9月25日(水)はれ時々くもり

最低気温8℃最高気温15℃
サル来苑時間8:40

23日(月)9:15〜17:00
24日(火)8:30〜17:00

台風17号が、22日夜から23日昼にかけて通過して行きました。

私は丁度休みをいただいておりましたので、自宅で台風の様子を眺めていました。風は非常に強く、家全体が揺さぶられる感覚になるほどでした。しかし、麓では大きな被害はありませんでした。

地獄谷では木が倒れ、通路にもたれかかるような場面もあったようですが、通行に支障はなく、すぐに撤去できたようで、問題なく営業しています。

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「安定」
先週からサルたちの様子は非常に落ち着いています。朝、公苑に来るのも早く、閉苑時間までじっとしている事が多いです。

17日頃から感じたメスの発情…というかニオイも、週末には収まったように思います。

ニホンザルの発情のメカニズムというモノについて詳しく調べた訳では無いので専門的な事は分かりませんが、発情が開始するとピークまで右肩上がりに上昇し続ける…という訳では無く、上り下がりの波を小刻みに繰り返しながらだんだんとピークに向かって上がっていくモノではないかと思って観察しています。

今は一旦、発情が収まっている状態。なので、これがどれくらい続くのか見えない所もあるので気を抜けません。

ですが、山の奥へと入る前に見つかる現状は、正直言ってありがたい。

今年は、新たな天皇陛下の即位に関する祝日が10月にもあるようですから、お出かけしやすくなるでしょう。

野生の生活も大事なので、それが崩れるような事は好ましくありません。が、無理のない自然な形で安定してくれてるならやはりそちらのが良いかなと思います。

せっかく訪れていただいたのにサルがいなかったというよりは、この秋のシーズンにも多くの方に観察を楽しんでいただける状況が続けばとサルたちの姿を見守っています。


植物こらむ

第34回
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ミゾソバ (溝蕎麦)

タデ科

開花時期:7~10月

牛の顔のような形の葉と、先がほのかにピンク色の小花が特徴的であるこの草。名前をミゾソバと言います。 葉が蕎麦の葉に似ていることと、自生する場所が溝や水の近くであることが名の由来のようです。別名ウシノヒタイ、コンペイトウグサとも。

現在では滅多に食べられることはありませんが、昔は飢饉の時の代用食として多くの人の命を救ったのだとか。

生薬としては利尿・鎮痛の効果があり、食用としても、アク抜きをすれば美味しくいただけるそうです。植物自体が持つ効果もさながら、この優しげな色と小さくもしっかりと花を広げている姿を見ると、なんだか元気をもらえます。

上林の専用駐車場奥、川沿いの水路横に群生しています。

蕎麦つながりで…野猿公苑のある山ノ内町では“須賀川蕎麦”というお蕎麦が有名なのだそうです。つなぎに“オヤマボクチ”というアザミの仲間を使用しており、コシが強く喉越しも良い麺なのだそう。気になった方は是非。



*日没時間が早くなってきております。地獄谷野猿公苑は駐車場から徒歩のみで訪れる事の出来る山の中。歩いていただく遊歩道の道中は杉林であり、人工の灯りが全くない道です。

日が暮れて暗くなると、灯りのない遊歩道は真っ暗になってしまいます。

9月10月の営業時間は8:30〜17:00までですが、17:00に到着していただいても観察は出来ません。少なくとも16:00〜16:30くらいに入苑できて、17:00にはお帰りの準備が出来るよう心掛けてください。

また、終了時間まで観察される場合は懐中電灯やペンライトをお持ちいただくなどの準備をお願い致します。

現在のところ17:00に公苑を出発すれば問題ない状況ですが、これから日に日に暗くなるのが早くなりますので、時間に余裕のある来苑を心がけてください。

施設の特性に対するご理解ご協力をお願い致します。