2月22日(土)くもり

最低気温‐2℃最高気温5℃
サル来苑時間9:00

最近のサル公苑滞在状況
19日(水)9:00〜16:00
20日(木)9:10〜16:00
21日(金)9:00〜16:00

今週に入って気温が一層上がっているのを感じます。9日に降った雪も、ほぼほぼ消えてしまいました。

現在午後13時過ぎ。この後は夕方に近づくほど雨の予報です。明日以降はまたも雪模様となり、しばらく雪が降るようですが…。

日当たりのパワーが一層強くなったせいか、サルたちの朝の動き出しが遅くなっているようです。

日当たりの良い所で、日向ぼっこしてから公苑へ。そういう動きになっています。

冬のシーズンは公苑スタッフが山へ呼びに行かなくてもサルたちから公苑に来てくれていましたが、これからだんだんとスタッフが山へ入り呼びに行かなければならないケースも増えていくでしょう。

朝の動向に少しだけ注意が必要になりそうです。

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「日当たり良好」
このまま一気に春になってしまうのは寂しい気がして、来週の雪マークにどこか期待を持ってしまいます。

例年この時期であれば、長く続いた寒さに嫌気がさしてきて、春が待ち遠しいという気持ちがあるのに、今シーズンは「春さん、ちょっと待って」と思っている自分がいます。

先週は、度々イノシシと遭遇しました。人気がなくなった公苑にやって来たのです。

小さいイノシシで、警戒心が弱いようです。あまり公苑に来るクセがつくと危険なので、少し近づいて追い払おうとしました。が、なかなかこちらの気配に気づきません。

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「鈍感…過ぎる」
イノシシとは、山の中で何度か遭遇はした事はありますが、ヒトの気配にかなり敏感なのモノです。が、このイノシシたちはかなり鈍感。

体の大きさから言って子供のようで、子供ゆえに鈍感という事もありますが。そういうレベルを越えた鈍感ぶり。

数頭で行動しているようですが、後ろ足の太もも部位辺りの毛がなかったり、赤く腫れたような箇所が見えました。岩場に足をこすりつける様子があり、「かゆくて掻いている」という様でもあります。

疥癬という、ダニが原因の感染症があります。皮膚内にダニが寄生し、かゆくなって皮膚をかき、毛が抜けるのですが、見た様子ではその疥癬かなという雰囲気。

恐らくは、それによって体力がなくなり、ヒトに対し鈍感になっているのかもしれません。

数日間公苑に訪れていましたが、今週になって目撃していません。

ライブカメラを細かくチェックしている方の中には、閉苑後に公苑に訪れたイノシシを発見したという声も聞こえていましたが、ヒトの気配の多い日中は、流石に公苑に寄って来ることはありませんので、ご安心を。

ちなみに、イノシシはこういった感染症を予防するため、泥場で「泥浴」をします。その泥場は「沼田場・ぬたば」と言われ、イノシシが寝転んでゴロゴロと動き回り、その様が「ぬたうちまわる」と言われ、転じて「のたうち回る」の語源となっています。

イノシシが泥浴をする「ぬたうちまわる」様と、苦しんで「のたうちまわる」様が似ているという事です。

イノシシの泥浴を見たことはありませんが田んぼなどでも泥浴を行う事があり、田んぼで「ぬたうちまわる」をやられると、しばらく田んぼを使えないほどの被害になってしまうのだとか。

もう一つちなみに、サルたちは、夕方山へ帰りますが、帰る“住処”となる場所はなく、その日その日で適当な場所を寝床としています。

言わば、「毎日ベッドを代えているようなもの」

なので、疥癬などの感染症にはかかり難いのが特徴です。