10月4日(金)はれ

最低気温13℃ 最高気温17℃
サル来苑時間9:00

最近のサル公苑滞在状況
1日(火)13:45〜16:20
2日(水)サル…不在
3日(木)8:30〜15:10

今週に入り、サルの動きが活発化しています。

先週まで極端な遠出は少なかったのですが、1日(火)などもかなり遠くまで行っていました。そして、1日は夕方も早く帰ってしまい、次の日の2日(水)は公苑に下りてこなかったようです(所用で私は2日・3日と公苑に出勤していなかったので詳細は不明ですが)

サルたちのフンがやや変化して、クリを食べている特徴をしています。クリを持って公苑に現れるサルもいて、どこかクリのよいポイントを見つけたのでしょう。そもそもお腹を膨らましているので、苑内でのエサの食いつきも随分悪くなっています。

ただ、いつも向かうクリのポイントには行かず、クリのフンもすべてのサルではなく一部のサルのモノなので、大量に生っている場所を見つけた。誰もかれも食うに困らない…という訳でもないのでしょう。

「そろそろあっちの食べ物も、時期じゃないだろうか?」

そんな風に動いている気がします。

一時置いて、顔も赤さも戻ったようです。交尾に至っているモノはまだいないようですが、オスのそわそわと動き回る様子は、発情のそれ。

メスの発情も本格的になっていくと更に動きが読めなくなっていくでしょう。

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「あんなに一生懸命にやっているのに」
毛づくろい風景。

毛づくろいされているサルは目の前、ヒトでいう前髪の毛先にくっつき虫がついていますが気にしません。

生活のほとんどを毛づくろいに費やしているサルたちですが、取っているのはサル虱というごく小さな虱。虱本体やその卵を取って食べていますが、それ以外はあまり執拗に取る事はありません。

時にはダニなども顔に付いている事もありますが、それを無視する時すらあります。

虱を執拗に取るのは、何か意味があるのかもしれません。

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「成長」
最近、山に入ると出くわすカモシカ親子。子供は春生まれですが、随分大きくなったようです。

時折苑内で見える場所まで来る事もありますが、観察者にはっきりと分かるような距離までは近づいて来ません。

苑内、川向こうの斜面に現れる事があるので、注意深く観察していると、運が良ければ遭遇するかもしれません。




植物こらむ
第36回
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ゴマナ (胡麻菜)
キク科

開花時期:9~10月

名前の由来は、葉がゴマに似ている+食べることができる菜っ葉ということから。
キク科シオン属に属するシオン・ノコンギクなどと非常によく似ています。見分け方としては、葉が細長い卵円状のものが多い、草丈のわりに花が小さく数多く咲くことが挙げられます。


名の由来にもあるように、春の若い茎葉は食用になります。クセがなく、他の山菜と比べると比較的食べやすいようです。
ちなみに、花言葉は「実り」なのだそう。実りの秋に咲くから、白い花が何かの果実のように見えるから…想像は膨らみますね。


遊歩道や建物手前のスロープ脇に生息しています。
この時期の夕暮れ時には、ゴマナの白い花が薄暗い中にぼうっと見え、幻想的な雰囲気を醸し出します。街中でも時たま見かける植物です。




*日没時間が早くなってきております。地獄谷野猿公苑は駐車場から徒歩のみで訪れる事の出来る山の中。歩いていただく遊歩道の道中は杉林であり、人工の灯りが全くない道です。

日が暮れて暗くなると、灯りのない遊歩道は真っ暗になってしまいます。

9月10月の営業時間は8:30〜17:00までですが、17:00に到着していただいても観察は出来ません。少なくとも16:00〜16:30くらいに入苑できて、17:00にはお帰りの準備が出来るよう心掛けてください。

また、終了時間まで観察される場合は懐中電灯やペンライトをお持ちいただくなどの準備をお願い致します。

現在のところ17:00に公苑を出発すれば問題ない状況ですが、これから日に日に暗くなるのが早くなりますので、時間に余裕のある来苑を心がけてください。


施設の特性に対するご理解ご協力をお願い致します。