2月2日(火)
最低気温-1℃最高気温4℃
サル来苑時間9:00
最近のサル公苑滞在状況
1月23日〜2月1日9:00〜16:00
年度の節目も近づいておりまして、次年度の準備をあれやこれとしていたものでなかなかこちらのブログが手つかずになってしまいました。
気がつけばあっという間に1月は終わりです。
先週末は雪となりましたが、それほど大した積雪にはならず。
今週に入り、雨が降る等して再び雪を溶かしていき、公苑周辺の雪はかなり消えてしまいました。
まだ2月ですが、春が始まりそうな雰囲気な光景です。あまり雪が多いのも困りますが、もうちょっと冬らしい風景が戻って欲しいところでもあります。
一日のコロナウイルス感染者数が東京で500人を下回るようになりましたが、事態の収束とまではいかず、緊急事態宣言は一カ月延長という事になりました。
もうちょっと耐えてウイルスを封じ込めたいですね。
公苑側としては、現状のまま営業は通常通り行っていく予定です。来苑される際は、マスクの着用・手指消毒を基本として、感染症対策にご協力ください。



「常連」
この画像は、私の撮影の物ではなく、先輩のスタッフの物です。画像はキレイですが、かなり昔の物で、15年は前の物です。
ふと、画像を整理している時に気になった個体がいました。
残された過去画像の中に、結構な確率で写っている個体。
温泉の常連のサルがいます。



「トアミおばあちゃん」
赤い〇印で記したのは、トアミという個体。
大体、温泉の最前列でどっしりと構え、手を「だらり」と出して、ゆったりと温泉に浸かっています。

「トミコ05」
こちらは前回のブログでも登場しましたが、トミコ05という個体です。
トミコ05はトミコという個体から産まれた2005年産まれという意味の名前です。
では、そのトミコさんはメスだからなんとなく「トミ子」と名付けられた訳ではなく、「トアミという個体から産まれた」という意味でトアミから「ト」と「ミ」をとり、85年産まれなのでそこから「5=コ」と名付けられています。
つまりは、トミコ05はトアミの孫という事になります。
温泉の最前列で、手を伸ばしてどっしりとリラックスする姿は、そっくりそのまま。
若い頃にから母と死別したトミコ05は、「家族的習慣」として温泉の入り方を学ぶ事は少なかったと思うので、「遺伝的」にこういう姿になっているのでしょう。
長くサルたちを見ていると、「いなくなってしまったサル」の面影を、その子らに見る事もあります。
植物こらむ
第120回

ヒレハリソウ(鰭玻璃草)
ムラサキ科
開花時期:5〜8月
ヒレハリソウという名前よりもコンフリーという方が馴染みがあると思います。
原産国はヨーロッパで、明治時代に導入され、食用、薬用、牧草としても利用されるようです。
名前の「ヒレ」は茎に魚のヒレのようなものがあることから。「ハリ」とは水晶の意味なのだそうです。そういわれて花を見ると、白い下地に淡く紫色が広がっており水晶のように見えてくる気がします。
生薬としては、根を下痢止めとして使用するようですが、肝臓障害を引き起こす毒素が含まれているそう。家畜の飼料にも使われているのに大丈夫か?と思いましたが、安全かどうかは摂取する量の問題であるようです。茎よりも毒素を多量に含む根を大量に摂取するのは安全性が低いといえますが、有害作用を引き起こす量以下であれば問題ないようです。
上林の駐車場の左脇に生息しています。大きく育ち、花も特徴的なのでかなり分かりやすいと思います。夏になったらぜひ、確認して見てくださいね。
最低気温-1℃最高気温4℃
サル来苑時間9:00
最近のサル公苑滞在状況
1月23日〜2月1日9:00〜16:00
年度の節目も近づいておりまして、次年度の準備をあれやこれとしていたものでなかなかこちらのブログが手つかずになってしまいました。
気がつけばあっという間に1月は終わりです。
先週末は雪となりましたが、それほど大した積雪にはならず。
今週に入り、雨が降る等して再び雪を溶かしていき、公苑周辺の雪はかなり消えてしまいました。
まだ2月ですが、春が始まりそうな雰囲気な光景です。あまり雪が多いのも困りますが、もうちょっと冬らしい風景が戻って欲しいところでもあります。
一日のコロナウイルス感染者数が東京で500人を下回るようになりましたが、事態の収束とまではいかず、緊急事態宣言は一カ月延長という事になりました。
もうちょっと耐えてウイルスを封じ込めたいですね。
公苑側としては、現状のまま営業は通常通り行っていく予定です。来苑される際は、マスクの着用・手指消毒を基本として、感染症対策にご協力ください。



「常連」
この画像は、私の撮影の物ではなく、先輩のスタッフの物です。画像はキレイですが、かなり昔の物で、15年は前の物です。
ふと、画像を整理している時に気になった個体がいました。
残された過去画像の中に、結構な確率で写っている個体。
温泉の常連のサルがいます。



「トアミおばあちゃん」
赤い〇印で記したのは、トアミという個体。
大体、温泉の最前列でどっしりと構え、手を「だらり」と出して、ゆったりと温泉に浸かっています。

「トミコ05」
こちらは前回のブログでも登場しましたが、トミコ05という個体です。
トミコ05はトミコという個体から産まれた2005年産まれという意味の名前です。
では、そのトミコさんはメスだからなんとなく「トミ子」と名付けられた訳ではなく、「トアミという個体から産まれた」という意味でトアミから「ト」と「ミ」をとり、85年産まれなのでそこから「5=コ」と名付けられています。
つまりは、トミコ05はトアミの孫という事になります。
温泉の最前列で、手を伸ばしてどっしりとリラックスする姿は、そっくりそのまま。
若い頃にから母と死別したトミコ05は、「家族的習慣」として温泉の入り方を学ぶ事は少なかったと思うので、「遺伝的」にこういう姿になっているのでしょう。
長くサルたちを見ていると、「いなくなってしまったサル」の面影を、その子らに見る事もあります。
植物こらむ
第120回

ヒレハリソウ(鰭玻璃草)
ムラサキ科
開花時期:5〜8月
ヒレハリソウという名前よりもコンフリーという方が馴染みがあると思います。
原産国はヨーロッパで、明治時代に導入され、食用、薬用、牧草としても利用されるようです。
名前の「ヒレ」は茎に魚のヒレのようなものがあることから。「ハリ」とは水晶の意味なのだそうです。そういわれて花を見ると、白い下地に淡く紫色が広がっており水晶のように見えてくる気がします。
生薬としては、根を下痢止めとして使用するようですが、肝臓障害を引き起こす毒素が含まれているそう。家畜の飼料にも使われているのに大丈夫か?と思いましたが、安全かどうかは摂取する量の問題であるようです。茎よりも毒素を多量に含む根を大量に摂取するのは安全性が低いといえますが、有害作用を引き起こす量以下であれば問題ないようです。
上林の駐車場の左脇に生息しています。大きく育ち、花も特徴的なのでかなり分かりやすいと思います。夏になったらぜひ、確認して見てくださいね。