11月22日(日)はれ

最低気温 最高気温
サル来苑時間9:00

最近のサル公苑滞在状況
16日(月)9:00〜16:00
17日(火)9:00〜16:00
18日(水)9:00〜16:00
19日(木)9:00〜16:00
20日(金)9:00〜13:00
21日(土)14:00〜16:00

サルたちの動きも落ち着き、順調な様子が続いていましたが、20日(金)にそわそわと動き、早退となってしまいました。

21日(土)は朝からサルたちを捜索し、10:00頃にはサルたちを発見して合流する事ができました。…が、そこから動かず。

どうやら、1オスがお目当てのメスに付いて回っている様子。お目当てのメスも1オスを受け入れ交尾をしますが、「もっと違う相手が良い」という風もあり、1から時折逃げ回ています。

オスもメスも発情で、お互いがそわそわしている風なので、同じようなところをうろうろとするだけで、移動してくれません。

他のサルたちはお腹を空かしているので、公苑に行きたい様子が見えましたが、最後の最後で1オスたちが動かなくなるので、止まってしまいます。

先日まで1オスは他のメスに付いていましたが、今回は既に相手を変えていた状況。これまで相手のメスが落ち着いたタイプだったから動きが安定していたけど、今度のお相手は落ち着きがないタイプなので、それに合わせて1オスも落ち着きがない…そうなっていたのでしょう。

20日の早退もそれに関係していたようです。

時間だけが過ぎ、13:00になった時点で手持ちのエサも尽きてしまったので、断念。

諦めて私一人公苑に帰ってきましたが、その後にサルたちの方から公苑に来てくれました。

1オスの発情がピークなので、今日はどうなるかと心配していましたが、サルたちは朝から公苑に来てくれました。

朝早くから公苑に来てくれたのは良いのですが、また1の動きが気になるなあ…と注意して見ていましたが、恐らく「落ち着きなくそわそわ動く」のが、他のサルたちに飽きられたのでしょう。

「みんなの動きと関係なく動くから、ヤツラに合わすのは大変だ。気にしないでおこーぜ」という雰囲気がしているので、13:00現在1は相変わらずウロウロしていますが、群れ全体は腰を据えて公苑にいる状況です。

勿論、この後にすぐ情勢が変わる可能性は十分あります。

「ボスが全てを決める」イメージが強いかもしれませんが、群れ全体の気持ちが大事。ボスだからといって「そのサルの意見が絶対」ではありません。

IMG_8875IMG_8863





「晩秋」
週末、暖かい陽気となりました。県内でも20℃となった地域もあるようです。

公苑も非常に暖かくなりました。が、20日まで。昨日今日は晩秋らしい寒さに戻っています。

昨日、サルたちを見つけて公苑へ誘導していた場所は、公苑からさほど遠い場所ではないのですが、300mくらい標高の高い場所。

サルたちを誘導している最中には、雪も舞っていました。

11月らしからぬ暖かさになっていましたが、冬はもうすぐ。


植物こらむ

第111回
写真 2020-11-22 13 28 28写真 2020-11-22 13 28 31写真 2020-11-22 13 28 31







ヤマブドウ(山葡萄)

ブドウ科

開花時期6月ごろ

結実9〜10月

日本に野生するブドウの代表格。名前の由来は、山地に生える葡萄とそのまま。

「ブドウ」の名の始まりは、古代ペルシャでは「ブダワ」と呼んでおり、それが中国に伝わって「葡萄」の文字を当て、それが日本に伝わり、漢字表記は「葡萄」、読みは「ブドウ」とされたようです。

実は約1cmに対し種は7mmと大きく、一粒に平均して3〜4個入っています。せっかくとってきてもらったのでひとつ味見してみましたが、食用と比べるとやはり酸っぱい!予想よりも果肉がしっかりと感じられました。

サルたちがヤマブドウを食べる際には、皮は上手に捨てて果肉と種は食べてしまいます。その種は糞と一緒に広域に分布されます。皮は…消化できないからでしょうか?

(サルたちがヤマブドウを食べているシーンはFacebook2019/10/24の投稿をご覧下さい)

余談ですが、ブドウの皮を使った‘’葡萄染め‘’(えびぞめ)というものがあります。紫の少し赤みがかったような色です。葡萄染めをしたものを葡萄色(えび色)ともいいます。食べられない皮を染物に活用する。余すことなく使う、という古くからの日本人の気質が伺い知れます。