12月20日(金)くもり

最低気温-1℃ 最高気温1℃
サル来苑時間9:00

最近のサル公苑滞在状況
14日(土)9:20〜16:00
15日(日)9:00〜15:00
16日(月)9:00〜16:00
17日(火)9:00〜16:00
18日(水)9:00〜16:00
19日(木)9:00〜15:30

12月も下旬…というのに、雪がなかなか降りません。おかげで工事が進み、苑内の観察スペースはじきに通常通りになりそうです。

ありがたくもある反面、調子外れの気候に心配になる事もあります。

気温が上がった日などは、サルたちの「発情のぶり返し」もあり、発情が終わりきりません。

こういったサイクルのズレはサルたちにも後々影響が出るでしょうし、それが巡り巡って山全体にも関わってくる事にもなります。

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「少し落ち着きがない」
時折発情をぶり返したオスが動き回り、山へ帰ってしまうきっかけになる事もあります。ピーク時ほどそわそわしていないのですが、発情したメスも少なくなっているので、「相手」を見つけてじっとしている事がないので、却ってコントロールが難しい場面もあります。

今年は暖冬という予想がされているようで、実際ここまでその通りの天候・気温が続いています。

温暖化はヒトが原因。サルたちの崩れてきたサイクルを見ながら、未来の地球にヒトとして何が出来るか。考えさせられます。


植物こらむ

第49回
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カバノアナタケ(樺孔茸)
タバコウロコタケ科

一見キノコに見えませんが、白樺に寄生する「木材腐朽菌」という種類のキノコなのだそうです。寄生した樹木の樹液から養分を吸って成長するため、その樹木を枯らしてしまうことがあるそう。

ロシア名では、チャーガともいい、昔から胃腸薬などに使われていたようです。

近年日本でも健康食品として注目され、”チャーガティー”として飲まれています。毎日飲み続けると、抗がん・免疫力強化・糖尿病や高血圧・アレルギー疾患の予防と改善・アレルギー疾患の予防と改善などが期待できるそうです。お味は、「優しくて飲みやすい」らしいです。きのこ風味はしないんでしょうか…?機会があったら飲んでみたいです。

さて、余談ですが…菌糸からきのこがどう形作られるのか。胞子から発芽した菌糸、“一次菌糸”が他の胞子から発芽した菌糸と融合して”二次菌糸“の状態になる→発育に適した気温や降水量の季節がやってくると子実体を形成する→胞子を飛ばして…というサイクルなのだそうです。

今年の山きのこの紹介はこれにておしまいです。他にも採ってきてくれたものはありましたが、写真を撮る間もなく食べてしまいましたのでまた機会があればご紹介したいと思います。



冬季来苑へのご注意
12月1日〜3月31日まで地獄谷有料駐車場は閉鎖となり、上林温泉エリアにある専用駐車場・バス停から約2kmの道を歩いていただくルートのみとなります。

冬季期間中は大変混雑し、駐車場も満車になってしまうことがあります。駐車場には冬季に限り常に誘導員がおりますので、必ず誘導員の指示に従って駐車するようお願い致します。

また、冬場は雪も降り積もり、非常に冷え込みます。路面も凍結しますので、スキーをするような格好+滑り止めのついた靴などの装備をご準備ください。

夕方、日が落ちるのも早いです。野猿公苑は山の中、駐車場からも離れています。暗くなる前に帰る。安全のためですのでご理解をお願い致します。

冬の雪山へ行く、という気持ちもお忘れなく。