山へ登る際等、オニグルミの生る場所に行きたがり、メスの一位トックリ00も懸命に殻を割って食べているようでした。

という事は、今シーズンは山全体の秋の実りが少ない…のかな。

先週や先々週くらいはかなりの遠出をしている形跡がありましたが、最近はあまり遠くまで行っていない様でもあり、「一通り見て回って来たけど、あんまり食べる物がなかった。遠くまで行っても今は意味がないかな」という事なのでしょう。*上記の通り、サワグルミも今年はほとんど食べていません。

これから実る食べ物もありますが、現段階では食べ物が少ない。或いは、あらかた食べてしまったのは。

極端な遠出はなくなったものの、他のシーズンよりは大きく動きますので、誘導に時間がかかってしまいますし、その場から動いてくれなければ、やはり公苑にやって来ずに一日不在となってしまう事もあります。

また、「食べ物が少ない=動きが安定する」という訳でもありません。むしろ食べ物がないからこそ、いつもの移動範囲を越えた場所で大量の食べ物が出るようになれば、サルたちにとって公苑に来るのは億劫になるでしょう。

発情も始まってきており、オニグルミを食す程お腹が空いてても、公苑のエサを食べずに山へ帰ってしまい事もあります。

注意深く情報をチェックしながら、来苑のご計画をなさってください。


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植物こらむ
第31回


タケニグサ(竹似草)
ケシ科

開花時期:6〜8月


名前の由来は、秋に茎が枯れた姿が竹に似ていることから。また、別名をササヤキグサともいい、果実が風に揺れると何かを囁いているような音が出ることからそう呼ばれるようです。
厄介な雑草としても有名なタケニグサですが、花期にはケサランパサランのような小さく白い花をいくつも咲かせます。


ムラサキケマンなどのケシ科の植物は背丈が低いものが多いのですが、タケニグサは打って変わって2メートル近くまで伸びます。ケシ科に特有の茎を折ると出る乳液(白い汁)には強い殺菌作用があるようで、皮膚病の治療に使われることもあるそうです。逆に触るとかぶれるといったことも聞いたことがあるような、ないような…。触らないのが一番です。

ちなみに、有毒植物であるため食べることはできません。トリカブトと同じ非常に強力な毒素を含むそうです。


有料駐車場から公苑までの道のりに生息しています。今の時期は果実がたくさん実っています。運が良ければ囁きを聞くことができるかもしれません。