3月5日(金)くもり

最低気温3℃最高気温6℃
サル来苑時間9:00

最近のサル公苑滞在状況
1日(月)9:00〜16:00
2日(火)9:00〜16:00
3日(水)9:00〜16:00
4日(木)9:00〜16:00

2日は全国的に荒れた天気となり、寒の戻りで雪模様の地域も多かったと聞きます。

地獄谷周辺エリアは強い風が吹いた後、雨となり、雪となりました。積雪は20冂。公苑周辺が白く染まり、雪景色になったと思ったのも束の間。

3日4日と晴れ、気温も上がり、雪は一気に溶けてしまいました。

これまでよりも、一段と暖かさも増したように感じます。

今日は24節気で「啓蟄」。啓蟄は、「冬眠していた虫たちが地中から出てくる」の意ですが、まさにその通りといった状況です。
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「子らは常に楽しそう」
じゃれ合う子供たち。非常に楽しそうです。

雪も消え、過ごしやすいので、大人たちは寝転んだり毛づくろいをしてのんびりと過ごし、子供たちは元気いっぱいに遊びまわるといった様子。

公苑内の木々の芽生えも進んでいるので、時折低い木の枝を折って齧りつきます。

子供たちは、遊びながら折ってきた枝を食べたり、その枝を遊び道具として追いかけて取り合ったりと、動きが目まぐるしく変わります。

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「あとちょっと」
過酷なシーズンですが、多くの子らが乗り切りました。彼らももうすぐ1歳。

体の大きさは産まれた頃より一回り大きくなった程度ですが、面影はもう「赤ちゃん」ではなくなりました。

新たな赤ちゃんたちが、あと1カ月ちょっとで産まれます。

お兄ちゃんお姉ちゃんとして、新しい赤ちゃんたちとの絡みが楽しみです。

公苑に時折訪れるカモシカも昨年の6月頃出産していました。ニホンザルに比べ、カモシカの子供が1歳になる確率は50%と言われます。

カモシカの子も無事成長し、春を迎えられそうです。

コロナウイルスの一日の感染者数は1月に比べ減り、緊急事態宣言も解除の地域が出ました。が、首都圏は慎重に検討し、緊急事態宣言の期間を当初の3月7日から2週間程延期という結果になりました。

依然として先行きが見えませんが、厳しく過酷な季節を乗り越えたサルたちを見習い、頑張っていきたいですね。

植物こらむ
第125回
マツヨイグサ

マツヨイグサ 2


メマツヨイグサ(雌待宵草)
アカバナ科
開花時期:5〜11月(夕方〜朝にかけて)


河原などによく生える、夜の初めごろに咲く面白い花。原産国はチリやアルゼンチンで日本には江戸末期に渡来したようです。

名前の通り、宵を待って咲き朝方になると花を閉じる性質持っています。花を閉じると赤っぽく変色し萎んでしまうため一度しか咲きません。
朝方、といっても10時ごろまで咲いているものもあったので気分屋なのかもしれませんが…


特徴は、茎が直立し、30僉1mほどにもなること。葉は細長く、鋸歯と言えるほどでもないが少し角張っている部分もあります。花は黄色で4つの花弁が少し重なり合って咲きます。マツヨイグサとの違いは葉の鋸歯と背の高さにあり、マツヨイグサの方が鋸歯が目立ち背丈が僅かに小さいようです。また、月見草と呼ばれる花が白色のものもあります。


多くの花が日中に花を咲かせる中、なぜ夜を待って花を咲かせるものがいるのでしょうか?調べてみると、花粉を運ぶ昆虫との関係にあるようです。熱帯地域では、夜行性の昆虫が、暑く行動しにくい日中に活動する昼行性のものよりも多くなる傾向にあり、そこため花粉を運んでくれる虫が多くなる夜に花を咲かせる植物が多いのだそうです。また、夜であるので植物は昆虫に対して花の色でアピールが出来ないため、代わりに香りを発してアピールをするのだそう。マツヨイグサもおそらくそうなのでしょう。


上林の駐車場付近、有料駐車場から公苑までの河原沿いに多く生息しています。午前中の早い時間帯でしたらご覧頂けるかと思います。