3月3日(火)くもり

最低気温‐2℃ 最高気温5℃
サル来苑時間9:00

最近のサル公苑滞在状況
2月28日(金)9:00〜16:00
  29日(土)9:00〜16:00
3月 1日(日)9:00〜16:00
   2日(月)9:00〜16:00

3月。春が近づきます。

27日に雪が降り、先週の雪と合わせて地獄谷周辺はまたも雪に覆われましたが、陽の強さもさらに強くなってきているので、みるみる雪を溶かしていきます。

ニュース等でも話題になっておりますが、コロナウイルスの感染拡大が深刻化してきています。

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「現在のところ通常通り」
近隣の学校では、月曜日の午後から休校。「一足早い春休み」となりました。

現在のところ、地獄谷野猿公苑は通常通りの営業となっております。

ウイルス感染拡大等、暗いニュースを聞くたびに、目に見えない恐怖がじわりじわりと近づいてくる。そんな印象を受けます。
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「冷静に、冷静に…」
かつて“コレラ”が日本で大流行した頃、現代のような進んだ医学はありませんでしたから、原因不明の奇病として恐れられていたという事です。

治療の術も分からぬ奇病の類は、たいてい「狐憑き」と言われ、霊的なモノが原因と思われるフシがあったそうです。

狐の天敵は、オオカミ。という事もあってか、オオカミは本来「大神」とも言われ神格化されていたこともあってか。

オオカミを神様として祀る信仰が、狐の霊を払うに良い…と思われたそうです。

地域によっては、「オオカミの頭骨を、煎じて飲めばよい」という治療法もあったそうです。効果については分かりませんが、現代の常識・考え方からすると、効果的…とは言えない治療といえるでしょう。

この頭骨のようなオオカミの遺骸の需要が、捕殺される原因になり、絶滅の一因となったのでは…という考え方もあるそうです。

当時はオオカミ間で狂犬病が流行り、狂犬病の発症で死んでしまうオオカミや、凶暴化して人的な危険性ゆえの駆除もあったそうです。

なので、オオカミ信仰による捕殺が、すべての原因ではないでしょう。

新型コロナの感染拡大と共に、多くの情報が飛び交っています。不明な点も多い感染症ゆえか、フェイクニュースも時に耳にします。

正しい情報、間違った情報。パニックにならず、冷静に判断しながら、行動していきたいものです。

冬はもうじき終わり、次の季節がやって来ます。その頃までには、この暗い雰囲気が晴れると、良いのですが。

明るい春よ、来い。

と願うばかりです。




植物こらむ
第56回

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フキノトウ(蕗の薹)
キク科

春一番の代名詞とも言える山菜。フキのツボミであり、花でもあります。冬の寒さにも耐える強い地下茎を持ち、先にフキノトウとして花が地上に出て、遅れて葉が地上に出てきます。

フキ(蕗)の名前の由来は「冬黄(ふゆき)」で、冬に出る浅黄色の植物という意味から。加えてフキノトウの”薹”には、花をつける茎という意味があるそうです。

雌雄株があり、画像のものはおそらく雄株。
つぼみの状態では、葉の間から見える花が隙間なく並びぷちぷちしている物が見える特徴があります。つぼみが開いていない、柔らかくふっくらとした物は苦味が少なく美味しいようです。

フキノトウ自体はサルたちにほとんど食べられてしまうので公苑の周りではあまり見られませんが、フキが育ってくると「こんなところにいたんだなぁ」と驚かされます。探して見るのも面白いかもしれません。