2月21日(日)はれ

最低気温3℃ 最高気温10℃
サル来苑時間9:00

17日(水)9:00〜16:00
18日(木)9:00〜16:00
19日(金)9:00〜16:00
20日(土)9:00〜16:00

大雪警報も出ていましたが、17日の朝に15cm〜20冂の積雪となり、「大雪」という程にはなりませんでした。

その雪も週末の晴天によりどんどん溶けています。

ここ最近、「木の芽」を目指しているせいか、公苑の西側に動いていたサルたち。昨日の夕方は北側に向かって行きました。

公苑内にいる時も「芽を食べていてあまりお腹を空かしていな」感はある物の、芽を求めて早めに動く事も少なくなっています。

太陽の位置がかなり高くなっているので、公苑に面した斜面等も陽が良く辺り木の芽が出ているのでしょう。

西側も「食べつくした」訳ではないのでしょうけれど、「新しい旬」を目指して動きが変わってきているのかもしれません。

公苑近くに旬が訪れていると、動きが安定してよいのですが、高い所へ高い所へと旬が移り行くと、コントロールが更に難しくなっていきます。

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「トエミさんの一年」
群の中で長老の部類に入るトエミさん。

昨シーズンのサルたちの出産は4月24日〜6月27日で、その最後の6月27日に出産したお母さんでもあります。

今、多くの毛で覆われ、その毛足も長い状態のサルたちですが、その毛は5月くらいから毛替わりしてすっきりとした短い毛並みになります。

出産期もその換毛期と重なります。産後に赤ちゃんが「掴みやすいように」なのでしょう。出産するお母さんたちは、他のサルたちよりもワンテンポ遅れて毛が生え替わります。

トエミお母さんは、昨シーズンで一番最後の出産。なので、毛の生え替わりも随分遅かった為、長い毛足の冬毛で大きく見える他のサルたちよりも一回り小さく見えていました。

以前にもブログでお伝えしたかもしれませんが、トエミさんの子供も産まれるタイミングが遅かった事と、そもそも成長が遅いタイプである事で、周りの子供たちよりも小さい身体をしていました。

トエミさんは遅ればせながらも、毛足は長くなり、見た目的には他のお母さんと変わらないくらいになってきました。

トエミさんの子も、まだ他の子よりもチョット小さいですが、無事に育っています。

毛は長くなってきたものの、老化による「痩せ」は所々でてきています。

頑張って生きて、産んで、育てて。大変だったでしょうね。

まだ冬は終わっていませんが、後半に差し掛かっています。

あともう少し頑張って、過ごしやすい季節を親子で団らんしてもらいたいですね。





植物こらむ
第123回
ミズナラ


ミズナラ2


ミズナラ(水樽)
ブナ科

どんぐりやカブトムシの木でお馴染みのミズナラ。ミズナラ・クヌギ・コナラ…聞いたことはあるけれど葉っぱを見てどれかは分からない、なんて方も多いのではないでしょうか。

どんぐりの特徴はというと、ミズナラは卵円形をしていて焦げ茶色、帽子部分がおわん型で短い突起が多いこと。コナラは帽子部分がベレー帽のような、すぐに取れてしまうほど浅くついているもの、と言われています。

画像の、果実のような少し赤くなっているもの。発見時には果実かと思っていたのですが、実は虫コブなのだそうです。「ナラメリンゴフシ」と言って、主にナラ類に寄生し、虫こぶがリンゴのように赤くなることからこう呼ばれるようになったとか。秋から冬にナラメリンゴタマバチがミズナラの芽に卵を産みつけ、生まれた幼虫は化学物質を出して虫コブを成長させて、内側を食べながら成長するようです。

ミズナラの名前の由来は、材が水分を多く含み容易に燃えにくいナラ、という意味から。ナラの由来は諸説ありますが、ほかの木が落葉した後も葉が枝に残って風が吹くとその葉が鳴る(ナル)ことから、という説があります。葉がコナラ(小楢)よりも大きいことから、別名をオオナラとも呼ぶそうです。

材としては家具に使われる他、ウイスキーの樽にも使われるようで、日本では国産ミズナラ(ジャパニーズオーク)の樽を使って仕込まれているものもあるそうです。良い香りと褐色がかった澄んだ色に仕上がるそうです。

遊歩道の脇や有料駐車場からの道にも多く生息しています。