8月19日(水)はれ

最低気温17℃ 最高気温27℃
サル来苑時間9:00

最近のサル公苑滞在状況
17日(月)8:30〜16:20
18日(火)8:30〜17:00

照りつける陽射しは強烈ですが、谷を吹き抜ける風の質が、夏の風から秋の風に変わったように感じます。

サルたちの様子も徐々に変わってきています。まだ、遅刻や早退は少ないですが、朝、サルたちの公苑に来るテンポが、先週よりも遅れてきています。

秋の実りが出てくると、サルたちがそれを求めて大きく動くシーズン。そこに10月ぐらいから始まる発情も重なり、サルたちの遅刻・早退・欠席が増えていくので、来苑の際はブログやFacebookの情報をこまめにチェックしながら計画を練ってください。

IMG_8625





「高い場所」
苑内にあるサワグルミの木の枝上で。

サワグルミ自体の高さは30m近くあり、サルたちが休憩する場所は地上20mくらい。

我々ヒトを含めた霊長類の祖先は自分の身を守るために、こんな感じで木の上に登っていたのでしょう。

下から襲撃する動物もほとんどいない。逆に、木々が生い茂っているので、空からも猛禽類の類に襲われにくい。

高い木の上は霊長類の祖先たちにとっても安全な場所だったことでしょう。

しかし、唯一高い木にも登り、忍び寄る生き物もいて、それが蛇たちだったようです。

霊長類の先祖たちは、周囲に溶け込んでカモフラージュされ、近づくヘビたちを「脅威」と感じ、木々や草藪の中にいるヘビを見極める能力が高くなったようです。

ヘビそのものが「脅威」であったのも、もちろん。ヘビを素早く感知し、反応して「恐怖」と感じるよう対応していく進化をしていったのでは?と考えられています。

我々ヒトは、知らず知らずにヘビを恐れる傾向にあります。ヘビという生き物が何なのかもよくわかっていなくても「怖い」という感覚から嫌がる。それは、霊長類の祖先の名残りなのかもしれません。



動植物こらむ

第97回
IMG_0891[1]IMG_0890[1]IMG_0889[1]







アルマンハナバチ

アナバチ科

特徴:体長17〜25僉黒色の体、足の付け根は黄色、後脚が長い

(成虫の写真を撮っていなかったので良い画像がありません…ご自分で調べてみてください)

横穴にコケを詰めて営巣する特徴をもっており、幼虫の餌としてササキリなどの小さなキリギリスのような虫を狩る、狩りバチと呼ばれるグループの蜂です。ミツバチなどの、花粉を集めて餌にしているものは花バチと呼ばれます。

成虫の寿命は羽化してから3ヶ月ほどのみ(6〜8月ごろ)。その間に巣を作ります。狩りの際に獲物に毒針を刺し、麻酔をして動かないうちに巣へ連れて帰り、巣に閉じ込めて獲物に卵を産みつけ、卵から帰った幼虫はこの獲物を食べて成長する、という仕組みをもつそうです。

お盆前くらいから、管理棟の建物の屋根下(画像2枚目の矢印の部分)に苔かすのようなものがたくさん落ちていました。(画像3枚目)なんだろう?と観察していたらアルマンハナバチの仕業だったようです。営巣していたのか、引っ越ししていたのか、一生懸命穴の中から苔を掻き出しては落とし獲物も落とし…幼虫まで落として…を繰り返していました。なにをしているんだろう…?と思っていたところ、18日からは苔かすも落ちてこなくなり、成虫の姿もあまり見かけなくなりました。本当になにをしていたのでしょうか…。

蜂であるので毒針を持っていますが、あくまで狩り用。握り込んだりしない限り刺すことはない、人にとって安全なハチです。とは言ってもハチはハチ。あの独特の羽音はちょっとおっかないです。



遊歩道マップ
fd58da18-9764-4312-b5a6-1e2a564ebf2d1




駐車場エリアから公苑までは約1.6辧E綿30分程の道のりになります。
この道のりを楽しんでいただければと思い、マップを製作しました。遊歩道の季節の草花の咲くエリア等を記載しています。

HP→地獄谷の自然「地獄谷の動植物」→植物のコーナーにイラストを公開しております。

http://jigokudani-yaenkoen.co.jp/contents/detail?id=142

プリントアウトしていただき、遊歩道の道中の道連れにお楽しみください。