8月16日(日)

最低気温18℃最高気温26℃
サル来苑時間8:30

お盆期間、夏休み期間という事で公苑はやや混雑。

例年の集客に比べ、圧倒的に来苑者数は少なくなったものの、この一週間は「接客中心」の一週間となり、ブログの更新がなかなか出来ませんでした。

10日程間が空いてしまいましたが、本日より再始動です。

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「すやすや」
梅雨明けから、夏日が続きます。じっとしていても汗が噴き出す暑さ。

サルたちの多くは陰で休憩している事が多いです。

今シーズン、サルたちの様子は安定していて、朝の遅刻や午後の早退がほとんどありません。7月中旬頃からの「山に食べ物がない」シーズンはさらに順調で、サルたちの方から公苑に来てくれています(スタッフが山にサルを迎えに行かなくても、サルから公苑に来てくれるという事)

ただ、例年お盆を過ぎ、一週間も経ち、8月下旬ころからサルたちの動きは「秋モード」になって行きます。

徐々に山の「秋の実り」が増えていき、9月下旬位からは発情期が始まり「恋の季節」も重なります。

動きが不安定となり、コントロールが難しくなり、遅刻・早退・一日公苑不在の可能性が増えていきます。

今シーズンは赤ちゃんが多く産まれ、「出産した年は発情が止まる傾向」にあるメスの生態を考えると、発情がある程度抑えめになる秋になりそうですが、「=コントロールが効きやすくなる」という形式にならない事もあり、今のところはどんな秋になるか見通しがつきません(山の食べ物の豊作・不作の様子にもよりますし)

ブログやFacebookをこまめにチェックしながらこれからの秋モード「9月〜12月」に注意しながら、来苑予定を検討ください。



植物こらむ

第96回
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アカソ(赤麻)

イラクサ科

開花時期:7~9月

名前の由来は、茎や葉柄が赤みを帯びることから。赤い麻の意味。麻(ソ)はアサだけでなく、繊維植物の名前に広く使われたようです。

以前にご紹介したヤブマオ・メヤブマオに非常に似ています。ヤブマオの特徴は、粗く鋭い葉の鋸歯と中央部か尾状に伸びており、茎は緑。アカソの特徴は、葉が大きく3裂し中央部は尾状にとがる、茎や葉柄が赤みを帯びることです。ヤブマオと比べるとアカソの方が若干葉が歪のように見えます。

アカソの雌花は上部にあるまるっこいもの。雄花はと言うと下部に小さく付いているものです。もう少しで花が咲き始めます。また、雌雄同株と雌花のみの株の2種類存在するそうで、両方とも地獄谷周辺でも見ることが出来るのですが、雌雄同株のものは日本海側の多雪地域のみに分布するようです。こうも差がある、というのはなぜなのでしょうね。

名前の由来の通りに、良い繊維が取れるようで古くから布の素材に使われていたらしく、長野県と新潟県の県境辺りで発見された「アンギン」という布の材料でもあるようです。

身近な雑草から糸を取って何かを作ってみる…夏休みの自由研究にはぴったりではないでしょうか?

遊歩道の道端や管理棟前の斜面に多く生息しています。

姿が酷似しているものにイラクサという触ると激痛のする草もありますので、お気をつけください。



遊歩道マップ
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駐車場エリアから公苑までは約1.6辧E綿30分程の道のりになります。
この道のりを楽しんでいただければと思い、マップを製作しました。遊歩道の季節の草花の咲くエリア等を記載しています。

HP→地獄谷の自然「地獄谷の動植物」→植物のコーナーにイラストを公開しております。

http://jigokudani-yaenkoen.co.jp/contents/detail?id=142

プリントアウトしていただき、遊歩道の道中の道連れにお楽しみください。