12月13日(金)

最低気温-3℃ 最高気温-1℃
サル来苑時間9:00

最近のサル公苑滞在状況
9日(月)9:00〜16:00
10日(火)9:00〜16:00
11日(水)9:00〜16:00
12日(木)9:00〜16:00

昨晩遅くに麓では雪が舞っていました。

「そろそろ積もる雪になるかな」と思いましたが、うっすらと白く染まる程度でした。ただ、冷え込みがより厳しくなってきたので道路の凍結も始まっています。

カーブを曲がる際に“ズルッ”と滑る事があり、用心が必要だと感じました。お越しの際はスタッドレスタイヤが必須となる時期です。

今週のサルたちの様子は、ずいぶんと穏やか。開苑から閉苑までじっとしている事が多くなりました。

まだ完全には発情が終わってなく、時折そわそわと動き出すオスもいます。特に気温が上がると“ぶり返し”のように発情する事があるので、若干の警戒が必要ではあります。
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「台風直後」
2カ月前の台風19号直後。温泉前の観察スペースがかなり削られ、安全に観察する事ができませんでした。

観察スペースは立ち入り禁止とさせていただきました。

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「復旧工事」
観察スペースは形としてはほぼ残っていましたが、ぐるわ(まわり)を囲む石垣が崩れてしまったので、張りぼてのような状態。

多くの石・岩を組んで土台を保てるよう補強した形となります。

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「利用できるようになりました」
まだ仕上げ途中なので、完全な状態ではありませんが(画像では河原近くの手すりにロープが見え、この箇所は立ち入り禁止)温泉前で観察する事が出来るようになりました。

完全に復旧したとしても、それほど広いスペースではありません。譲り合いながらご利用ください。




植物こらむ
今回も山きのこのご紹介です。

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第48回

タマゴタケ (卵茸)
テングダケ科

夏〜秋にかけて生える、見た目は毒キノコのような食べられるキノコです。
土から出始めの時は卵のような白い姿で、それが割れると中から赤色のキノコが顔を出します。
白いタマゴから出た、傘が開く前の状態を「幼菌」といい、この状態の姿はお伽話に出てくるような、まさに卵からキノコが生えているような姿です。対して、傘が開いた状態を「成菌」といって、この姿は毒キノコのベニテングタケによく似ています。
(画像も成菌の姿。写真を撮る前に首をちょん切ってしまい、わかりずらいものになってしまいました…すみません)

キノコ特有のカビ臭さというか菌臭さがなく、味も良いことが特徴。
こちらもキノコ汁にしていただきましたが、いかんせん前のことで味までは覚えていませんが、美味しかったのは間違いありません。

さて、今回も余談ですが…以前きのこの子実体(有性生殖器)が植物でいう花、という話をしました。胞子(花粉)を飛ばすために形成されるということです。じゃあきのこの本体は?というと、「菌糸」というもの。菌糸は胞子が飛翔して適した環境に着地した際に、胞子が発芽したものを指します。
菌糸からキノコがどうできていくのかはまた次回に。



冬季来苑へのご注意
12月1日〜3月31日まで地獄谷有料駐車場は閉鎖となり、上林温泉エリアにある専用駐車場・バス停から約2kmの道を歩いていただくルートのみとなります。

冬季期間中は大変混雑し、駐車場も満車になってしまうことがあります。駐車場には冬季に限り常に誘導員がおりますので、必ず誘導員の指示に従って駐車するようお願い致します。

また、冬場は雪も降り積もり、非常に冷え込みます。路面も凍結しますので、スキーをするような格好+滑り止めのついた靴などの装備をご準備ください。

夕方、日が落ちるのも早いです。野猿公苑は山の中、駐車場からも離れています。暗くなる前に帰る。安全のためですのでご理解をお願い致します。

冬の雪山へ行く、という気持ちもお忘れなく。