12月5日(木)はれ時々ゆき

最低気温-3℃ 最高気温0℃
サル来苑時間9:00

最近のサル公苑滞在状況
11月30日(土)9:00〜15:00
12月1日(日)9:20〜16:00
   2日(月)9:00〜14:00
   3日(火)11:05〜16:00
   4日(水)9:45〜16:00


朝は冷え込みが厳しく、雪が舞っていました。

素手で行動しているとすぐに悴んでしまいます。地獄谷周辺は日中よく晴れていましたが、苑内は山々に遮られ陽の光が入らなくなっています。

晴れていても寒い。そう考えていただき、暖かい服装をご用意ください。

終わり切っていない発情が、ややぶり返しているようです。時折せわしなく動き、そのまま山へ帰ってしまう事も今週はしばしばありました。

もうしばらく、少なくともあと1週間は発情の動きに警戒が必要そうです。

IMG_6876





「雪の降り方もだんだん強くなっていきます」
発情で、先月は半月公苑にいなかったサルたち。

発情の喧騒の中ゆえか、厳しくなった寒さゆえか、群れの最長老トックリ92♀の姿がありません。

今年27歳になります。公苑では33歳まで生きた個体もいますが、25歳を迎えれば長寿の部類。もう2週間も公苑に来ないところを見ると、老衰と考えた方が自然でしょう。

これから厳しい冬。若いサルですら体調を崩すと命を落とす事もあります。

かわいらしい姿を見せてくれるサルたちですが、厳しい現実とも戦っているという事も感じ取ってみてください。



植物こらむ

第46回
55F99FB4-4772-4318-B9CB-7EBCBDFAAE39








秋の時期、サルを呼びに山へ入る先輩スタッフが、たまにきのこを採ってきてくれました。ネタ探しの閑話に山のきのこをご紹介します。
*山きのこの判別は非常に難しいため、筆者のような素人や判別に絶対の自信がないものについては食べてはいけません。
*地獄谷近辺の山も危険ですので入らないでください。


クリタケ (栗茸)
ハラタケ目モエギタケ科クリタケ属

秋を半ば過ぎて出始めるものが多く、傘は3~8僉画像のものはまだまんじゅう型で傘が開いていませんが、もう少し成長するとほぼ平らに開くそうです。
本には、「表面は湿時わずかに粘性があり、れんが色。周辺部は淡色、はじめ白色の繊維状の薄膜をつけている。ひだは密、初め黄白色、のち灰紫色〜チョコレート色。柄は長さ5~10cm。倒木、切り株に多数束生する。」とありました。
クリタケによく似た毒きのこにニガクリタケというものがあるそうで、素人目から見るとどこが違うのかさっぱりわかりません。きのこって怖いですね…。

さて、お味の方ですが…
まず、煮ているときの香りが良い。味噌と相性が良さそうな、きのこの良い出汁の香り。
歯ごたえはしっかりと感じられます。他のきのこと一緒にお味噌汁にしてしまったため、個々の味はよくわかりませんでした。が、きのこ汁はとても美味しかったです。

余談ですが、きのこは植物よりは動物に近いものなのだそう。(細胞壁の成分が昆虫と同じ)
そう考えると、“きのこ”と一口では言い表せないものがあるように感じます。きのことはなんぞや…。



冬季来苑へのご注意
12月1日〜3月31日まで地獄谷有料駐車場は閉鎖となり、上林温泉エリアにある専用駐車場・バス停から約2kmの道を歩いていただくルートのみとなります。

冬季期間中は大変混雑し、駐車場も満車になってしまうことがあります。駐車場には冬季に限り常に誘導員がおりますので、必ず誘導員の指示に従って駐車するようお願い致します。

また、冬場は雪も降り積もり、非常に冷え込みます。路面も凍結しますので、スキーをするような格好+滑り止めのついた靴などの装備をご準備ください。

夕方、日が落ちるのも早いです。野猿公苑は山の中、駐車場からも離れています。暗くなる前に帰る。安全のためですのでご理解をお願い致します。

冬の雪山へ行く、という気持ちもお忘れなく。