7月4日(日) あめ

最低気温18℃ 最高気温20℃
サル公苑来苑時間 8:55

最近のサルたち公苑滞在状況
6月27日(日)11:05〜17:00
 28日(月)8:30〜17:00
 29日(火)8:30〜17:00
 30日(水)8:30〜17:00
7月1日(木)11:15〜17:00
 2日(金)8:30〜17:00
 3日(土)8:30〜17:00

例年であればこの時期に訪れるサクランボエリアに、今シーズンはほとんど向かいません。

春から初夏の食べ物の旬が終わったエリアを巡っているようなので、やはりサクランボの「生り」が良くないのでしょう。

山で見かけるサクラの実も小さく、ろくに実にならないうちに地面に落ちてしまっているのも見かけます。

今シーズンは3月上旬には雪が溶け暖かくなり、4月の後半〜6月になるまでの間寒くなったりしていました。

そんなチグハグな気温の変動に、畑のブドウなどにも影響が出ているという話を耳にします。

「それでも、6月の後半になればサクランボのエリアに行くのではないか」

と、サルたちの動きを見ていましたが、気がつけば6月は終わり7月となっていました。

この春から初夏まで、サルたちを探しに山を登っていましたが、サクランボエリアは「険しい道のりを越えた場所」にあります。

言わば今シーズンは比較的「楽をさせてもらった」訳ですが、季節の変調に気がかりな点もあり、そういったもののしわ寄せが一気に「異変」に繋がりはしないかと懸念を感じます。

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「歯ものぞく」
気がつけば7月。と、上記で触れているように、ブログ担当者はまだまだ6月のつもりでいました。

そういや、7月だった。という事で、出産シーズンもこれで一通り終了です。

私の20年程になる勤務の中での記憶では7月の出産は2例程。

一番遅かったのは7月の後半で、24日くらいだったように思います。

サルたちの様子を見ていても、妊娠している可能性のあるメスはなく、この先産まれたにしても1頭か多くても2頭でしょう。

今のところ、最後の出産は6月16日(赤ちゃんは既に1週間程経過している様子)となっています。

今シーズンも多くの赤ちゃんが産まれて、公苑内はどこを見ても赤ちゃんが見える状態。

かわいらしい姿を楽しんでいただいたいですね。



動植物こらむ
第144回
トラツグミ

トラツグミ(虎鶫)
スズメ目ヒタキ科

全長:約30
夏鳥
生息域:本州、九州、四国の広葉樹林や低木
雌雄同色

夜中から朝方にかけて「ヒョー」「ピー」と鳴き、笛を吹くような、鳴き声に特徴のある鳥です。
公苑の周辺では、6月の半ばごろの朝方、遊歩道の中間地点で良く鳴き声が聞こえました。山の中であの鳴き声を聞くとチョットおっかないかもしれません。
古くから人の近くにいたようで、昔はその体の模様と不気味な鳴き声から「鵺鳥(ぬえどり)」と呼ばれていたようです。和歌集などでは「鵺鳥の〜」という枕詞が使われているものもあるようです。

4月から7月頃までは繁殖期にあたり、木の上に巣を作りこの時期の夜中によく鳴きます。

ミミズなどを食べるため、落ち葉の中で採食している姿を見かけるようです。体が虎模様なので落ち葉と同化してしまい、気付かないことも多いのだとか。こらむ担当も鳴き声は聞いたことがありますが、実際に姿を見たことはありません。
採食の際や歩行の際に独特のダンスをするようなので一度は見てみたいですね。