9月17日(木)くもり

最低気温15℃ 最高気温20℃
サル来苑時間9:00

最近のサル公苑滞在状況
14日(月)8:30~17:00
15日(火)9:50~17:00
16日(水)8:30~17:00

今週になって、随分涼しくなりました。

天気が良くなっても、照り付けるような日差しの勢いは弱まっているのを感じます。

吹く風も冷たくなってきて、空気感もすっかり秋です。

山の秋が進むにつれ、サルたちの動きもやや不安定になってきました。

まだ8:30には公苑に来てくれることも多いですが、スタッフが山へ上るケースも増え、「遅刻」はあり得ると思っていただいた方が良いでしょう。

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「秋」
オスたちの発情が進むと、血気にはやったオスたちが、普段なら出来る「手加減」が出来なくなってしまう。

オスたちの目的は、発情期なので、当然メス。ただし、やはりどのメスでもよい訳ではなく、「発情して交尾の準備が整ったメス」という事になる。

いくつかのメスが発情している。だからそこへ行く。

ところが自分よりも強い他のオスがいる、他のオスがいなくてもなぜか逃げる…といった「フラストレーション」が「目当てのメス」の近くにいたサルたちに「攻撃」という形で現れる時もあります。

強い家系の強さとは「家族の数の多さ」でもあり、その多さによって「集合」している事でもあります。強い家系の方が、集合しているが故にとばっちりを受ける可能性があります。

逆に弱い家系のメスであれば普段からの危機回避の為の行動が功を奏してか、うまくかわせる場面もあります。

強い家系、弱い家系。言葉だけでは、強いものの方が良いようにも思われますが、弱いものも「弱いがゆえの上手な処世術」を心得ていますから、はたから見ていると「強いものだけが得をしている訳でもない」と感じる事もあります。


植物こらむ
第102回
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ノアザミ(野薊)
キク科
開花時期6〜9月

アザミには園芸種と野生種、それぞれ非常に多くの種類があります。比較対象がないためノアザミとして一まとめでご紹介します。

名前の由来は、野に咲くアザミ。アザミは鋭い棘を持っているため、花に惹かれて近づくと棘に刺される→あざむく、から転嫁して名前になったそうです。

スコットランドでは、城の堀を攻め込もうとしていた敵兵が裸足でアザミの棘を踏んでしまい声を上げたことで敵襲に気づき、不意をつかれずに勝利できたというお話から国花ともなっています。(ちなみに日本の国花はサクラとキクなんだそうです)

山ノ内町の名物「須賀川そば」のつなぎに使われているオオヤマボクチもアザミの仲間です。花はアザミに似てトゲトゲした葱坊主のよう。オオヤマボクチ自体に味があまりないので、そばのつなぎとして使ってもそばの風味を邪魔することなく仕上がるのだそうです。コシが強くて喉越しも良く非常においしいおそばです。機会がありましたらぜひ、食べてみてくださいね。

遊歩道の入り口、道路の右側や事務所前のスロープ脇に生息しています。