9月19日(木)くもり

最低気温 最高気温
サル来苑時間9:00

最近のサル公苑滞在状況
17日(火)8:30〜17:00
18日(水)10:00〜17:00

秋も深まってきており、一層冷えるようになりました。

ジャケットを羽織っていても、風の強い時はそれでも寒さを感じます。日没も早くなっていますので、秋に適した装備・準備が必要です。

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「お湯を飲む母と、それをのぞき込む子」
数頭のサルがケガをしていました。大したケガではありませんが、血が流れ出て出血部位の周囲を赤く染めています。

サルたちはしょっちゅうケンカをしていますが、ケンカの回数に比べケガはあまりしません。ある程度の「手加減」をしているからです。

ところが、発情をむかえたオスは勢いのままに攻撃をしますから、「手加減」なしに噛みついてしまいます。なので、他のシーズンよりも秋の時期はケガに繋がる事が多くなります。

数日前からオスたちの荒っぽい雰囲気があり、オスの発情の始まりを感じていました。実際、このようにケガをするサルも出てきています。

今週に入ってからは、メスの発情の始まりを感じるようになりました。といっても、目に見えて分かる物ではありません。

どことなくする、「臭い」です。

発情期には、サルたちは獣の臭いとは違う種の臭いがします。子供のサルからはしません。臭いの出所は恐らくメスであり、体液の臭いと思われます。

その臭いを、ほのかに感じます。

まだ「何となく」と言うレベルですし、臭いの元となっていそうなメスにオスが付いて回らないところを見ると、本当に「始まったばかり」という事なのでしょう(もしくはオスもそこまで本格的な発情をしていないという事かもしれません)

これから発情と共に臭いも強くなっていきますが、それほど特徴的な臭いという事もないので、訪れた人の多くは気付かないか、気付いても「これがサルの臭い」と思ってしまう程度。強烈な臭いではありません。


植物こらむ

第32回
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チカラシバ (力芝)

イネ科

開花時期:8~11月

名前の由来は、かなりしっかりと土に根を下ろし、引き抜こうとしてもちょっとやそっとでは抜けないことから。花言葉は、名の由来より「信念」。

花は、写真の穂の種先についている赤色のもの。穂は試験管ブラシのようで、猫じゃらしにも似ています。種一つ一つには長短10本程度の毛が生えており、服や動物の毛にひっつき、種子を遠くまで運ばせるそう。今回も興味本位で種を数えてみましたが、だいたい100個ほどでした。

由来にもあるように、人の手で引き抜こうとしてもまず抜けませんが、サルたちは茎の根元部分の皮をむき、比較的柔らかいところからちぎり取っていました。同じようにしてみると簡単に取れる。か、賢い…。

秋のこの時期、エノコログサと並んで、苑内のいたるところや道端でもよく見かける植物です。

ちなみに…サルたちは草を食べることもありますが、皆さんの手からは直接与えないでくださいね。